まずこれ、知ってる人ほど刺さるし、初見でも普通にヤバいやつ
「ファイブスター物語」の永野護って聞いた瞬間、世界観ガチ勢の名前じゃん…ってなる人多いと思うんだけど、
その永野護が初めて描いた漫画作品が、このFOOL for THE CITY。
しかも今回のFOOL for THE CITY 2025 EDITION(1)は、ただの再版じゃなくて、
今の時代にあらためて読むと意味が変わってくるタイプの復刻。
近未来、芸術や宗教が弾圧された管理社会。
その中で、音楽を通じて「自分の意志」を貫こうとする若者たちの物語って、設定だけでもう強い。
発売日は 2025年12月24日頃。
クリスマスイブにこれ出すの、静かに情緒を揺さぶりに来てる感じがして好き。
FOOL for THE CITYってどんな作品?世界観ざっくり
舞台は、管理と統制が行き届いた近未来社会。
表向きは秩序が保たれているけど、その裏では芸術や宗教といった「自由な表現」が抑え込まれている世界。
そんな中で、音楽という手段を通して、自分たちの考えや感情、存在そのものを主張しようとする若者たちが描かれる。
バトル漫画でも、分かりやすい勧善懲悪でもなくて、
「自由とは何か」
「表現することの意味」
みたいなテーマがじわじわ刺さってくるタイプ。
今読むと、管理社会とか表現規制とか、現代にも普通につながる要素が多くて、
古い作品なのに全然古く感じないのが怖いところ。
ファイブスター物語につながる“原点感”がすごい
この作品、永野護の漫画家デビュー作なんだけど、
後に始まる「ファイブスター物語」に通ずる要素が、すでにあちこちに見えるのがポイント。
・独特すぎる世界観構築
・思想や美学が前面に出たストーリー
・音楽・デザイン・文化への強いこだわり
「あ、ここからFSSが生まれたんだな…」って空気を感じられるから、
ファイブスター物語ファンにとっては、もう資料価値レベル。
逆に、FSSをまだ読んでない人でも、「永野護ってこういう人なんだ」って入口としてめちゃくちゃ良さそう。
FOOL for THE CITY 2025 EDITION(1)の発売日と注目ポイント
発売予定は 2025年12月24日頃。
年末にこういう思想強め・雰囲気重視の作品が出るの、じっくり読む時間作れてありがたい。
復刻版ってことで、
・今の読者にも読みやすい形
・保存しておきたくなる装丁
そういう部分にも期待が高まるし、1巻として出るなら続きも揃えやすいのが嬉しいところ。
こんな人におすすめ!
- 永野護作品が好き、または気になっている人
- ファイブスター物語のルーツを知りたい人
- 管理社会・近未来SFが好きな人
- 音楽や芸術をテーマにした作品に惹かれる人
- 派手さより思想や空気感を味わいたい人
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