嘘を武器に真実を暴く弁護士の戦いを描く「ブラックトリック~裁きを操る弁護人~」第4話では、帝都医科大学の不正入試疑惑が扱われました。
女性受験生への得点調整が疑われる中、浦真鷲(GACKT)が発見したのは、島津(野波麻帆)の論文不正と大学理事長、製薬会社の癒着です。
研究者を追い詰めた環境、共振を利用した告発への一手、浦真鷲(GACKT)が語った嘘の色と縁(志田未来)の反論を考えます。
ドラマ名:ブラックトリック~裁きを操る弁護人~
放送局:フジテレビ系
放送年月日:2026年8月10日
出演者:GACKT、志田未来、神尾楓珠、戸塚純貴、竹財輝之助、生瀬勝久、北村一輝、野波麻帆、手塚とおる
女性の不利益に怒った縁(志田未来)が、最初の疑惑を越えていく
アヤ:女性受験生の得点が不利になるよう調整された疑いを知り、縁(志田未来)がすぐ憤った場面には共感したよ。入試の公平さが性別で揺らぐなんて許せないもの。
リナ:ただ、大学側が否定している段階では、怒りと事実確認を分ける必要もあるよね。浦真鷲(GACKT)は最初の疑惑だけを結論にせず、別の嘘まで探っていた。
ミユ:私は、女性初の最優秀論文賞を取った島津(野波麻帆)へ、男性教授たちがやっかみを口にする環境も苦しかったな。成果を出しても素直に認められないんだね。
アヤ:だから最初は、島津(野波麻帆)が不正な大学に立ち向かう人物だと思ったよ。製薬会社との契約まで白紙になり、疑惑の被害を受けたように見えたもの。
リナ:浦真鷲(GACKT)が研究と建築を重ね、「数字をごまかせば歪みが出る」と告げた時点で、島津(野波麻帆)の説明をそのまま信じていなかったんだろうね。
ミユ:島津(野波麻帆)が研究の苦労を語る姿には嘘だけではない本音もあったと思う。長い試行錯誤や結果を求められる重圧まで、すべて演技だったとは感じないな。
アヤ:苦労が本物でも、都合のいいデータだけを論文へ載せることは許されないよね。応援したい気持ちがあった分、島津(野波麻帆)の不正には複雑な気分になったよ。
リナ:そこが今回の難しさだね。女性研究者が置かれた不公平な環境は事実でも、それによって研究不正が正当化されるわけではない。二つの問題を混同してはいけない。
ミユ:縁(志田未来)が憤りから出発しながら、島津(野波麻帆)の嘘にも向き合ったことがよかったよ。弱い立場に寄り添うことと、間違いを見過ごすことは違うんだね。
島津(野波麻帆)が残した逃げ道は、助けを求める合図だったのか
アヤ:製薬会社との契約が再び進んでも、島津(野波麻帆)がサインしなかった理由に驚いた!データを精査されたら、論文の不正が発覚してしまうからだったんだね。
リナ:最初の契約白紙を大学側の被害として見せながら、再契約できない事情を島津(野波麻帆)の嘘へつなげた構成が巧みだった。疑惑の向きが途中で反転したね。
ミユ:島津(野波麻帆)が小山田(手塚とおる)へ不正入試の疑いを仕向けたことは苦しかったな。自分を守るために、別の誰かを犠牲にしようとしてしまったんだね。
アヤ:小山田(手塚とおる)も島津(野波麻帆)の罪を指摘していたから、単純に陥れられただけではないよね。大学の問題を知りながら黙っていた責任もあると思う。
リナ:それでも、論文不正と大学の癒着は別の問題だよ。小山田(手塚とおる)の沈黙に責任があっても、島津(野波麻帆)が疑惑を利用した行為までは正当化できない。
ミユ:私は、島津(野波麻帆)が製薬会社との話し合いへ縁(志田未来)を同席させたことに、気付いてほしいという思いを感じたよ。本気で隠すなら呼ばないもの。
アヤ:でも、後から「正してくれると思った」と言うのは少し都合がよくない?自分から告白せず、縁(志田未来)に見破らせる形では、責任を預けているようにも見えるよ。
リナ:助けを求める気持ちと、罪を自分で認めきれない弱さが両方あったんだと思う。島津(野波麻帆)が残した不自然さは、意図的でも無意識でも発見への入口になった。
ミユ:縁(志田未来)なら理解し、間違いも正してくれると信じた点には、島津(野波麻帆)の最後の良心が見えた気がする。だからこそ、自分の言葉で認めてほしかったな。
