笑ってるのに気づいたら胸がぎゅっとする…「ちょっとだけエスパー」が思った以上に深い

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タイトルだけ見ると軽そうなのに、中身はしっかり感情を揺さぶってくるタイプ。
ヒーローものなのに地に足がついてて、SFなのに人の弱さがリアルで、
見終わったあとにじわっと余韻が残るやつ。

「ちょっとだけエスパー Blu-ray BOX」ってどんな作品?

会社をクビになり、家族もお金も失ったどん底サラリーマンが、
ある日突然「ちょっとだけエスパー」になって、世界を救う…かもしれない話。

主演は大泉洋。
全力で情けなくて、全力で真面目で、全力で優しい男を演じる姿がとにかくハマってる。
笑えるのに、油断すると刺さる瞬間があるのがこのドラマ。

最強タッグが生み出す安心感

脚本は野木亜紀子の完全オリジナル

『アンナチュラル』『MIU404』などで知られる野木亜紀子が脚本を担当。
社会性とエンタメのバランスが絶妙で、
「これ、どう着地するの…?」ってワクワクしながら見続けられる構成。

テレビ朝日の連ドラで初タッグとなる大泉洋×野木亜紀子。
この組み合わせだけで、最後まで信じて見られる安心感がある。

ヒーローなのにルールが理不尽

世界を救うために与えられた能力。
でも、そこには《人を愛してはならない》という謎ルール。

正義とか使命とかよりも、
「人を大切にしたい」って気持ちが一番邪魔になる設定が切ないし、
それをどう選ぶのかが物語の軸になっていく。

ストーリーの空気感がクセになる

仮初の夫婦生活が始まる

エスパーとしての仕事を始める文太の前に現れる、謎の女性・四季。
なぜか彼女は文太を“本当の夫”だと思い込んでいて、
記憶喪失なのか、何かを隠しているのかも分からない。

宮崎あおいが演じる四季の存在が、
物語を一気にやさしくも不安定な空気に変えてくるのが印象的。

ミッションが地味すぎるのに目が離せない

アプリに届くミッションは、拍子抜けするくらい小さなものばかり。
でも、それが本当に“世界を救うこと”につながっているのか、
見ている側も一緒に考えさせられる。

キャストが本気で強い

主演級がずらっと並ぶキャスト陣で、
どの役もちゃんと物語の歯車として機能してるのがすごい。

  • 大泉 洋
  • 宮崎あおい
  • ディーン・フジオカ
  • 宇野祥平
  • 北村匠海
  • 高畑淳子
  • 岡田将生

岡田将生の存在感が異質

社長・兆の胡散臭さと静かな圧が絶妙で、
味方なのか敵なのか、最後まで判断できない感じがクセになる。

Blu-ray BOXの収録内容

  • 全9話 収録

1話ごとの満足度が高いから、
まとめて見ても、少しずつ見ても成立するのがありがたい。

特典映像にも期待したい

完全オリジナル作品だからこそ、
制作陣やキャストがどう世界観を作っていったのか知れる特典はかなり気になる。
裏話を知ったあとに見返すと、印象が変わりそう。

こんな人におすすめ!

  • 笑えて、最後に余韻が残るドラマが好き
  • SF設定だけど人間ドラマ重視がいい
  • 大泉洋の演技をじっくり味わいたい
  • 野木亜紀子脚本は基本信頼してる

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発売日 2026年6月3日