七つ屋志のぶの宝石匣(25)は、梅雨空みたいに心模様も揺れる最新巻。

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「七つ屋志のぶの宝石匣(25)」が2025年9月12日に発売されるよ。100回以上の連載を重ねて、いまや宝石×人間模様の物語として定番になったこのシリーズ。今回も志のぶの“宝石の気を読む力”が、新たなドラマを生み出してる。

華やかなブライダルシーズンの裏側

「6月の花嫁は幸福になる」という言葉どおり、婚約や結婚指輪の需要はピーク。顕定が働くデュガリーも、志のぶが店番をする倉田屋も大忙し。でも志のぶの目には、光と一緒に「悪い気」も映る。幸せの象徴のはずの指輪が、逆に心を重くさせる瞬間があるのが切ない。

志のぶの感受性が生む緊張感

明るい笑顔の裏で、宝石が伝える違和感。読者は志のぶと同じように「この先どうなるんだろう」と不安と期待が入り混じる気持ちになる。軽快に読めるのに、静かに刺さる余韻があるのが、このシリーズらしいところ。

家族の問題も動き出す

今回は志のぶの父・英二に再婚の噂まで浮上。家族の関係って、宝石以上に複雑で扱いが難しい。英二と百合江の行方は、志のぶにとっても避けられないテーマになりそう。

人間模様と宝石ミステリーのバランス

キラキラした宝石の世界に人の欲望や秘密が重なると、不思議と現実感が出る。ジュエリーの知識が物語に自然に溶けこんでて、楽しみながら学べるのも魅力のひとつ。

シリーズファンも、これから読む人も

宝石の力を通して「人の心の影」を描くこのシリーズ。1巻からの積み重ねを知っていると深みが増すけど、今巻から読んでも“宝石と人の関わり”がテーマだからすっと入れる。恋愛も家族も仕事も、リアルな悩みが散りばめられてるから、どの世代でも共感できると思う。

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基本情報

  • 書名:七つ屋志のぶの宝石匣(25) (KC KISS)
  • 著者/編集:二ノ宮 知子(著)
  • 発売日:2025年9月12日
  • 出版社:講談社

あらすじ(要約)

ブライダルシーズンで指輪の取引が増える中、志のぶは宝石に宿る「悪い気」を感じて気持ちが揺らぐ。さらに、離婚した父・英二に再婚の噂が立ち、家族の関係にも変化の兆しが――。幸せの象徴とされる宝石が、時に人の心の影を映し出す。シリーズ25巻目も、人間模様と宝石ミステリーが交差する緊張感あふれる物語になっている。