まずはサクッと結論:今回の23巻、転移迷宮編がクライマックス
ルーデウスたちがついにゼニスへ手を伸ばす大一番。ページをめくる手が止まらないタイプの濃度で、フジカワ ユカさんの筆致もさらに鋭く感じるはず。感情の振れ幅が大きいのに、無駄な煽りがなくて読みやすいのがうれしいところ。
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どんな雰囲気?
バトルは熱いのに、会話は静かで刺さる。パウロの一言一言が重くて、ページ越しに空気の温度が変わる感じ。緊張の糸が張り詰めたままなのに、ちょっとした仕草で優しさが染みるのずるい。
これまでのおさらいを軽く
序盤の放浪から学園編、そして転移関連の謎が深まった流れまで、コミックス・アニメ・小説どれで追っていても「積み上げてきた時間がいま効いてる」と実感しやすい展開。過去のイベントや配信トークで語られていた制作の熱量も、描線とコマ運びから確かに感じるはず。サントラや主題歌をプレイリストに入れて読み返すと、シーンの質感がふっと立ち上がってくるのが好き。
“セットリスト”風に推し見どころ
コミックスだけど、音楽ライブみたいに並べたら気分が上がるのでセットリスト風に。ネタバレは避けて雰囲気だけ。
- 【OP】緊迫の前奏:静けさが爆発の直前みたいに鼓動を速める
- 【Track 1】父と子のリフレイン:視線と台詞の間に挟まる信頼
- 【Track 2】迷宮の鼓動:ページの陰影が音圧みたいに押し寄せる
- 【Track 3】決意のブレイク:覚悟の一拍で全景が切り替わる
- 【Encore】届くか、その手:静かな余韻が胸の奥で鳴り続ける
紙をめくる音までリズムに感じるくらいテンポが良いので、夜更かし注意。
会場の臨場感、どこで感じる?
コマ割り=照明、効果線=轟音
光と影のコントラストがスポットライトみたいに焦点を作ってくれて、戦況の把握がしやすい。効果線が伸びる方向に視線が誘導されるから、アクションの流れが耳で聴こえるみたい。
台詞の間=静かな休符
激しさの直後に訪れる短い静寂が、台詞の重みを倍増。呼吸が合うとページ全体が急に近くなる。
特典・キャンペーンについて
店舗別特典は時期やお店で変わることが多いから、予約ページの更新欄をチェック推奨。カバーイラストや描き下ろしペーパーの有無、ポイント還元など、比較して選ぶのが正解。
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関連作に軽く触れる
原作小説の空気感はそのままに、コミカライズは表情と沈黙の使い方が秀逸。アニメ版のバトルBGMや主題歌も相性が良くて、通学のときに流すと気持ちの切り替えがいい感じ。イベントや配信でのキャストトークを思い出しながら読むと、キャラ同士の距離がより立体的に伝わってくる。
こんな人に刺さる
- 親子の信頼や覚悟みたいな、言葉にしづらい感情の揺れをじっくり味わいたい人
- アクションの“流れ”まできれいに追いたい人
- アニメ・サントラと一緒に作品世界へ沈みたい人
基本情報
- 作品名:無職転生~異世界行ったら本気だす~ 23(MFコミックス フラッパーシリーズ)
- 著者/編集:フジカワ ユカ(著)、理不尽な孫の手(原作)、シロタカ(原案)
- 出版社:KADOKAWA
- 発行形態:コミック
- ページ数:164p
- レーベル:MFコミックス フラッパーシリーズ
- ISBN:9784046850140
- 発売日:2025年08月22日
あらすじ(要約)
転移迷宮の奥で、ゼニスの行方にようやく手が届く局面へ。ルーデウスとパウロは、それぞれが背負ってきた時間と想いをぶつけ合うように、覚悟を確かめながら前へ進む。戦いの激しさは増す一方で、家族を想う気持ちはさらに濃くなる。選び取った信頼と決意が、次の一歩を照らすクライマックス。
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