まず、この作品の「濃度」が異常すぎる…
「漫画 ゆうえんち -バキ外伝-」は、もう最初から空気が違う。
バキシリーズ特有の“理屈を超えた肉体と精神”の世界観に、夢枕獏ワールドの重厚でねっとりした格闘哲学が混ざって、とにかく一コマ一コマの圧が強い。
派手に技を決める爽快感というより、「殴る」「耐える」「生き様をぶつける」みたいな原始的な格闘の美学が全面に出てて、読んでると自然と呼吸浅くなるタイプ。
藤田勇利亜先生の作画も、筋肉・眼光・間の取り方がバキ世界すぎて、「あ、これ本気の外伝だ…」ってなるやつ。
そんなシリーズの最新刊となる漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 9は、バキファンも獏ファンもどっちも刺さりそうな、濃度マシマシの一冊として期待が高まってる。
序盤〜ここまでの流れを軽く振り返り
物語の舞台は、表の格闘界とは切り離された、異様な空気をまとう「ゆうえんち」。
ここでは、勝ち負けだけじゃなく「どんな覚悟で立っているか」「どこまで壊れても前に出られるか」みたいな、人間の根っこを試される戦いが続いていく。
バキ本編のキャラとは違う立ち位置の人物たちが中心だけど、戦い方や思想の端々に「刃牙世界の血」が流れてるのがわかって、外伝なのにちゃんと本流と繋がってる感じがするんだよね。
夢枕獏版ならではの、内面描写や精神世界の掘り下げも多くて、「殴り合ってるのに哲学してる」みたいな独特の読後感が残るのも特徴。
巻を重ねるごとに、闘士たちの背景や覚悟が積み上がって、9巻に向けて世界がどんどん深く沈んでいく印象。
漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 9で感じる期待感
9巻は、ここまで張り詰めてきた緊張感がさらに研ぎ澄まされていきそうなタイミング。
誰が強いか、だけじゃなく、「誰が壊れてもなお立ち続けるのか」みたいな部分がより際立ってきそうで、読者側の覚悟も試される感じがある。
夢枕獏先生の描く“格闘小説の魂”と、板垣恵介先生のバキ世界が真正面から噛み合った外伝だからこそ、普通のスピンオフじゃ終わらない重さがあるんだよね。
バキを長年読んできた人ほど、「こういう角度からの世界観もアリなんだ…」って唸らされる場面が多そう。
9巻も、静かだけど爆発力のある展開が続きそうで、シリーズの中でも印象に残る巻になる予感がする。
発売日と予約情報をチェック
漫画 ゆうえんち -バキ外伝- 9の発売日は 2026年01月08日。
年明けすぐの発売で、格闘漫画好きには正月明けから一気にテンション上がるタイミング。
少年チャンピオン・コミックスは、バキ関連タイトルは特に動きが早い印象だから、確実に読みたい人は予約しておくのが安心だと思う。
こんな人におすすめ!
- バキシリーズがとにかく好き
- 派手さより「格闘の思想」に惹かれる
- 夢枕獏作品の重厚な世界観が刺さる
- 外伝でも本気の作品じゃないと満足できない
- 読んだあとしばらく余韻が残る漫画を求めてる

