まず言わせて…「しのびごと」、静かに刺さるのが強すぎる
「しのびごと」って、ジャンプコミックスの中でもちょっと空気違う系で、派手なバトルだけじゃなくて感情の積み重ねがめちゃくちゃ丁寧なんだよね。
忍者ものではあるんだけど、ゴリゴリの忍術バトルというより、人と人との距離感とか、守るってどういうこと?みたいなテーマがずっと芯にある感じ。
主人公ヨダカの不器用さとか、考えすぎちゃうところとか、読んでると「わかる……」ってなる瞬間が多くて、気づいたら感情移入してるタイプの作品。
そこにアオイとの関係性が絡んでくるから、戦いと日常のバランスがちょうどよくて、読後の余韻も強めなんだよね。
1〜3巻あたりの序盤をざっくり振り返ると
序盤は、ヨダカが忍としての任務を背負いながら、アオイのそばで日常を過ごしていく流れが中心。
忍であることを隠しながら、普通の学生生活っぽい時間を送るっていう、この二重構造がまず面白い。
1〜3巻では、派手な展開よりも「守る側」としての葛藤や、感情を抑えることへのしんどさがじわじわ描かれていく感じ。
ヨダカが何を大事にしていて、どこで迷っているのかが丁寧に積み上げられるから、後の展開がより重く刺さる構成になってるのが印象的。
アオイとの距離も、この時点ではまだ微妙にすれ違ってて、「言えない」「踏み込めない」空気感が続くのもリアルで、静かに心に残るんだよね。
しのびごと 6 は感情面で大きく動きそう…!
今回のしのびごと 6は、あらすじからしてかなり重要な巻になりそうな雰囲気。
約束を果たすためにアオイを誘って夏祭りに行く、っていうだけで「え、日常回?尊いの来る?」ってなるのに、そこでヨダカが彼女への想いに一つの答えを見つけるって、もうそれだけで情緒が追いつかない。
ただ、素直に進ませてくれないのがこの作品。
感情と情報の整理が追いつかずに知恵熱を出すっていう描写もヨダカらしすぎるし、その直後にアオイを狙う抜け忍軍団の急襲が来るの、落差がえぐい。
夏祭りという一番平和でキラキラした舞台と、忍の世界の非情さがぶつかる展開になりそうで、ここは物語の転機になりそうな予感しかしない。
ヨダカが「忍として」「一人の人間として」どんな選択をするのか、かなり注目ポイントだと思う。
発売日・基本情報まとめ
しのびごと 6
発売日:2026年01月05日
レーベル:ジャンプコミックス
出版社:集英社
年明けすぐの発売だから、続きが気になってた人には最高のタイミング。冬休み明けに読むにはちょっと情緒揺さぶられそうだけど、それも含めて楽しみな一冊。
こんな人におすすめ!
- 忍者×日常のギャップに弱い人
- 静かに感情が積み上がる作品が好きな人
- 恋愛要素が重すぎず、でもちゃんと刺さる作品を探してる人
- 主人公の内面描写をじっくり追いたい人
- ジャンプ作品でも少し落ち着いた雰囲気が好きな人

