この作品、ゆるいのに刺さる感じが最高なんだよね
「ざつ旅ーThat’s Journey-」って、タイトルどおり“ざつ”に旅してるだけなのに、なぜか読後に気持ちが軽くなる不思議な作品。
観光ガイドみたいに丁寧すぎないし、劇的な事件が起きるわけでもないのに、「あ、こういう時間いいな」って思わせてくれる空気感がほんと強い。
旅×日常×創作っていう組み合わせが絶妙で、頑張りすぎてちょっと疲れてるときに読むと、心にスッと入ってくるタイプ。
だからこそシリーズを追ってる人も多くて、最新刊 ざつ旅ーThat’s Journey- 14 も発売前から安定して注目されてる感じ。
ここまでの流れを軽くおさらいすると
主人公は新人漫画家の鈴ヶ森ちか。
単行本は出たものの、売れ行き次第で打ち切りの不安が常につきまとう、リアルすぎる立場なんだよね。
「旅に出る理由」もめちゃくちゃ等身大で、
・ネタが浮かばない
・気分転換したい
・とりあえずどこか行きたい
みたいな、誰でも一度は思ったことある動機ばっかりなのが親近感すごい。
行き先も、ガチ観光地より「そこ行く?」って場所が多くて、そのゆるさが逆に楽しい。
旅先で何か大きな答えが出るわけじゃないけど、少しだけ気持ちが整理される、その過程が丁寧に描かれてるのがこの作品の魅力なんだよね。
ざつ旅ーThat’s Journey- 14 で描かれるポイント
最新刊 ざつ旅ーThat’s Journey- 14 では、ちかだけじゃなく、担当編集の彩の心情にもスポットが当たるのが印象的。
ちかが前に進んでいく一方で、彩は
「自分はちゃんと支えられているのか」
「置いていかれるんじゃないか」
って不安を抱えていて、その距離感がすごくリアル。
そんな二人が《一緒に頑張るため》に向かう埼玉旅行で、何を感じて、何を持ち帰るのか。
派手な展開じゃないのに、関係性の変化がじんわり描かれそうで、ここはかなり見どころになりそう。
さらにこの巻では、佐賀県・埼玉県・福井県の旅を収録予定。
場所のチョイスも相変わらず渋くて、「次の休みここ行ってみたいかも」って気持ちになるやつ。
発売日と予約情報
ざつ旅ーThat’s Journey- 14 の発売日は、2025年12月27日頃予定。
年末のちょっと落ち着いたタイミングで読むには、かなり相性いい巻になりそう。
シリーズを追ってる人はもちろん、途中から止まってる人も、この巻は人間関係の面で転機になりそうだから、まとめ読み再開にもおすすめ。
こんな人におすすめ!
- ゆるい旅マンガが好きな人
- 創作の悩みや不安に共感しがちな人
- 派手じゃないけど心に残る作品を読みたい人
- 人間関係の距離感を丁寧に描く話が好きな人
- 読んだあと少し気持ちが軽くなりたい人
予約はこちらから
ざつ旅ーThat’s Journey- 14|楽天ブックスで予約する
ざつ旅ーThat’s Journey- 14|Amazonで予約する

