焼き鳥屋×バニーガールの恋物語ってだけで気になるんよ
「ピッコリーナ」って一回読んだら空気感が忘れられないタイプの作品。
あの静かでじんわり染みる恋愛、煙と照明の匂いが混ざるような夜の感じ、会話の温度…全部がリアルで心に残るんだよね。
焼き鳥屋で働く朗(あきら)と、バニーガールの峰香(ほうか)という出会い方もドラマチックで、「現実のちょっと横にある恋」って雰囲気がめっちゃ刺さる。
ただ可愛いだけじゃなくて、切なくて、時々笑えて、ちょっと大人。
そういう恋の温度感が好きな人にほんと合う作品だと思う。
今回のピッコリーナ 続の1は、単行本1~2巻の続きの物語にあたる位置づけで、青騎士19〜22号掲載分「朗の告白」3部作を丸ごと収録。
発売日は2025年12月10日頃とされていて、もう静かに期待して待ってる人多い印象。
序盤の空気感をサラッとまとめると…
1〜3巻…と言いたいところだけど、元々連載と単行本構成が少し特殊で、まず最初の2冊で朗と峰香の距離感がじっくり描かれていく。
焼き鳥屋の炭の匂い、店のカウンターの狭さ、深夜の会話。その全部が恋の足音になっていく感じが良い。
派手な展開よりも、心の変化や間の取り方が作品の魅力で、気づけば読者自身が店の常連みたいな気持ちでページをめくってる。
恋に踏み出せそうで踏み出せない、その微妙な距離にキュッと胸掴まれるタイプのラブストーリー。
続の1(新刊)収録内容と見どころ
今回の収録は、「朗の告白」3部作。
朗が本気で気持ちを伝えようとする流れは、物語でもかなり大きな節目になりそう。
そして何より気になるのは、
峰香の周りに彼女の“影”のように存在する4人のバニーガール。
彼女は誰で、何を抱えて、なぜ似た子たちが増えていくのか。
ちょっとミステリーみたいな香りする部分が、恋の甘さと相性良くてクセになるんだよね。
さらに今回はA4サイズのほぼ原寸大原稿収録という豪華仕様。
線の筆圧や空気を切る描写までダイレクトに感じられるから、作品世界に没入しやすい一冊になるはず。
こんな人におすすめ!
- 静かに沁みる恋愛作品が好き
- 夜と店の灯りの雰囲気が好き
- バニーガール×焼き鳥というギャップに惹かれる
- 恋の距離感にドキッとしたい
- 作画の細部まで味わえる大判本を求めてた
