5年間追い続けてきた事件の真相と、「消しゴム事件」の全貌がついに明かされた最終話でした。
コミカルな雰囲気と重厚なミステリーが共存してきた本作らしく、最後は予想以上に苦く切ない結末が待っていました。
特に真犯人として浮かび上がった晋吾(矢本悠馬)の告白は衝撃的でありながら、彼が抱えていた苦しみも伝わってきます。
その一方で、四方田誠(佐藤二朗)と鈴木明日香(橋本愛)、そして音花(月島琉衣)の家族としての物語には温かな余韻も残りました。
ドラマ名:夫婦別姓刑事
放送局:フジテレビ
放送年月日:2026年6月23日
出演者:佐藤二朗、橋本愛、矢本悠馬、月島琉衣、斉藤由貴、坂東彌十郎、齊藤京子、中村海人、林裕太、竹原ピストル、清水美砂
離婚届より先に向き合うべきもの
アヤ:冒頭から離婚届まで出てきてびっくりしたよ。誠(佐藤二朗)がかなり追い詰められていたんだね。
リナ:音花(月島琉衣)が逮捕されたことで、自分を責めていたんだろうね。でもあの判断は冷静じゃなかったと思う。
ミユ:明日香(橋本愛)がすぐ受け取ったのも意外だったな。でも突き放したわけじゃなかった。
アヤ:むしろ「今やることじゃない」って言いたかったんだろうね。
リナ:あの二人らしいやり取りだった。感情的に見えて実は本質を見ていたのは明日香(橋本愛)の方だった。
ミユ:私は離婚を撤回する場面で少し安心したよ。ここで終わる関係じゃないと思っていたから。
アヤ:事件が終わっていないのに別れるなんて無理だよね。
リナ:夫婦というより、まず同じ事件を追う相棒だったことを思い出させる流れだった。
ミユ:だからこそ最後の家族の場面がより響いたんだと思う。
晋吾が抱え続けた歪んだ正義
アヤ:晋吾(矢本悠馬)が真犯人だったと分かった瞬間、本当に信じられなかったよ。
リナ:私も驚いたけれど、話を聞くと彼なりの理屈があったことも分かるんだよね。
ミユ:でも皐月(清水美砂)のことを思うと苦しかったな。ずっと自分を責めていたんだろうね。
アヤ:だからって人を殺していい理由にはならないよ。
リナ:もちろんそうなんだけど、彼は司法への絶望を抱えてしまった。そこが悲劇だったと思う。
ミユ:私は「これこそ本当の正義だ」という言葉が怖かった。信じ込んでいる感じがしたから。
アヤ:正義を語っているのに、どんどん人を傷つけていたのが皮肉だったよね。
リナ:理想が極端になると危険だという話にも見えたかな。
ミユ:だから最後の告白は衝撃だけじゃなく、やりきれなさも残ったよ。
誠の叫びが突き刺さった
アヤ:誠(佐藤二朗)が怒鳴った場面はすごかった。普段とのギャップもあって圧倒されたよ。
リナ:感情だけじゃなく、刑事としての信念が全部詰まっていたね。
ミユ:私は「自分の耳で聞きたかった」という言葉が印象的だったな。
アヤ:犯人を捕まえるだけじゃなく、真実を知りたかったんだもんね。
リナ:晋吾(矢本悠馬)は結果を重視していたけれど、誠(佐藤二朗)は過程も大切にしていた。
ミユ:だから二人の正義は最後まで交わらなかったんだろうな。
アヤ:抱きしめながら否定する場面も切なかったよ。憎んでいるわけじゃないんだよね。
リナ:むしろ大切な後輩だからこそ、全力で止めたかったんだと思う。
ミユ:あの場面がこのドラマの核心だったように感じたよ。
帰る場所がある幸せ
アヤ:終盤はかなり重かったのに、最後は少し救われた気持ちになったな。
リナ:音花(月島琉衣)の「帰れる場所がある」という言葉が象徴的だったね。
ミユ:あそこで明日香(橋本愛)に抱きつくのも音花らしくて微笑ましかった。
アヤ:誠(佐藤二朗)が少しすねていたのもいつもの感じで安心したよ。
リナ:事件は終わったけれど、家族の時間は続いていくという締め方だった。
ミユ:私は焼肉の場面も好きだったな。特別な夢じゃなくて日常の幸せを語っていたから。
アヤ:明日香(橋本愛)の言葉って独特だけど温かいんだよね。
リナ:壮大な理想ではなく、小さな幸せを大事にする結論がこの作品らしかった。
ミユ:最後まで笑いと涙が共存していて、素敵な終わり方だったと思う。
最終話は「消しゴム事件」の真相解明だけでなく、正義とは何かを問いかける物語でもありました。
特に晋吾(矢本悠馬)の告白と、それを受け止める誠(佐藤二朗)の叫びは強く心に残ります。
一方で音花(月島琉衣)が家族の居場所を見つけ、明日香(橋本愛)と誠(佐藤二朗)が日常の幸せを選んだラストには温かな救いもありました。
笑いと切なさを織り交ぜながら描かれたこの作品らしい結末だったと感じます。
「夫婦別姓刑事」はTVerで最新話が無料配信中、第1話からの全話視聴はFOD等で配信されています。












