ゆるいのに油断すると刺してくるのが、この作品
「令和のダラさん」って、最初は
“祟り神なのにダラすぎる存在が現代に適応していく日常コメディ”
みたいなテンションで読めるんだけど、気づくとキャラ同士の距離感とか、人との関わり方とか、じわっと心に残るんだよね。
ダラさんの脱力感と、周囲のきょうだいたちの素直さ、その噛み合ってるようで噛み合ってない空気がちょうどよくて、読むたびに「この世界、居心地いいな…」ってなるタイプ。
そんなシリーズの令和のダラさん 7、今回は設定だけで
「あ、これ絶対ひと波乱あるやつ」
って分かる内容なのがもうずるい。
発売日は 2025年12月23日頃。
年末にこのゆる×不穏のバランスを投げてくるの、ほんと容赦ない。
ここまでの流れを軽くおさらいすると…
ダラさんは、本来は祟り神。
でも現代社会に順応しすぎて、気づけばダラダラ日常を送る存在になってるのが最大のポイント。
三十木谷家のきょうだいたちと一緒に過ごしながら、
・学校イベント
・季節行事
・令和ならではの謎ルール
そういうものに巻き込まれて、毎回てんてこ舞いになるのが基本スタイル。
笑える話が多いんだけど、
「祟り神であること」
「人間と一緒に生きること」
この境界線がたまに浮かび上がる瞬間があって、そこがこの作品の静かな強さなんだよね。
令和のダラさん 7 の注目ポイントはここ
7巻のメインは、なんとダラさんが三十木谷家にお泊まり。
小学生プリセットの見た目で、普通にお泊まり会に参加してる時点でじわじわ来るんだけど、
問題はここから。
日向と薫の母である千夜が、
ダラさんの“正体”に気づいてしまう展開が待ってるっていう…。
これまで、子どもたち中心で守られてきた日常に、
“大人の視点”が入ってくるの、緊張感が一気に変わるやつ。
楽しいはずのお泊まり会が、
・どこまでバレてるのか
・どう向き合うのか
っていう空気に変わっていくの、想像しただけでドキッとする。
しかも、きょうだいに誘われるまま、
祟り神は今日も令和のイベントに翻弄されるらしくて、
いつものゆるさと、今回ならではの不穏さがどう混ざるのか、かなり気になるところ。
令和のダラさん 7 の発売日と予約情報
発売予定は 2025年12月23日頃。
年末進行で多少前後する可能性はあるけど、確実に読みたいなら予約が安心。
MFCレーベルは、巻数進むと店頭で見つけにくくなることもあるから、紙派の人は特に早めがよさそう。
こんな人におすすめ!
- ゆるい日常コメディが好きな人
- 人外×現代生活の組み合わせに弱い人
- 笑えるけど時々ハッとさせられる作品が好きな人
- キャラ同士の距離感を楽しみたい人
- 年末に気負わず読める1冊を探している人

