「薫る花は凛と咲く(19)」が2025年9月9日に発売。恋と友情と進路が入り混じる高校最後の夏休み、空気が一層まぶしくて切ない。青春の一瞬をきらきらと閉じ込めたような展開が待ってる。
海が呼び起こすそれぞれの想い
千鳥や桔梗と一緒に、久しぶりに訪れる夏の海。楽しいはずのひとときなのに、保科 昴の何気ない一言がきっかけで、夏沢 朔の気持ちが揺れ動く。潮風に混じるざわつきが、青春らしいほろ苦さを添える。
「恋」というテーマに触れ始める瞬間
昴はその出来事を機に、「異性」や「恋」について考え始める。今まで無邪気に見えていた彼の視線が、少しずつ変わっていく過程に読者もドキッとする。成長のきざしを一緒に見守りたくなる場面。
進路と誕生日、交差する高校最後の夏
進路に向き合う時期が近づき、空気は大人びた真剣さを帯びる。そんな中、訪れるのは薫子の誕生日。凛太郎はただケーキを渡すつもりだったのに、なぜか薫子の部屋で二人きりになる展開に――。甘酸っぱくて緊張感もあって、ページをめくる手が止まらない。
シリーズを通して描かれる“青春のまぶしさ”
学園生活の中で繰り返される小さな事件や成長が、巻を追うごとに濃く積み重なっている。過去巻を読んでいる人なら「あの頃からここまで来たんだ」と感じられて、より胸に響くはず。
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基本情報
- 書名:薫る花は凛と咲く(19) (講談社コミックス)
- 著者/編集:三香見 サカ(著)
- 発売日:2025年9月9日
- 出版社:講談社
あらすじ(要約)
高校最後の夏休み、千鳥たちと海に出かけた一行。保科 昴の何気ない言葉が、夏沢 朔の気持ちを揺らす。やがて昴は「異性」や「恋」と真剣に向き合い始める。季節は進路を考える時期へ。そんな中、薫子の誕生日を迎え、凛太郎はケーキを届けに行くが、思わぬ展開で薫子と二人きりに――。友情、恋、未来への選択が重なり合う、青春のまばゆい瞬間を描く第19巻。