シリーズ全体の魅力をざっくり♡
「神聖ローマ帝国 三十年戦争」は、“歴史そのものが燃え上がる瞬間”を体感できるような圧巻の歴史コミックなんだよね。作者は「センゴク」でおなじみの宮下英樹先生。あの10,000,000部突破の超人気シリーズで見せた「人物の深堀り」「戦争のダイナミズム」「政治の裏側の読み解き力」が、このシリーズにも全開で詰め込まれてる感じ。
歴史知識がなくても読みやすいし、逆に歴史好きの人が読んでも「こんな描き方あるんだ…!」って新鮮に感じるほどの濃さ。キャラの心理描写、国同士の複雑な関係、戦争の空気感まで緻密に描かれていて、歴史コミックとしての完成度がめちゃ高いのが魅力だよ。
しかも三十年戦争って、ヨーロッパ史の中でも「宗教」「権力」「民族」「外交」が全部絡みまくる超複雑な時代だから、読めば読むほど面白さが積み上がるタイプの作品なんだよね。
序盤(1〜3巻相当の世界観)に入りやすいポイント
このシリーズの序盤は、神聖ローマ帝国内での勢力同士の火花が散り始めるところからスタートするんだよね。皇帝権をめぐる対立、プロテスタントとカトリックの宗教問題、各領邦が抱える思惑…。けっこう難しそうに見えるけど、この作品は人物や勢力の立場が丁寧に描かれてるから意外とすんなり入っていけるの。
フェルディナントやフリードリヒ五世といった主要人物の背景もしっかりと“物語”として描かれているから、「誰が何を狙ってるの?」っていうのが自然と理解できるし、単に歴史の事件を追うんじゃなくて“動かしているのは人間だ”っていう実感が湧く構成になってるのが強み。
戦争の前兆、外交の駆け引き、宗教対立の緊張感など、1〜2巻の段階で三十年戦争の渦に引き込まれるような重厚な雰囲気が作られていて、歴史ものが初めての人でも意外と読みやすいと思う。
神聖ローマ帝国 三十年戦争 第3巻|発売日と期待ポイント
神聖ローマ帝国 三十年戦争 第3巻の発売日は
2025年11月27日!
レーベルは歴史群像コミックス、出版社はワン・パブリッシング。
「歴史群像」本誌での連載も好評で、今回待望の単行本第3巻として登場するよ。
第3巻では、皇帝となったフェルディナントがついに動き出すフェーズに突入。
対立姿勢を明確にするボヘミア王フリードリヒ五世を追い落とすために、バイエルンやザクセンへ接近する政治戦が加速していく展開になりそう。
さらにフリードリヒ側も劣勢を覆すための新たな策を用意して対峙するから、物語の緊迫感は前巻以上に高まる予感…!
スペイン、フランスといった外国勢力まで巻き込んでいく構図は、まさに三十年戦争らしい“多国間の渦”そのもの。第3巻はその渦が一気に形を成していく大きな転機になりそうだよね。
発売前でストーリーの詳細はまだ分からないけど、政治・宗教・外交・権力が衝突し合う歴史ドラマとして、確実に読み応えある巻になりそう。特にフェルディナントとフリードリヒの対立はクライマックスに向けてどんどん熱量が上がるはずだから、歴史好きとしては期待しかないよね。
この作品の推しポイント♡
・史実を深く掘り下げながらも読みやすい構成
・人物の心理がしっかり描かれていて感情移入しやすい
・歴史の“背景”が分かるから理解が深まる
・外交・宗教・軍事が絡むドラマ性が圧倒的
・宮下英樹先生ならではの迫力ある描写
・歴史初心者でも読み進められる丁寧さ
こんな人におすすめ!
- ヨーロッパ史に興味がある人
- 歴史コミックが好きな人
- 重厚なストーリーをじっくり読みたい人
- 宮下英樹先生の作品が好きな人
- 政治・戦略・外交が絡む物語が好きな人

