“なつのの京”って、じんわり心に染みるんだよね…！
「なつのの京 : 父のソナタ」って、読むたびに気持ちの奥のほうがふわ〜っと温かくなるタイプの作品で、静かなのに存在感がめっちゃ強いんだよね。
キャラの表情や空気感の描かれ方がすごく丁寧で、祇園の街並みにふわっと包まれているような読み心地がクセになる感じ。
なつのは、生まれつき「人から音楽が聞こえる」っていう不思議な能力を持ってるんだけど、それがただの設定じゃなくて、物語の感情の動きにじゅわ〜っと絡んでくるのがホントに良いの。
人の気持ちがメロディーで伝わってくるから、普通の会話以上に“その人の心”に触れてる感じがして、読んでるこっちまで胸がきゅっとなる瞬間がいっぱいあるんだよね。
そして今回のなつのの京（3）祇園ラプソディは、前巻でついにお父さんと再会したなつのが、“近江乃のおかあさん”としてさらに魅力を増していくタイミング。
祇園の街でいろんな人と関わりながら、それぞれの人生の旋律が交わって、物語に深みと余韻が生まれていくのがこの作品のすごいところだと思う。
1〜3巻あたりの序盤ってどんな雰囲気？入りやすい？
序盤の流れはすごくシンプルで読みやすくて、むしろ“気づいたら世界観に浸りきってた”ってなるタイプなんだよね。
1巻では、なつのの不思議な能力と、祇園の街の人たちの“音”を通じたつながりが少しずつ見えてきて、ほのぼのしつつも切なさが漂う空気感がとても心地いいの。
父との距離感、過去の想い、そして“近江乃”という場所に流れる静かなドラマが少しずつ形になってくる感じで、読者の気持ちをじわ〜っと引き寄せてくる。
2巻になると、なつの自身の感情の動きがより繊細に描かれていて、キャラ同士の縁が深まっていくのがわかるんだよね。
祇園に暮らす人たちの日常や、それぞれの抱える想いが音となって響いてくる描写がすっごく綺麗で、読む手が止まらなくなる。
そして、今回のなつのの京（3）祇園ラプソディは、その流れを受けてさらに厚みが出てきそうな巻で、祇園で交差する人生模様がどう広がっていくのか、めっちゃ期待が高まる感じ。
豪華ゲストとの対談が巻末収録予定っていうのもファン的には見逃せないポイント！
祇園にあふれる“音”が物語を彩ってくれる
なつのが聞く“音楽”って、ただのファンタジーな設定じゃなくて、そこに込められた人の感情や背景をそっと浮かび上がらせる役割になってるのが本当に好きなんだよね。
喜びの音、寂しさの音、困っているときのざわざわした音、恋の音、家族の音。
祇園という舞台だからこそ、ひとりひとりの“音”がより鮮やかに感じられて、読んでる側まで心が揺さぶられる瞬間がある。
伝統の街の静けさと、そこに流れる人々の旋律のコントラストがほんと綺麗で、3巻でもその世界がさらに深く広がっていきそうでワクワクする。
なつのの京（3）祇園ラプソディ 発売日＆予約情報
発売日は 2025年11月28日頃！
書籍扱いコミックス単行本なので、発売日のブレが少しありそうだけど、予約しておけば安心だよ。
今回は対談収録もあるし、シリーズの転機っぽい巻になりそうだから、発売日に確実に読みたいなら予約しておくのがベストかも。
検索でも「なつのの京 3」「祇園ラプソディ 予約」「わたせせいぞう 新刊」あたりが伸びてきてるぽいし、注目度も高め。
こんな人におすすめ！
- 静かで深い物語が好きな人
- 人の感情を丁寧に描いた作品が刺さる人
- 京都・祇園の空気感や景色が好きな人
- 落ち着いた作風をじっくり味わいたい人
- わたせせいぞう作品のファン
