3月のライオン 18巻（ヤングアニマルコミックス）発売日・予約情報まとめ

「3月のライオン」ってどんな作品？

将棋マンガって聞くとちょっと難しそうって思うかもしれないけど、この作品はぜんぜん違う。
羽海野チカ先生が描く「3月のライオン」は、勝負だけじゃなくて、人と人がつながっていく温かさがすごく大事に描かれてるんだよね。
主人公の桐山零は、幼い頃に家族を事故で失って、心に深い傷を抱えたままプロ棋士になった高校生。
孤独とかプレッシャーとかに押しつぶされそうになりながらも、棋士として生きていく姿がめちゃくちゃ切なくて、でも目が離せなくなるんだ。
将棋の世界の厳しさをリアルに見せてくれる一方で、ほんの小さな日常のぬくもりも丁寧に描いてあって、読んでてすごく癒される。
泣けるし笑えるし、心がぎゅっとなる瞬間も多いから、ただの将棋マンガじゃないってすぐにわかるよ。

序盤のストーリーをサクッとおさらい

1巻から3巻あたりの序盤は、零が孤独を抱えて毎日を必死で生きてるところから始まる。
自分の居場所を見つけられない零が出会ったのが、川本家の三姉妹。
おっとりして優しい長女のあかり、明るくて芯の強い次女のひなた、そして天真爛漫な三女のモモ。
彼女たちとの出会いは、零にとって大きな転機で、少しずつ「自分の居場所」を見つけていくきっかけになるんだよね。
将棋の対局はもちろん真剣で重たい空気が流れるんだけど、川本家でのごはんのシーンとか、笑い合う日常が挟まることで、読んでる側もホッとできる。
この「重さ」と「やさしさ」のバランスがすごく心地よくて、作品の世界に自然と引き込まれちゃう。

キャラクターの魅力

零はまだまだ不器用で、誰かに頼ることが苦手な少年。
でも、川本家の人たちや同じ棋士の仲間たちと過ごすうちに、少しずつ心を開いていく。
そんな零を支えるひなたは、学校でいじめを受けても決して負けない強さを持ってるし、その姿は読者にとっても勇気になるんだよね。
島田は零の師匠的な存在で、身体の不調を抱えながらも棋士として挑戦を続ける人。
彼の姿は、将棋をただの勝負じゃなくて「生き様」として見せてくれる大切な存在なんだ。
一人ひとりがすごく人間らしくて、応援したくなるキャラばかりだから、将棋を知らなくても絶対に感情移入できる。

最新刊・18巻の見どころ（発売日：2025年9月29日）

そしてついにやってくる最新刊「3月のライオン 18巻」。
発売日は2025年9月29日。
今回のメインは「獅子王戦挑戦権」をかけたトーナメントで、零と島田の直接対決が描かれる予定なんだ。
師弟関係にある二人が本気でぶつかる一局なんて、想像しただけで胸が熱くなる。
対局を前に、零は研究に没頭しすぎて疲れてるし、ひなたとは久しぶりに再会するシーンもある。
一方で島田は、対局の当日もいつもと変わらない朝を過ごそうとするけど、出発直前から小さなトラブルが重なってしまう。
定刻に間に合うのかどうかっていうドキドキ感もあって、盤上以外のドラマも盛り上がりそう。
「じゃあ始めようか」っていう言葉とともに幕を開ける師弟の一局は、間違いなく大きな転機になりそう。
ここまで積み重ねてきた零の成長がどう試されるのか、ファンの期待も最高潮って感じだよ。