第98回選抜大会で、昨春王者の横浜と昨夏王者の沖縄尚学が再び甲子園に帰ってくる。秋季大会では思うような結果を残せなかった両校だが、織田翔希や末吉良丞といった全国制覇を経験した投手が残る強豪。王者でありながら挑戦者として臨む今大会の見どころを語り合う。
第98回選抜大会で横浜と沖縄尚学が挑む「王者の逆襲」
かこ
横浜は昨春の選抜王者で、沖縄尚学は昨夏の甲子園優勝校なのに、秋はどちらも思うように勝てなかったんだよね。それでも第98回選抜大会に出てくるっていう流れが、なんだかドラマを感じるんだよなあ。
アルプスりん
しかも両校とも「王者」なのに挑戦者として甲子園に入る感じがいいよね。アルプススタンドから見たら、連覇を狙うチームが巻き返しに来る空気ってすごく独特で、球場の熱も上がりそう。
ミオ
戦力を見ると、やっぱり投手が残っているのが大きいよ。横浜は最速154キロの織田翔希、沖縄尚学は左腕の末吉良丞と右腕の新垣有絃。どちらも昨年の全国優勝を支えた投手だからね。
かこ
秋に苦しんだところから甲子園でどう立て直すかっていう展開は、高校野球らしいよね。2年半の中でずっと順調なチームなんてほとんどないし、ここで巻き返すのかって思うと楽しみ。
アルプスりん
王者が少し苦しんでから戻ってくる大会って、応援席もすごく盛り上がるんだよ。周りの学校も強豪ばかりだし、甲子園の雰囲気も一気にヒートアップしそう。
ミオ
しかもこの大会、山梨学院や大阪桐蔭、花巻東、九州国際大付といった強豪もいる。優勝争いの中心に横浜と沖縄尚学が入る可能性は十分あるよ。
横浜高校の春連覇へのカギ 織田翔希と打線強化
かこ
横浜は秋の関東大会で専大松戸に2―4で負けた試合が象徴的だったよね。10安打しながら15残塁で決定打が出なかった。流れをつかみきれなかったのが課題として残った感じ。
アルプスりん
でも主将の小野舜友、池田聖摩、江坂佳史の3人が並んだ上位打線は存在感あったよね。専大松戸戦でも10安打のうち7本がこの3人だったっていうのは、スタンドから見ても頼もしい感じ。
ミオ
ただ数字で見ると、その3人だけでは関東大会は勝ち抜けないというのも事実だね。打線の底上げと、織田翔希に続く投手陣の成長が大きなテーマになっている。
かこ
そこで期待されているのが新2年生の川上慧だよね。去年の甲子園では1年生でスタメンに入っていたけど、秋は3番を任されながら打率2割台で苦しんだ。
アルプスりん
甲子園でスタメンだった選手が次の春にどう変わるかって、応援席でもすごく注目されるところ。パンチ力のある左打者っていうのも、球場の空気を変える一打を期待したくなるよね。
ミオ
投手陣も織田だけじゃなく、小林鉄三郎や福井那留、それに野手の池田聖摩や林田滉生もマウンドに上がる。村田浩明監督は継投策を好むから、投手層の厚みは重要だ。
沖縄尚学の強力投手陣 末吉良丞と新垣有絃
かこ
沖縄尚学はやっぱり末吉良丞と新垣有絃の存在が大きいよね。昨夏の甲子園優勝を支えた2人が残っているっていうだけで、チームのストーリーが続いている感じがする。
アルプスりん
あの夏の試合って、アルプスの盛り上がりもすごかったんだよね。2人の投手がマウンドに立つと、スタンドの空気もぐっと引き締まるような感じがあった。
ミオ
成績も圧巻だった。末吉は34回で防御率1.06、奪三振39。新垣は22回で防御率0.82、奪三振24。直球は末吉が150キロ、新垣が146キロで、どちらも制球がいい。
かこ
ただ秋はさすがに疲れが出ていたんだよね。特に末吉は甲子園のあとU-18ワールドカップでも高校日本代表のエースとして登板していたから、コンディションが大変そうだった。
アルプスりん
それでもこの2人がいると、甲子園の雰囲気って全然違うと思う。スタンドも「またあの投手たちが投げるんだ」って期待感でいっぱいになる感じ。
ミオ
投手力だけなら横浜以上とも言える安定感がある。直球と変化球の両方で勝負できるタイプだから、大会でも試合を作る力はかなり高いよ。
初戦の相手と勢い 神村学園と帝京の注目カード
かこ
横浜の初戦は神村学園なんだよね。2023年と2024年に全国選手権で4強に入った学校だから、いきなり強豪との試合になるのが面白い。
アルプスりん
しかも同じゾーンに花巻東や智弁学園、花咲徳栄もいるんだよね。甲子園の常連校が並ぶブロックって、スタンドの雰囲気もすごく熱くなるんだよ。
ミオ
横浜の試合は大会第2日の第2試合。実は昨春に優勝したときと同じ日程なんだ。村田浩明監督も「勝ち上がれば強くなれる組み合わせ」と話している。
かこ
一方の沖縄尚学は開幕試合で帝京と対戦。16年ぶり出場の学校との試合って、開幕戦らしいドラマがありそうでワクワクするよね。
アルプスりん
開幕試合って独特の空気があるんだよね。スタンドも大会の最初の試合だから一気に盛り上がるし、勝てばそのまま勢いに乗れる感じがある。
ミオ
主将の山川大雅も、バッテリーを中心に序盤から自分たちのペースで進めたいと話している。投手力がある沖縄尚学にとっては、理想的な試合展開を作りたいところだね。
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