韓国ドラマってなんであんなに人気なの?その理由、知ってる? 『韓国ドラマ全史』で知ったこと

「冬のソナタ」から「イカゲーム」まで、韓国ドラマってずーっと話題になってるよね。
でも、なんでこんなに世界中でヒットしてるんだろ?実は、ただのブームじゃなくて、25年分の努力と変化があるんだって。
韓国のコンテンツって、経済のピンチをきっかけにすごい進化を遂げてきたんだよ。
その流れを知ると、日本のエンタメがこれからどうしたらいいかも見えてくる気がする!

『韓国ドラマ全史 なぜ世界的ヒットを連発できるのか? 』をアマゾンで

『韓国ドラマ全史 なぜ世界的ヒットを連発できるのか? 』を楽天ブックスで

IMF危機が文化の力を高めたって話

1997年の通貨危機って、韓国にとってはめちゃくちゃ大変な時期だったんだけど、そのときの大統領が「文化を国の力にしよう!」って方向に舵を切ったんだって。
それまではドラマとかってそこまで重視されてなかったらしいんだけど、このときから国をあげてコンテンツに力を入れ始めたんだよ。
それが後の“韓流”ブームに繋がっていくって、ちょっとかっこよくない?

ドラマの内容も、ちょっと変わったらしい

昔はおしゃれな恋愛ドラマが多かったみたいなんだけど、経済的に大変だった時期には、家族とか人とのつながりをテーマにしたドラマが増えたんだって。
そういうのって、見る人の心に寄り添ってくれる感じがするよね。
それに、中国とか台湾とか、文化が近い国に先に広まっていったから、その後の世界展開もうまくいったらしいよ。
韓国ドラマらしさって、こういうところからできてるんだって思うと、ちょっと納得かも。

権利ビジネスっていう考え方が大事だったみたい

『冬のソナタ』を作った会社は、作品の“権利”を自分たちで持つってことにこだわったんだって。
それで海外に売ることで、すごく大きな利益が出たらしいよ。
最近はNetflixみたいなグローバルな配信サービスが増えたから、制作会社がすごく強くなってきてるんだって。
自分たちで企画して、作って、ちゃんと利益も回収できる「スタジオシステム」って形になってて、それがまた新しい才能を育てる流れにもなってるみたい。

【目次】
第1章 韓流の原動力と国際通貨基金(IMF)
第2章 危機をチャンスへーー韓国ドラマの躍進
第3章 テレビ局とドラマ制作会社の住み分け
第4章 オリジナルストーリーを描く、脚本家の奮闘
第5章 韓国型スタジオシステムとドラマビジネス
第6章 韓国ドラマの未来像と人材育成
第7章 次に来る韓流は何か?
第8章 インタビュー 日韓協業の可能性
『韓国ドラマ全史 なぜ世界的ヒットを連発できるのか? 』をアマゾンで

『韓国ドラマ全史 なぜ世界的ヒットを連発できるのか? 』を楽天ブックスで

オリジナル脚本がやっぱり強い!

韓国ドラマって、ほとんどがオリジナルストーリーって知ってた?
それも脚本家さんたちが、じっくり時間かけて考えたものばっかり。
共同で書いたり、若い人を育てたりする体制もちゃんとあるらしくて、それがあのクオリティにつながってるんだって。
『ウ・ヨンウ』とか『愛の不時着』とか、ストーリーの中にちゃんと芯があるから、言葉とか国とか関係なく、共感されてるんだと思う!