名探偵のままでいて 第4話 感想・ネタバレ|楓を狙うXの正体と祖父が選んだ「恨みに流されない物語」

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孫娘が持ち込む謎を認知症の祖父(奥田瑛二)が解き明かしていく「名探偵のままでいて」第4話です。
黒い薔薇や脅迫電話に怯える楓(吉川愛)がついに何者かに襲われ、祖父(奥田瑛二)はストーカーを“X”と呼び、その正体を推理していきます。
しかし導き出された親バカさん(勝村政信)は、楓(吉川愛)を狙っていただけでなく、祖父(奥田瑛二)にとってあまりにも残酷な事実まで隠していました。
推理の鮮やかさだけでは終わらない祖父(奥田瑛二)の決断と、楓(吉川愛)を守ろうと動いた人たちの思いを振り返ります。

ドラマ名:名探偵のままでいて
放送局:テレビ朝日系
放送年月日:2026年8月7日
出演者:吉川愛、奥田瑛二、綱啓永、恒松祐里、高松アロハ、吉沢悠、大朏岳優、朝井大智、峯村リエ、勝村政信

黒い薔薇と「殺すよ」、日常が一気に恐怖へ変わる

アヤ:楓(吉川愛)が部屋の扉に黒い薔薇のブーケを見つけただけでも怖いのに、電話で「おかえりなさい、楓先生」でしょう。自分の行動を見られていると分かった瞬間の恐怖が強烈だったよ。
リナ:私は楓(吉川愛)が刑事の我妻(吉沢悠)と城之内(大朏岳優)に相談しても、現時点では何もできないと言われたことも怖かったな。危険を感じていても、すぐには守ってもらえない状況だからね。
ミユ:美咲(恒松祐里)が一緒にいてくれたことには少し安心したけど、それでも楓(吉川愛)は祖父(奥田瑛二)のところへ行って話したんだよね。眠っていても、そばにいるだけで安心できる存在なんだろうな。
アヤ:私は祖父(奥田瑛二)が眠っていると思っていたから、楓(吉川愛)が被害について話して帰ろうとしたところで襲われた瞬間、本当にまずいって焦ったよ。家のすぐ前でも安全じゃないなんて怖すぎる。
リナ:しかも犯人が外部から突然現れた人物ではなく、祖父(奥田瑛二)の家へ出入りできる可能性があるという点が重要だったね。安心できるはずの場所そのものに危険が入り込んでいたことになるから。
ミユ:私は両手と両足を縛られ、声まで出せない楓(吉川愛)が、祖父(奥田瑛二)の推理を聞くしかない状況が苦しかったな。助けを求められないぶん、おじいちゃん気付いてって願いたくなったよ。
アヤ:その状態で祖父(奥田瑛二)が「孫娘がストーカー被害にあっててね」って話し始めるから、楓(吉川愛)と同じように私まで耳を澄ませる気分になった。ここから推理で助けてくれるのかって期待したよ。
リナ:私は祖父(奥田瑛二)がストーカーを“X”と名付けたことで、恐怖の対象を推理すべき問題へ変えたように感じたな。感情に飲まれるのではなく、一つずつ条件を整理するところが探偵らしかったよ。
ミユ:でも今回はただ謎を解けば終わる話じゃなかったんだよね。楓(吉川愛)を守るための推理が、祖父(奥田瑛二)自身の大切な過去まで傷つける答えにつながっていたのがつらかったよ。

ヘアブラシからたどり着いたX、疑いがひっくり返る

アヤ:最初は足が速くて体力もありそうなソフトクリーム屋さん(朝井大智)が怪しいのかなって思わされたけど、祖父(奥田瑛二)がそこで決めつけなかったのがさすがだった。視点を変えるって大事なんだね。
リナ:私は楓(吉川愛)の連絡先が堂々と書かれている場所が祖父(奥田瑛二)の家だけだと考えたところが印象的だったな。そこからXを、この家に出入りする人物へ絞っていく流れに納得感があったよ。
ミユ:ヘアブラシに楓(吉川愛)の髪の毛が一本もないことまで気付いているのもすごいよね。普段の生活の中にある小さな違和感を覚えていて、それを孫娘を守る手掛かりに変えるのが頼もしかった。
アヤ:そこから親バカさん(勝村政信)の陸上経験や、口からするバニラの匂いまでつながっていくのには驚いたよ。何気なく見えていた情報が全部意味を持ち始める感じが気持ちよかったな。
リナ:私は決定的だったのは指紋だと思う。ヘアブラシから楓(吉川愛)の指紋しか出ず、この家で手袋をつけているただ一人の人物が親バカさん(勝村政信)だった。そこまで積み上がると疑いが一本につながるよね。
ミユ:でも私は、親バカさん(勝村政信)が楓(吉川愛)の被害内容を誰よりも知っていたことのほうがぞっとしたな。そばで親身に話を聞いているように見えた人が、実は全部知っていたなんて怖いよ。
アヤ:しかも娘の髪を自慢していたと思っていた話まで、実際は楓(吉川愛)の髪についてだったと分かるでしょう。今までの言動の意味が全部変わって見えるのが、この正体判明の怖いところだったよ。
リナ:私は祖父(奥田瑛二)が親バカさん(勝村政信)を疑いながらも、その場ですぐ感情的にならず推理を最後まで組み立てたことが重要だと思う。楓(吉川愛)の安全を考えれば、かなり危険な駆け引きだからね。
ミユ:楓(吉川愛)は縛られたまま全部聞いていたんだよね。信頼していた人の正体を知るだけでも怖いのに、祖父(奥田瑛二)まで目の前で危険になっていくから、どんな気持ちだったのか考えると苦しくなるよ。

