まず言わせて…この作品、ここまで来たのが感慨深すぎる
「姫様“拷問”の時間です」は、ジャンプコミックスの中でも唯一無二の立ち位置を築いた作品だと思う。
拷問って言葉を使ってるのに、怖さゼロ、むしろ癒しと笑いが詰まってて、気づいたら心がほぐれてる不思議な漫画。
魔王軍に捕らえられた姫様に仕掛けられるのは、残酷な責め苦……ではなく、
おいしいごはん、あったかい布団、楽しい遊び、やさしい気遣い。
このギャップが最初から最後までブレなかったのが、本当に強かったんだよね。
登場キャラ全員がどこか憎めなくて、敵味方の垣根もどんどん曖昧になっていく感じが、読んでてすごく居心地よかった。
1〜3巻あたりの序盤を振り返ると
物語の始まりは、国王軍第三騎士団・騎士団長である姫様が、魔王軍に囚われるところから。
「拷問の時間です」と宣言されるたびに身構えるのに、出てくるのは優しさ全開の時間で、毎回きれいに心を折られていくのが様式美。
序盤では、姫様の強さと純粋さ、そして誘惑に弱い一面がテンポよく描かれていて、とにかく読みやすい。
一話完結に近い構成だから、どこから読んでも楽しめるのも、この作品の大きな魅力。
拷問官たちとの関係性も少しずつ深まっていって、「これもう捕虜というより同居人では?」ってなる空気感が、早い段階から完成してたのがすごい。
姫様“拷問”の時間です 19 は、まさかの完結巻…!
今回の姫様“拷問”の時間です 19は、ついにシリーズ完結。
あらすじを見た瞬間、「え、終わるの……?」ってなった人、正直多いと思う。
長年続いてきた王国と魔王軍の争いが終結し、姫様は晴れて自由の身に。
あの“やさしくも凶悪な拷問の日々”にも、ついに終わりが来るっていうのが、嬉しいような寂しいような複雑な気持ちになる。
でも、「あたたかな仲間(?)との楽しい拷問の日々」と書かれてるのが、この作品らしさ全開。
最後まで重くならず、きっと笑顔で読み終われる完結巻になりそうで、そこはすごく安心できるポイント。
姫様がどんな形で日常に戻るのか、魔王軍のみんなとどう別れを迎えるのか。
笑いながらも、ちょっとだけしんみりするラストになりそうな予感がする。
発売日・基本情報まとめ
姫様“拷問”の時間です 19
発売日:2026年01月05日
レーベル:ジャンプコミックス
出版社:集英社
年明けすぐに完結巻が出るの、区切りとしてもかなり綺麗なタイミング。
こんな人におすすめ!
- とにかく笑えて癒される漫画が好きな人
- ギャグだけど優しい世界観の作品を読みたい人
- 長く追ってきたシリーズを最後まで見届けたい人
- 読後にほっこりした気持ちになりたい人
- ジャンプの異色作が好きな人

