死ぬたびに過去へ戻る“死のループ”の中で、本庄莉乃(内田理央)が夫への復讐の正解を探すタイムリープ復讐サスペンス「夫を殺したはずなのに」。
第7話では1996年の松島苑子(内田理央)に焦点が当たり、タイムループ後の彼女が前とは異なる選択をしました。
本庄秀樹(落合モトキ)の死によって警察から追われながら、お腹の子を守るために公園での出産を決意します。
そこで手を差し伸べた山さん(森下能幸)たちの姿と、松島苑子(内田理央)が人生をやり直す意味について考えたくなる回でした。
ドラマ名:夫を殺したはずなのに
放送局:テレ東系
放送年月日:2026年8月17日
出演者:内田理央、渡邊圭祐、箭内夢菜、曽田陵介、小林亮太、丹生明里、紺野まひる、山下容莉枝、落合モトキ、加藤小夏、森下能幸
過去へ戻っても消えない罪、それでも苑子は同じ未来を選ばなかった
アヤ:松島苑子(内田理央)が目を覚ましたら事件直後に戻っていたって、ここで本庄莉乃(内田理央)と同じタイムループが出てくるのかって驚いたよ。母娘の物語が急につながった感じがした。
リナ:私は松島苑子(内田理央)が戻った時点に注目したかな。本庄秀樹(落合モトキ)とその妻を刺した事件そのものはすでに起きているから、何もなかったところから人生をやり直せるわけではないのよね。
ミユ:そこが苦しいよね。本庄秀樹(落合モトキ)が亡くなった事実も、警察に追われる立場も変わらない。それでも松島苑子(内田理央)は、お腹の子のために生き方を変えようとしたんだと思う。
アヤ:私はタイムループしたら事件そのものを変えられるのかと思っていたから、そこは意外だったな。でも何をやり直すのかが「出産」になることで、松島苑子(内田理央)の覚悟が際立った気がする。
リナ:過去へ戻ることが罪を帳消しにする仕組みではないところは重要ね。松島苑子(内田理央)に与えられたのは、すべてを修正する機会ではなく、次の選択を変える機会だったとも受け取れる。
ミユ:私は「お腹の子のためにすべてを捧げる」という決意が切なかったな。自分がどうなるかより、今度こそ赤ちゃんを守りたい。その気持ちだけを頼りに進んでいるように見えたよ。
アヤ:でも一度目の人生を覚えているって相当つらいよね。何が起きるか知っているから避けられることもあるけど、赤ちゃんを死なせてしまった記憶まで抱えてもう一度出産に向かうんだもん。
リナ:だから松島苑子(内田理央)が長谷川文枝(加藤小夏)のところへ行かない判断も重い。前回の経験から、同じ行動を繰り返せば同じ結果になる可能性を考えて、別の道を選んだのでしょうね。
ミユ:正しい選択だったかどうかより、「今度こそ」という気持ちが伝わってきたな。本庄莉乃(内田理央)のループも含めて、この物語では何を変えるかより、何のために変えるかが大切なのかも。
頼ったのは文枝ではなく山さん、未来を知る苑子だけの不思議な再会
アヤ:松島苑子(内田理央)が警察から逃げながら、自分から山さん(森下能幸)を探して声をかけるのが印象的だったよ。山さん(森下能幸)からしたら「なんで名前を知ってるの?」ってなるよね。
リナ:一度目の時間では山さん(森下能幸)が松島苑子(内田理央)を助けていたから、二度目では関係が逆転しているのが面白いね。苑子だけが二人の間にあった出来事を覚えている。
ミユ:私はそこに少し救いを感じたな。一度目の人生で受けた優しさが消えずに残っていて、松島苑子(内田理央)がもう一度その人を頼ったんでしょう。山さん(森下能幸)を覚えていたこと自体が大きいよ。
アヤ:とはいえ、いきなり名前を知っている女性から出産を手伝ってほしいって頼まれる山さん(森下能幸)も相当びっくりしたはず。それでも引き受けるところがすごいよ。
リナ:私は少し危うさも感じたかな。助産師もいないうえ、決して清潔とは言えない公園で出産するわけだから、温かい人間関係とは別に、状況そのものはかなり厳しい。
ミユ:それはそうなんだけど、松島苑子(内田理央)には警察から逃げている事情もあるんだよね。選択肢がほとんどない中で、山さん(森下能幸)たちがそばにいてくれたことが救いだったと思う。
アヤ:山さん(森下能幸)一人じゃなく、仲間たちまで必要なものを集めるために駆けずり回るのがよかったな。知らない女性のために、そこまで動いてくれるとは思わなかったよ。
リナ:松島苑子(内田理央)がタイムループによって得た最大の利点は、未来の情報だけではなく、「誰を信じられるのか」を知っていたことなのかもしれないね。山さん(森下能幸)はその象徴に見える。
ミユ:一度目では悲劇へ向かった出会いの記憶が、二度目では赤ちゃんを守るための道しるべになったんだよね。時間が戻っても人から受けた優しさだけは消えないようで、そこが好きだったな。
決して安全とは言えない公園、それでも赤ちゃんを迎えた人たちの温かさ
アヤ:公園で出産するって決めた時点で、無事に生まれるまでずっと緊張したよ。助産師もいないし環境も整っていないから、山さん(森下能幸)たちが頑張っていても心配だった。
