
第98回選抜高校野球大会第6日第2試合は中京大中京が帝京に延長10回タイブレークの末9―4で勝利。5回に追いつかれる激しい展開の中、再び主導権を取り戻した流れに注目が集まる一戦となった。
中京大中京の先制と上位打線 田中大晴と荻田翔惺の序盤
かこ:序盤は完全に中京大中京の流れだったよね。3回の満塁から荻田のタイムリーで先制して、そのままじわっと主導権握った感じ。
アルプスりん:あの満塁の場面、スタンドも一気に期待感高まってたと思う。そこからしっかり1点取るのが流れを作るよね。
ミオ:田中が4安打、荻田が3安打3打点。上位打線が途切れずに出塁していたのが、序盤の得点効率につながっている。
かこ:4回も森のタイムリー二塁打で追加して、5回には荻田の2ラン。少しずつ差を広げていく展開だったよね。
アルプスりん:派手すぎないけど、確実に押していく感じで、応援もリズムに乗っていく流れだったと思う。
ミオ:ただ満塁で1点止まりの回もあって、完全に試合を決めきったわけではなかった。その余白が後半につながっている。
帝京の5回裏 一気に4点で追いついた集中打の流れ
かこ:でも試合を一気に揺らしたのはやっぱり5回裏だよね。0―4から一気に追いついたのは流れが大きく変わった。
アルプスりん:あの回は完全に帝京の空気だったね。満塁になってからの一打ごとにスタンドもどんどん熱くなっていった感じ。
ミオ:安打だけじゃなくて、犠飛や四球を絡めて得点しているのが特徴的。効率よく4点を取っている攻撃だった。
かこ:一気に試合が振り出しに戻って、「ここからどうなるの?」っていう展開に変わったのが印象的だった。
アルプスりん:あの同点で完全に試合の温度が上がったよね。どっちの応援も声の大きさが変わってたと思う。
ミオ:中京大中京の先発・安藤がここで降板しているのもポイントで、投手交代を含めて流れがリセットされた場面だった。
太田匠哉の好投 同点後の帝京打線を封じた投手戦
かこ:そこから試合を壊さなかったのが太田だったよね。同点のまま終盤まで持っていったのが大きい。
アルプスりん:あの落ち着き方、スタンドから見ても流れを止めた感じがあったよ。帝京の勢いをスッと冷ました印象。
ミオ:5回途中から5回1/3で無失点、9奪三振、無四球。ストライク先行で相手に主導権を渡さなかったのが数字にも出ている。
かこ:帝京も7回や9回にチャンスはあったのに、そこを越えられなかったのが試合の分かれ目になったよね。
アルプスりん:チャンスで一気に盛り上がるけど、あと一本が出ないと一気に空気が止まる。その繰り返しだった気がする。
ミオ:最終的に13三振という数字もあって、4―4に追いついたあと攻撃をつなげられなかった要因は太田の投球にある。
延長10回タイブレーク 中京大中京の5得点と試合の決着
かこ:そして10回だよね。一気に試合を決めた攻撃だったけど、それまでの流れがあってこその5点だったと思う。
アルプスりん:無死満塁から始まって、あの一連の攻撃で一気にスタンドの空気が変わったよね。完全に流れを引き寄せた感じ。
ミオ:田中の適時打、半田の走者一掃の二塁打、さらに犠飛やセーフティーバントまで絡めている。多様な得点パターンだった。
かこ:長打だけじゃなくて、送りや細かいプレーも全部つながっていたのが、この回の強さだったよね。
アルプスりん:得点が重なるごとに応援もどんどん大きくなって、完全に押し切る空気ができていたと思う。
ミオ:この試合は10回の得点だけじゃなくて、同点後に太田で流れを止めて、再び攻撃をつなげた再起動の完成度が勝因だった。