「香苗は殺しました」祖父が突きつけられた残酷すぎる真実

アヤ:親バカさん(勝村政信)が「香苗という人間はそもそもこの世にいません」って言ったところだけでも混乱したのに、そのあと「殺しましたから」でしょう。ここまでの事件が一気につながって言葉を失ったよ。
リナ:祖父(奥田瑛二)は香苗が幻視かもしれないという疑念も持っていて、楓(吉川愛)へ話を振って表情を確認していたんだよね。自分の認知症も含めて、自分の認識そのものを疑っていたことが分かる場面だった。
ミユ:私はそこが一番切なかったな。祖父(奥田瑛二)は自分が見たものや覚えていることを信じ切れない不安を抱えながら、それでも真実を探していたんだよね。その答えがあまりにも残酷だったよ。
アヤ:しかも親バカさん(勝村政信)は楓(吉川愛)が香苗に似すぎているせいで自分を制御できなかったって言うんだよね。自分がしたことの原因まで楓(吉川愛)に向けるのは許せないって思った。
リナ:そこは私も責任転嫁に感じたな。親バカさん(勝村政信)が何を抱えていたとしても、香苗を殺害したことや楓(吉川愛)を狙ったことの責任が、楓(吉川愛)に移るわけではないからね。
ミユ:ただ、祖父(奥田瑛二)の気持ちを考えると怒りだけでは済まないよ。大切な娘を奪った人物が目の前にいて、さらに孫娘まで傷つけようとしているんだから、理性を保つこと自体がものすごく苦しかったと思う。
アヤ:だから祖父(奥田瑛二)があっという間に絞め技で反撃したところは驚いたよ。推理だけじゃなく強いの!?ってなったけど、あの状況なら楓(吉川愛)を守るためにも絶対に止めないといけないもんね。
リナ:私は四季(綱啓永)が楓(吉川愛)を助け、岩田(高松アロハ)が会話を録音していたことにも安心したな。祖父(奥田瑛二)がすべて一人で解決したのではなく、周囲も動いていたことが救いだったよ。
ミユ:楓(吉川愛)がみんなに守られていたことが分かるのはうれしかったな。でも祖父(奥田瑛二)だけは、事件を解決して終わりじゃないんだよね。娘を殺した人物と向き合った痛みは、この先も残ると思う。

腕を折らなかった祖父、その選択こそ名探偵だった

アヤ:親バカさん(勝村政信)を押さえながら、祖父(奥田瑛二)が“腕をへし折る物語”と“恨みに流されない物語”を選べるって言ったところ、推理以上にこの人の強さが出ていた気がするよ。
リナ:私はそこで“恨みに流されない物語”を選んだことが、この回の核心だったと思う。親バカさん(勝村政信)への怒りがないわけではなく、怒りを抱えたまま自分の行動を選んだところが重要なんだよね。
ミユ:娘を殺した人物なんだから、祖父(奥田瑛二)が憎むのは当然だと思う。それでも復讐する側にはならなかったのが苦しかったな。楓(吉川愛)の前で、自分まで恨みに飲まれたくなかったのかなって感じたよ。
アヤ:私は力を緩めた瞬間、親バカさん(勝村政信)がまた楓(吉川愛)へ向かおうとしたから、もう折っておけばよかったのにって一瞬思っちゃった。でも祖父(奥田瑛二)が選んだ意味はそこじゃないんだよね。
リナ:そうだと思う。相手がどう行動するかではなく、祖父(奥田瑛二)が自分自身をどう保つかという選択だったんじゃないかな。認知症への不安があるからこそ、自分の意思で選ぶことにも重みを感じたよ。
ミユ:そこへ岩田(高松アロハ)が止めに入って、“まどふき先生”と“俺が大好きな人の分”ってパンチを入れるでしょう。私は岩田(高松アロハ)もずっと抱えていた思いがあったんだって感じたな。
アヤ:四季(綱啓永)も楓(吉川愛)を助けていたし、最後は祖父(奥田瑛二)だけの戦いじゃなくなっていたよね。楓(吉川愛)の周りに守ろうとする人がちゃんといることが分かって少し安心したよ。
リナ:ただ、事件が解決したから祖父(奥田瑛二)の心も晴れるとは思えないな。香苗をめぐる真実を知ったことで、これまで曖昧だった記憶や認識とどう向き合うのか、新しい苦しさも生まれそうだよね。
ミユ:私はそれでも、楓(吉川愛)の名探偵でいてほしいな。記憶が揺らぐことがあっても、今回みたいに大切な人を守るため考え抜いて、自分の物語まで選べる祖父(奥田瑛二)なら大丈夫だと思いたくなったよ。

楓(吉川愛)を狙うストーカーの正体だけでなく、祖父(奥田瑛二)が抱えてきた過去まで一本につながる重い第4話でした。
特に心に残ったのは、娘を殺した親バカさん(勝村政信)への恨みを抱えながら、祖父(奥田瑛二)が“恨みに流されない物語”を選んだ場面です。
犯人を見抜く頭脳だけではなく、自分自身の怒りに支配されない強さまで示したからこそ、その決断が深く響きました。
明らかになった真実を楓(吉川愛)と祖父(奥田瑛二)がどう受け止めていくのか、次回も見届けたいです。

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