リナ:私もこの場面を美談だけでは見られなかったかな。松島苑子(内田理央)が置かれた状況では選んだ理由があるけれど、出産環境として厳しいこと自体は変わらないからね。
ミユ:でもだからこそ、山さん(森下能幸)たちが必要なものを必死に集める姿に胸をつかまれたよ。専門家ではなくても、今できることを全部やろうとしている気持ちが伝わってきた。
アヤ:そして赤ちゃんが無事に生まれた瞬間は、本当にほっとした! 一度目では守れなかった命を、松島苑子(内田理央)が今度はちゃんと抱くことができたんだって思うと重みが違うよ。
リナ:私は出産の成功以上に、松島苑子(内田理央)が「前とは違う結果」を初めて目にしたことが重要だと思った。行動を変えれば未来も変わるという事実を、自分自身で確認できたわけだから。
ミユ:私は山さん(森下能幸)たちが赤ちゃんの誕生を一緒に喜んでくれるところが一番好きだな。血のつながりもない人たちなのに、その瞬間だけはみんなで新しい命を迎えているようだった。
アヤ:ただ、このあと松島苑子(内田理央)が赤ちゃんとどう生きるのかを考えると、安心してばかりもいられないよね。警察に追われている状況そのものはまだ解決していないんだから。
リナ:そうなのよね。タイムループによって出産の結果は変えられたけれど、本庄秀樹(落合モトキ)の死亡や松島苑子(内田理央)が容疑者である状況まで消えたわけではない。
ミユ:だから私は、赤ちゃんが無事だったことをゴールじゃなく始まりとして見たいな。この命を守るために松島苑子(内田理央)が次に何を選んだのか、それが本庄莉乃(内田理央)にもつながっていくんだよね。
母も娘も同じ“死のループ”へ、莉乃の復讐を見る目まで変わってくる
アヤ:本庄莉乃(内田理央)だけじゃなく母親の松島苑子(内田理央)までタイムループしていたと分かると、物語そのものの見え方が変わってくるよ。どうして母娘に同じことが起きるの?
リナ:そこは第7話の情報だけでは答えを出せないね。ただ、松島苑子(内田理央)も死を経験したあと過去へ戻り、違う選択によって赤ちゃんの運命を変えたという共通点は重要だと思う。
ミユ:私は本庄莉乃(内田理央)が親の顔を知らず児童養護施設で育ったことを思い出しちゃった。松島苑子(内田理央)がこれほど必死に赤ちゃんを守ったのに、その後何があったんだろうって。
アヤ:そこなんだよ! 無事に出産できたから安心した直後に、「じゃあどうして本庄莉乃(内田理央)は施設で育ったの?」って新しい疑問が出てくる。まだ過去には何かあるんだよね。
リナ:私は本庄莉乃(内田理央)の復讐にも別の意味が見えてくる気がする。松島苑子(内田理央)は二度目の人生で復讐ではなく、お腹の子を守ることへ目的を変えているから。
ミユ:でも本庄莉乃(内田理央)と松島苑子(内田理央)では置かれている状況が違うから、同じ答えを求めなくてもいいと思うな。娘には娘なりの「やり直す理由」があるはずだよ。
アヤ:私はタイムループの仕組みがますます気になってきたな。単に失敗を修正するためじゃなくて、何かを選び直すたびに人物の本当の気持ちが見えてくる仕掛けにも感じる。
リナ:ただ、仕組みそのものについてはまだ材料が足りないから、今は松島苑子(内田理央)の過去が本庄莉乃(内田理央)の現在へどうつながったのかを追うほうがよさそうね。
ミユ:山さん(森下能幸)たちに祝福されて生まれた赤ちゃんが、その後どんな経緯で母親と離れることになったのか。幸せな出産だったからこそ、その先を知るのが少し怖いな。
第7話は、松島苑子(内田理央)のタイムループを通して、本庄莉乃(内田理央)の物語にも新たな奥行きが生まれた回でした。
特に山さん(森下能幸)と仲間たちが公園での出産を懸命に支え、赤ちゃんの誕生を喜ぶ場面が心に残ります。
過酷な状況の中でも、人の善意によって一度目とは違う未来へたどり着けたことが印象的でした。
それでも本庄莉乃(内田理央)が児童養護施設で育った事実は残ります。
出産後の母娘に何が起きたのか、そして二人のタイムループがどう結び付くのか、次回が気になります。
夫を殺したはずなのに 第1話 感想ネタバレ 衝撃の幕開けから始まる死のループ…復讐の先に待つ真実が気になる
夫を殺したはずなのに 第2話 感想ネタバレ 慶太(渡邊圭祐)の行動に戸惑う 真実がさらに見えなくなった一話
夫を殺したはずなのに 第3話 感想・ネタバレ 莉乃(内田理央)とエレナ(箭内夢菜)の対峙が物語を大きく動かした
「夫を殺したはずなのに」第4話感想・ネタバレ 慶太とエレナの出会いが苦しい結末をさらに切なくした夜
夫を殺したはずなのに 第5話 感想・ネタバレ 幸せを選んだ先で待っていた結末に息をのんだ夜
「夫を殺したはずなのに」第6話感想・ネタバレ|莉乃(内田理央)の母を知る文枝(紺野まひる)、1995年の不倫が現在を揺らす

