「魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く(3)」が2025年9月10日に発売。おなじみの達也や深雪、リーナに祝福される穏やかな誕生日から一転して、新たな任務と波乱が待ち受ける。黒羽家の双子、文弥と亜夜子の物語はさらに加速していく。
誕生日から始まる新たな事件
2099年6月10日、19歳の誕生日を迎えた文弥と亜夜子。仲間たちに祝われた束の間の休息の後、ふたりには人さらい事件の調査任務が下される。幸せな時間から一気に緊張感漂う状況へ――魔法科らしいギャップが際立つ幕開け。
ミラとの出会い
文弥が調査に赴いた先で遭遇するのは、ロシア系ハーフの阿部ミラ誘拐事件。迅速に救出に成功するが、彼女は四葉家の遠縁であり、旧ロシア大富豪の血を引く存在。つまり、今後も狙われる可能性が高いという厄介な立場だった。
護衛としての使命
文弥と亜夜子はミラの護衛を任されることに。しかし命を救われたことで、ミラの文弥への態度はぎこちなく変化していく。任務と個人的な感情、その狭間で揺れる心の描写が読みどころ。
絆と葛藤のはざまで
双子として強固な絆を持つ文弥と亜夜子。その関係に第三者の存在が入り込むことで、思わぬ心の波が立ち始める。戦いだけでなく、心の動きにフォーカスされるのもこの巻の魅力。
シリーズファン必読の展開
達也たちのサイドストーリーでありながら、黒羽家の物語としてしっかりと厚みを増してきた「夜の帳」編。3巻はバトル、任務、そして人間関係の揺れが絶妙に組み合わさった緊張感のある内容となっている。
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基本情報
- 書名:魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く(3) (電撃文庫)
- 著者/編集:佐島 勤(著)、石田 可奈(絵)
- 発売日:2025年9月10日
- 出版社:KADOKAWA
あらすじ(要約)
文弥と亜夜子は誕生日を仲間に祝われた直後、人さらい事件の調査任務を受ける。現場で出会ったのは、四葉家の遠縁にあたるロシア系ハーフの少女・阿部ミラ。文弥の救出によって助かった彼女は、その特異な血筋ゆえに今後も狙われる可能性が高い。文弥と亜夜子は護衛に就くが、救われた経験からミラの文弥への態度はぎこちなく変わっていく。護る使命と揺れる心、その狭間で物語はさらに深まっていく――。