タイトルの圧がすごいのに、見始めると笑えて、だんだん苦しくて、最後は不思議と前向き。
価値観のズレとか、当たり前だと思ってたことがひっくり返される感じがリアルで、気づいたら感情を持っていかれてる。
「じゃあ、あんたが作ってみろよ Blu-ray BOX」ってどんな作品？
別れから始まる、男女2人の再生ロマンスコメディ。
“恋人ファースト”で自分を見失っていた彼女と、
「料理は女が作って当たり前」と信じて疑わない彼氏。
結婚寸前だった2人が別れた理由は、
積み重なった小さな違和感と、たった一言の拒絶。
そこから始まるのは、恋のやり直しじゃなくて、自分自身の見直し。
W主演の組み合わせが想像以上に良い
夏帆が演じる、静かに限界を迎えた女性
山岸鮎美は、相手を優先しすぎて、自分の本音を後回しにしてきた女性。
怒鳴るわけでも責めるわけでもなく、
「無理」とだけ伝えるシーンの静かな強さが忘れられない。
竹内涼真が演じる、“完璧”だと思い込んでいた男
海老原勝男は、仕事も見た目も自信満々。
でもその自信が、時代や相手の気持ちからズレていたことに気づいていく。
最初は正直イラッとするのに、
少しずつ変わろうともがく姿が見えてきて、
気づいたら応援したくなってるのがずるい。
料理がテーマなのに、人生の話になる
「作ってもらう」ことの重さ
毎日並ぶ手料理。
当たり前だと思っていた食卓が、
実はどれだけ手間と気遣いの上に成り立っていたのか。
勝男が筑前煮を作ってみて初めて知る現実が、
見てる側にもじわじわ刺さってくる。
笑えるのに、笑って終われない
テンポは軽いし、会話も面白い。
でも扱っているのは、
現代の「あたりまえ」や「無意識の押し付け」。
笑いながらも、自分の価値観をちょっと疑いたくなる。
原作人気の理由がよくわかる
原作は、第26回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞した作家による同名漫画。
「このマンガがすごい！2025」「CREA夜ふかしマンガ大賞」などでも評価され、
発行部数は累計40万部を突破。
ドラマ版は、原作の鋭さとやさしさを残したまま、
俳優陣の表情と間で感情を膨らませているのが印象的。
脇を固めるキャストも豪華
中条あやみ、青木柚、前原瑞樹、サーヤ（ラランド）など、
それぞれ違う立場から2人に関わる登場人物たちが、
物語に別の視点を加えてくる。
誰か一人の意見が正解じゃないのが、この作品の良さ。
Blu-ray BOXの収録内容
- 全10話 収録
1話ごとの満足感が高くて、
続けて見ても、少しずつ見てもちゃんと残るタイプ。
こんな人におすすめ！
- 価値観がテーマの恋愛ドラマが好き
- ロマコメだけど中身も欲しい
- 「当たり前」を見直す話に弱い
- 別れから始まる物語が気になる
予約はこちらから
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発売日 2026年3月27日
