設定だけ聞くとドキッとするのに、見始めると止まらない。
ウソから始まる関係なのに、感情はやたらリアルで、
家族って何？母親って何？って静かに問いかけてくるドラマ。
「フェイクマミー Blu-ray BOX」ってどんな作品？
転職活動に苦戦する元バリキャリ女性と、
元ヤンで会社社長のシングルマザー。
まったく違う人生を歩んできた2人が、ある“契約”でつながる。
それは──
「私の代わりに、母親として小学校受験の面接を受けてほしい」という依頼。
子どもの未来のために結ばれた“母親なりすまし”契約が、
ウソとトラブルを次々に呼び込みながら、
思いがけない絆を生んでいくファミリークライム・エンターテインメント。
ダブル主演の化学反応がすごい
波瑠が演じる、挫折中の元バリキャリ
花村薫は、東大卒・大手商社出身という完璧な経歴を持ちながら、
転職市場では評価されず、足踏み状態。
理論的で冷静だけど、
心の奥には焦りと不安を抱えていて、
「できる人」ほど折れやすい瞬間がリアルに描かれる。
川栄李奈が演じる、破天荒なシングルマザー
日高茉海恵は、元ヤン気質全開だけど、
娘の未来のためなら手段を選ばない社長ママ。
強気で雑に見えるのに、
実は一番子どものことを考えているのが伝わってきて、
見れば見るほど印象が変わっていく。
天才児・いろはの存在が物語を加速させる
可愛いだけじゃない、鋭すぎる6歳
約400人のオーディションを勝ち抜いた池村碧彩が演じるいろはは、
知性も観察力もずば抜けた天才児。
大人の嘘やごまかしをすぐ見抜いてくる存在で、
この子がいるから物語が甘くなりすぎない。
フェイクだけど、感情は本物
母親業のアウトソーシングという禁断設定
母親を“代行”するなんて、倫理的にはアウト。
でも、その裏にあるのは、
子どもを守りたい気持ちと、どうにもならない現実。
正解がないからこそ、
誰が悪いとも言い切れなくて、
見ている側も考えさせられる。
脇を固めるキャストも超豪華
向井康二、中村蒼をはじめ、
野呂佳代、橋本マナミ、中田クルミ、田中みな実など、
一癖も二癖もある大人たちが物語をかき回す。
味方なのか敵なのか分からない立ち位置が多くて、
人間関係の緊張感がずっと続くのもポイント。
Blu-ray BOXの収録内容
- 全10話 収録
テンポが良くて情報量も多いから、
一気見すると頭も感情もフル回転になるタイプ。
こんな人におすすめ！
- 家族ものだけど一筋縄じゃいかない話が好き
- 女性同士のバディ感に弱い
- 社会問題をエンタメで考えたい
- 先が読めないドラマを探している
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発売日 2026年3月27日
