大阪桐蔭が熊本工に4―0勝利 川本晴大の完封と8回の加点が分けた第98回選抜高校野球大会

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第98回選抜高校野球大会第6日第1試合で大阪桐蔭が熊本工に4―0で勝利。川本晴大の完封と、7回まで1点差の接戦を動かした8回の攻撃が試合の鍵となった一戦を語る。

大阪桐蔭と熊本工 1点差で進んだ序盤の試合展開

かこ:初回の1点の取り方がすごく象徴的だったよね。仲原が出て、中西が送って、谷渕が返すっていう、最短距離で主導権を握った感じがあった。

アルプスりん:ああいう静かな先制って、スタンドもじわっとくるんだよね。派手じゃないけど、「流れはこっち」っていう空気がアルプスにも広がる感じ。

ミオ:しかも安打数も7対3で、序盤から打ちまくったわけじゃない。7回まで1点差だから、数字的にも完全な圧倒ではなかったのがポイントだと思う。

かこ:うん、だからこそ試合がずっと動きそうで動かない緊張感が続いてた。熊本工も崩れてないから、ずっと勝負の線が切れなかったよね。

アルプスりん:こういう試合って応援もずっと集中するよね。どっちに転ぶかわからない空気が球場全体に漂ってたと思う。

ミオ:堤も踏ん張ってたからね。7回2/3で3失点にまとめてるし、「打ち崩された」内容ではなかったのが試合を締めていた。

川本晴大の完封 投手力で止め続けた熊本工の好機

かこ:でもやっぱり流れを止め続けたのは川本だったよね。6回と7回、あれだけピンチ作られてもゼロで抑えたのは大きい。

アルプスりん:6回の初ヒットのあと、一気にざわついたよね。あそこは熊本工の応援も一気に勢い出てたし、球場の空気変わりかけてた。

ミオ:そこを抑えたのが価値だね。9回150球、3安打14奪三振。特にピンチで三振やフライで仕留めてるのが内容として強い。

かこ:7回の1死三塁も、完全に試合が動く場面だったのに、そこを断ち切ったのが試合の分岐点だった気がする。

アルプスりん:あの場面で抑えた瞬間、流れがまた大阪桐蔭に戻った感じあったよね。スタンドの雰囲気も一気に落ち着いたし。

ミオ:熊本工は2度チャンスを作ってるけど、そこで得点できなかった。逆に言えば川本が「最も揺れた回」をゼロにしたのが決定的。

8回の大阪桐蔭 打順全体で広げた3点目までの攻撃

かこ:やっぱり試合を決めたのは8回だよね。熊本工が攻めた直後に、すぐ大阪桐蔭が点を取り返した流れが大きい。

アルプスりん:あそこは完全に空気変わったよね。1点差のままだった緊張が、一気にほどけた感じがスタンドにもあったと思う。

ミオ:中島のヒットから小吹の送り、仲原のつなぎ、中西の適時打。さらに内海の内野安打と谷渕の犠飛。打順全体で点を取っている。

かこ:長打じゃなくて、全員でつないで広げていくのがすごく大阪桐蔭らしいよね。一つ一つ積み上げていく感じ。

アルプスりん:応援もそのたびに盛り上がるから、じわじわ相手にプレッシャーかけていく空気だったと思う。

ミオ:1―0のままだと熊本工にも現実味があったけど、この回で3―0にしたことで勝敗の確率は大きく動いた。

熊本工の攻撃と試合の決着 4―0に収束した終盤

かこ:熊本工も最後までチャンスは作ってたよね。でもあと一本が出ないというか、攻撃がつながりきらなかった。

アルプスりん:8回裏もチャンスで盛り上がったけど、けん制死で一気に空気止まったのが痛かったなあ。

ミオ:チーム14三振で、特に4番の井藤が無安打、7番の古賀が3三振。中軸から下位まで線にならなかったのが数字にも出ている。

かこ:9回の能戸のタイムリーも、流れを決定づける仕上げの1点って感じだったよね。試合を完全に閉じた印象。

アルプスりん:最後まで粘ってたけど、あの1点で完全に終わりの空気になったよね。スタンドも静かに締まっていった感じ。

ミオ:この試合は打ち勝ったというより、接戦をきちんと4―0に変えた試合。川本の投球と終盤の加点、その完成度が際立っていた。