「星降る王国のニナ（17）」が2025年9月12日に発売。祈りや願いだけでは届かない、過酷で壮大な運命に立ち向かうニナとアズール。互いを想う気持ちが強まるほど、試されるのは心と絆。胸をしめつける展開が待っている。
獣の神を抱えるアズール
強靱な意志で“獣の神”をその身に迎えたアズール。神の力は圧倒的で、精神を呑み込もうとするほどに苛烈。それでも彼はニナと大切な人々を守るため、必死に抗い続ける。その姿は痛々しくも力強く、読む側の心も揺さぶられる。
信念と愛が試される瞬間
神を宿すという選択は、力と同時に孤独を背負うことでもある。アズールの強さの根底にあるのは、ニナへの想いと守りたい未来。決して単なる力比べではなく、心そのものを懸けた戦いが描かれる。
ニナの再会と運命の分岐点
バステア城の崩壊を知り、ガルガダへ向かうニナ。願い続けたアズールとの再会はついに叶うが、それは二人にとって新たな運命の扉を開く瞬間でもある。抱きしめたいのに、遠ざかるような切なさが胸を打つ。
選ぶ未来は希望か、それとも…
喜びと不安が同時に押し寄せる再会。ここから二人がどんな道を選ぶのか、読者にとっても大きなターニングポイントとなる巻になる。
シリーズの魅力が詰まった一冊
美しい絵柄と濃密なドラマ性で人気の本作。17巻でも、壮大なファンタジー世界と人間味あふれる恋愛模様が絶妙に絡み合っている。過去巻を読んできた人なら感情の揺れ幅がさらに大きく、初めての人でも引き込まれるはず。
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基本情報
- 書名：星降る王国のニナ（17） （BE LOVE KC）
- 著者／編集：リカチ（著）
- 発売日：2025年9月12日
- 出版社：講談社
あらすじ（要約）
獣の神を身に宿し、その力に呑み込まれそうになりながらも抗い続けるアズール。すべてはニナと大切な人々を守るためだった。一方、バステア城崩壊を知ったニナはガルガダへ向かい、ついにアズールと再会する。しかしその瞬間が、二人にとって運命を大きく分ける始まりとなる。愛と宿命がせめぎ合う第17巻。
