「朝食会」ってどんな作品?
『朝食会』は、渡邊ダイスケさん原案・小林拓己さん作画による、復讐をテーマにした衝撃のサスペンスコミック。
『外道の歌』シリーズのスピンオフとして描かれていて、加世子という女性を中心に、被害者が立ち上がるもうひとつの物語が展開されている。
暴力や犯罪がテーマなんだけど、ただの復讐劇じゃなくて「被害者の痛み」や「正義のあり方」をリアルに描いてるのがこの作品のすごいところ。
人の心の深い闇と、そこに差し込む一筋の光。
読めば読むほど、登場人物たちの“生き様”に引き込まれていく。
序盤(1〜3巻)のあらすじと世界観
最初の頃は、主人公・榎加世子が「朝食会」という組織に出会うまでのストーリー。
彼女はある事件の被害者たちの現状を知って、復讐を支援する秘密組織「朝食会」に入会することになる。
依頼人たちは深い傷を抱えていて、そこに手を差し伸べる“朝食会”の存在が彼らの人生を大きく変えていくんだ。
ただの勧善懲悪じゃなく、復讐を通じて見えてくる人間の業や欲望がめちゃくちゃリアル。
1〜3巻の時点で既に張りつめた緊張感がすごくて、どの話も読後にズシッとくる。
『外道の歌』や『善悪の屑』を読んできた人なら、この世界観の繋がりにニヤッとするはず。
最終巻・朝食会(10)の発売日とあらすじ
ついに完結を迎える『朝食会(10)』(YKコミックス)は、2025年10月27日発売予定!
シリーズを通して描かれてきた「復讐の連鎖」と「被害者たちの決断」に、ひとつの答えが示される。
三上の父親の仇である現職の大臣・国木八重子を、加世子たちがついに追い詰める展開。
表の顔は立派な政治家、でも裏では多くの人を踏みにじってきた冷酷な存在。
その国木にどう報復するのか、そして“復讐の果て”に何が待っているのか。
さらに、これまで謎に包まれていた「加世子の過去」がついに明らかになる。
彼女がどうして“朝食会 東京支部支部長”になったのか、その裏にある悲劇とは…。
そして暗躍する「乗っ取り一家・榊」の思惑が、物語をさらに複雑に絡ませていく。
すべての伏線が繋がり、最後に待つのは衝撃の結末。
この10巻でシリーズが堂々完結するということで、ファンにとっては絶対に見逃せない巻になる。
「外道の歌」シリーズとの繋がり
『朝食会』は『外道の歌』のスピンオフだけど、単なるサイドストーリーじゃなく、もうひとつの正義を描く“裏の物語”。
加世子の視点から見た復讐の現場は、本編とは違う角度で“人の罪と罰”を描いていて、読むたびに「誰が本当に悪なのか?」を考えさせられる。
特に今巻での加世子の選択は、『外道の歌』を読んでいた人にも深い余韻を残すはず。
もしまだ本編を読んでいない人は、完結を機に『外道の歌』→『朝食会』の順で読むのもおすすめ!
こんな人におすすめ!
- 『外道の歌』や『善悪の屑』シリーズが好きな人
- 復讐もの・ダークヒーロー系の物語が好きな人
- 倫理や正義の境界を考える作品に惹かれる人
- 社会の裏側をリアルに描いたサスペンスを求めている人
- 加世子というキャラクターの生き方を最後まで見届けたい人
朝食会(10)の発売日・予約情報
『朝食会(10)』は2025年10月27日発売予定。
完結巻ということで、発売前からSNSでも注目が集まってる。
シリーズの総決算となる内容だから、読むなら絶対に通して読んでほしい。
本作で「朝食会」の物語がどう終わるのか、自分の目で確かめて。
予約はこちらから:
朝食会(10) 楽天ブックスでの予約ページ
朝食会(10) Amazonでの予約ページ
『朝食会(10)』は、加世子という一人の女性が“復讐”と“贖罪”の狭間で出した答えを描く、魂の完結巻。
読む前から覚悟しておいた方がいいかもしれない。
このラスト、絶対に忘れられない。

