まず、この作品が刺さりすぎる理由から話させて…
「ダーウィン事変」は、正直ひとことでジャンル分けできないタイプの作品なんだけど、それがもう最高なんだよね。
半分ヒト、半分チンパンジーという存在「ヒューマンジー」のチャーリーを軸に、人間社会・正義・差別・暴力・思想が全部ぶつかり合ってくる感じで、読んでるとずっと頭フル回転するのに、ページは止まらないやつ。
テーマはかなり重めなのに、キャラの感情とか関係性がめっちゃリアルで、「これ他人事じゃないよな…」って自然に思わされるのがすごい。
マンガ大賞2022 大賞をはじめ、いろんな賞を総なめにしてるのも納得しかないし、海外でも評価されてるのもめちゃくちゃ分かる。
しかも2026年1月からTVアニメ放送開始予定ってことで、今から原作を追いかける人も確実に増えそう。そんな中でのダーウィン事変(10)は、物語的にもかなり大きな節目になりそうで、期待値がえぐい。
序盤(1〜3巻あたり)ってどんな話?初見でも入りやすい?
物語は、10年間の隔離生活を送ってきたヒューマンジーの少年・チャーリーが、高校に入学するところから始まるんだけど、ここがもう静かにしんどい。
普通の高校生活を送りたいだけなのに、周囲の視線は好奇心と恐怖と偏見が混ざってて、読んでる側も一緒に居心地の悪さを感じる感じ。でもそこに、まっすぐ接してくれるルーシーがいて、その関係性が救いでもあり、同時にすごく脆くてさ…。
そこに絡んでくるのが、「動物解放」を掲げるテロ集団ALA(エーエルエー)。
一見すると正義っぽい主張なのに、やってることは完全に暴力で、チャーリーを“思想の象徴”として利用しようとするのが怖すぎる。
1〜3巻あたりは、チャーリーが「自分は何者なのか」「どう生きるべきなのか」を必死に考えながら、社会の理不尽にぶつかっていく導入としてめちゃくちゃ完成度高くて、気づいたら一気読みしてるタイプ。
第10巻はどんな展開になりそう?
前巻までで、ALAは壊滅したと思われていたけど、ここにきて「まだ終わってない感」が一気に強まってきてるのがポイント。
チャーリーはALAのアジトに潜入してルーシーの奪還には成功したものの、物語はむしろここからが本番みたいな空気で、
バイオベンチャーの暗躍、FBIの動き、思想と暴力が絡み合う構図がどんどん複雑になっていく予感しかしない。
ダーウィン事変(10)は、抗争がさらに激化する巻って明言されてるから、キャラの立場や関係性が大きく揺れる転機になりそう。
「ここで何が起きるかで、この先の物語の方向性が決まるんじゃ…?」って思わせてくるのが怖いけど、めっちゃ楽しみ。
ダーウィン事変(10)の発売日と基本情報
発売日は 2025年12月23日。
年末にこの重さの新刊が来るの、情緒どうなるんだろ…って今からちょっと震えてる。
レーベルはアフタヌーンKC、出版社は講談社。
シリーズを追ってる人はもちろん、アニメ化前に原作を押さえたい人にも、ちょうどいいタイミングの一冊だと思う。
こんな人におすすめ!
- 社会問題を真正面から描くマンガが好きな人
- 正義と暴力の境界について考えさせられる作品が読みたい人
- キャラの心理描写が深い作品に弱い人
- アニメ化前に原作を追いかけたい人
- 読み終わったあと、しばらく余韻が抜けないマンガが好きな人