橋を揺らした共振が、沈黙する教授たちの足並みを崩す
アヤ:大学理事長と製薬会社の収賄まで隠れていたなんて、論文不正だけで終わらない展開に引き込まれた!浦真鷲(GACKT)は契約を切る早さから見抜いたんだね。
リナ:不正入試疑惑をきっかけに調査が入れば、違法な資金提供まで発覚する可能性がある。製薬会社の素早い撤退を不自然と捉えた観察力が真相へつながった。
ミユ:癒着に気付いた教授たちが、研究費を削られることを恐れて声を上げられなかったのも現実的で苦しいね。正しい行動をすれば、自分たちの研究が止まるんだもの。
アヤ:それでも、誰も告発しなければ不正は続いてしまうよ。研究を守るための沈黙が、結果的には大学全体への信頼を壊していたんじゃないかな。
リナ:だから浦真鷲(GACKT)は、ミレニアム・ブリッジの共振を例に出したんだろうね。無意識に歩調を合わせる集団の力を、組織の沈黙へ重ねていた。
ミユ:私は、一人が声を上げれば全員が続くという意味だけではないように感じたな。周囲へ合わせることで、不本意でも不正を支える揺れの一部になるという警告だよね。
アヤ:小山田(手塚とおる)が告発へ踏み切ったことで、同じ方向へ進んでいた足並みが崩れたのは痛快だった!一人の決断が大きな癒着を表へ出したんだね。
リナ:ただ、小山田(手塚とおる)が最初から正義を貫いたわけではないことも重要だと思う。自分の立場を守って沈黙していた人物が、揺さぶられてようやく動いた。
ミユ:遅くても声を上げたことには意味があるよ。過去の沈黙は消せなくても、そのまま歩調を合わせ続けるより、途中からでも流れを変える方が未来につながると思う。
灰色の嘘で救われても、縁(志田未来)は正しさを手放さない
アヤ:浦真鷲(GACKT)が嘘には黒、赤、灰色があると語った場面が印象的だった!嘘を全部同じ悪として扱わないことが、彼の行動原理なんだね。
リナ:人を傷つける嘘と助けるための嘘を見分けるという理屈は理解できる。ただ、嘘の色を誰が判断するのかという問題は残る。浦真鷲(GACKT)だけでは危険だよ。
ミユ:「正しさだけでは救えない人もいる」という言葉には、島津(野波麻帆)のように追い詰められた人を見てきた浦真鷲(GACKT)の実感が込められていそうだね。
アヤ:私は浦真鷲(GACKT)のやり方が必要な時もあると思う。正攻法で証拠を得られず、権力のある相手が逃げ切るなら、罠を仕掛けてでも暴いてほしいよ。
リナ:でも、作られた証拠や嘘が誤った相手へ向けば取り返しがつかない。目的が正しければ手段を選ばなくていいという考えを、縁(志田未来)が止める役割は大切だね。
ミユ:縁(志田未来)が「やり方は間違っている」と反論したことで安心したよ。浦真鷲(GACKT)に影響されても、自分の基準まで捨てていないことが伝わった。
アヤ:二人は対立しているようで、依頼人を救いたい思いは同じなんじゃないかな。浦真鷲(GACKT)が縁(志田未来)へ何かを教えようとしているようにも見えたよ。
リナ:それでも、縁(志田未来)を自分と同じ方法へ導くとは限らないと思う。嘘を見抜く力を持ちながら、異なる答えを選べる弁護士にしようとしている可能性もあるね。
ミユ:古瀬(北村一輝)が縁(志田未来)へ目を付け、森木(生瀬勝久)へ釘を刺したことも不安だよ。浦真鷲(GACKT)が彼女をどう守るのか気になるな。
第4話は、不正入試疑惑の裏から島津(野波麻帆)の論文不正と、大学理事長による収賄まで暴き出す多層的な一話でした。
最も心に残ったのは、浦真鷲(GACKT)が嘘には複数の色があり、それを見分ける必要があると縁(志田未来)へ語った場面です。
依頼人を救うための灰色の嘘と、手段の誤りを訴える正論のどちらも簡単には否定できないためです。
次は古瀬(北村一輝)の狙いに対し、浦真鷲(GACKT)と縁(志田未来)がどのような正義を選ぶのか注目したいです。
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