「黄泉のツガイ」ってどんな作品?
『黄泉のツガイ』は、『鋼の錬金術師』や『銀の匙』で知られる荒川弘先生が描く、圧倒的スケールのダークファンタジー。
田舎の山奥で暮らす少年・ユルと、地下に閉じ込められていた双子の姉・アサ。
ふたりの「ツガイ(つがい)」と呼ばれる不思議な存在との絆、そして村の秘密を巡る物語が、壮大に展開していく。
最初は静かな田舎の話かと思いきや、次々と明かされる禁忌や陰謀に引き込まれるスピード感がすごい。
バトルも緊迫してて、でもどこか“人間らしさ”が根底にある。荒川先生らしい“命”の物語なんだ。
序盤(1〜3巻)のあらすじで世界に入り込もう
主人公のユルは、人里離れた村で姉・アサを守りながら暮らしていた。
ある日、外の世界から“政府の人間”がやってきて、姉を「危険な存在」として連れ去ろうとする。
そこでユルが解き放ったのが、自身の「ツガイ」。
ツガイとは、異形の姿を持ち、人間と契約して力を貸す存在のこと。
ユルとアサ、そして彼らを取り巻くツガイたちの戦いが幕を開ける。
序盤では“家族を奪われた少年の怒り”がテーマなんだけど、そこに重なるのが「善と悪」「信仰と支配」「生と死」。
ただのバトル漫画じゃなく、世界の仕組みそのものに踏み込むようなストーリーが待ってるんだ。
黄泉のツガイ(11)巻の発売日&注目ポイント!
最新刊『黄泉のツガイ(11)』は、2025年11月12日(水)にスクウェア・エニックス「ガンガンコミックス」から発売予定!
今回も壮絶なツガイバトルと、東村を巡る衝撃の真実が描かれるみたい。
東村と影森家が手を組むことになり、ユル、ハルオ、ロウエイたちは“謎多き西ノ村”の情報を求めてヤマハおばあを訪ねる。
東村の真の姿、長い歴史、そして村民たちに根付く純然たる悪意…。
理不尽と対峙するユルが、自らの意思で「東村との決別」を叫ぶ展開はまさに激アツ。
さらに、行方不明だったイワンの消息もついに動き出す…!?
“天に落つ、地から溢れる意の力”というキャッチコピーからも分かる通り、物語は大きな転換点を迎えそう。
強肉強食のツガイバトルが、ますます加速していく予感しかない!
荒川弘作品らしい“人間ドラマ”が胸にくる
『黄泉のツガイ』の魅力は、バトルの迫力だけじゃなくて、キャラクターたちの信念や感情のぶつかり合い。
「正しいこと」を信じる人たちが、それぞれ違う方向を向いてるのがリアルで、どの立場にも共感できる。
荒川先生特有のユーモアも健在で、重いテーマの中にもクスッと笑える瞬間があるのがうれしい。
読んでると、“命をどう生きるか”を考えさせられるような深さがあるんだ。
こんな人におすすめ!
- 『鋼の錬金術師』や『銀の匙』が好きな人
- バトル×ミステリー×神話的設定が好きな人
- 人間ドラマの濃いファンタジーが読みたい人
- 一筋縄ではいかないストーリー展開が好きな人
- “ツガイ”という設定に惹かれた人
予約はこちらから!
『黄泉のツガイ(11)』は2025年11月12日発売予定!
紙版・電子書籍版ともに予約が始まってるから、気になる人は今のうちにチェックしておこう!

