まず、この作品の空気感が他と違いすぎる…
「十字架のろくにん」は、いわゆるスカッと系とか王道バトルとは全然違って、読んでると胸の奥がじわっと重くなるタイプの復讐サスペンス。
「人は、殺してもいい?」っていう問いを真正面から投げてくる感じで、ページをめくるたびに感情が削られていくのに、なぜか読むのを止められないんだよね。
暴力も感情も一切ごまかさない描写が続くから、軽い気持ちで読むと普通に心持ってかれる。でもその分、キャラの選択や覚悟が刺さりまくって、読み終わったあとしばらく余韻が残るタイプの作品。
「別マガ」発の中武士竜先生が描く世界観が、とにかく濃くて、静かな狂気がずっと漂ってる感じがクセになる。
そんな中で発売される十字架のろくにん(23)は、これまで積み重ねてきた復讐と混乱が、さらに一段ギアを上げてきそうな雰囲気で、発売前からかなり注目されてる巻なんだよね。
序盤〜中盤までの流れをざっくり掴みたい人向け
物語の中心にいるのは、壮絶な過去を背負った主人公・俊。
彼の人生は、理不尽な暴力と裏切りによって徹底的に壊されていて、そこから「復讐」というただ一つの目的だけを支えに生きていく流れが、物語の軸になってる。
序盤では、復讐相手たちの異常性や、俊自身が少しずつ“普通”から外れていく様子が描かれていて、読み進めるほど「これ、どこまで行くんだろ…」って不安になる感じ。
でもその不安があるからこそ、ページを閉じられなくなるんだよね。
巻を重ねるごとに、単なる個人的な復讐じゃなくて、街全体や組織を巻き込む大きな混乱に発展していって、物語のスケールもどんどん拡大。
処刑ゲーム、歪んだ正義、暴走する思想…全部が絡み合って、読者のメンタルを試してくる展開が続いてる。
十字架のろくにん(23)で描かれそうな緊張感
23巻では、麗央が引き起こした混乱の中で、俊たちが命からがら処刑ゲームを脱出した直後から物語が進んでいく流れ。
一度は逃げ延びたはずなのに、俊は再び復讐心の炎を取り戻して、自ら死地へと戻っていくっていう展開が、もう不穏すぎる。
街では機動隊と革命倶楽部の攻防で騒然としていて、社会そのものが壊れかけている状況。その裏側で、俊は“悪”の化身のような存在になり、宿敵と再び対峙することになるみたい。
ここまで来ると、「正しい」とか「間違ってる」とか簡単に言えなくて、ただただ息を詰めて見守るしかない感じになりそう。
23巻は、俊というキャラクターの在り方が大きく変わる転機になりそうな雰囲気もあって、シリーズを追ってきた人ほど感情を揺さぶられそうな一冊。
発売日と予約情報はここ要チェック
十字架のろくにん(23)の発売日は 2026年01月08日。
年明けすぐの発売だから、うっかり忘れがちだけど、続きが気になってる人は今のうちに予約しておくと安心。
KCデラックスは発売後に一気に在庫動くことも多いし、電子派・紙派どっちでも発売日に確実に読みたいなら、事前予約が安定だと思う。
こんな人におすすめ!
- 重めで救いのない復讐サスペンスが好き
- 人間の闇や狂気を描いた作品に惹かれる
- 主人公が壊れていく過程をしっかり描く物語が刺さる
- 簡単な勧善懲悪じゃ物足りない
- 読後に感情を引きずる漫画を求めてる

