平井大橋先生の『ダイヤモンドの功罪』第11巻が、2026年11月18日に発売予定です。
『ダイヤモンドの功罪』は、あらゆるスポーツで突出した才能を見せてしまう少年・綾瀬川次郎を主人公に、「才能があることは、本当に幸せなのか」という側面まで描く野球漫画です。
直前の10巻では、リトルリーグ最後の大会を目前に足立フェニックスと枚方ベアーズが練習試合で激突。綾瀬川は圧倒的な実力を見せる一方、その振る舞いによってチームの中で孤立していきます。
才能によって周囲を魅了しながら、同時に人間関係を変えてしまう綾瀬川。11巻へ向けても、その「功」と「罪」の両面から目が離せません。
『ダイヤモンドの功罪』11巻の発売日は2026年11月18日
| 作品名 | ダイヤモンドの功罪 11 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年11月18日 |
| 著者 | 平井大橋 |
| シリーズ | ダイヤモンドの功罪 |
| レーベル | ヤングジャンプコミックス |
| 出版社 | 集英社 |
| 発行形態 | コミック |
| ISBN | 9784088942728 |
『ダイヤモンドの功罪』11巻は2026年11月18日発売予定です。
集英社「ヤングジャンプコミックス」から刊行。直前の10巻は2026年7月17日に発売されており、全192ページ、価格は770円(税込)でした。
11巻については発売情報が出ていますが、現時点では詳細な内容紹介を確認できていないため、ここからは10巻までの公式情報を中心に、11巻を読む前に押さえておきたい物語を振り返ります。
10巻では綾瀬川次郎と園大和が対決
11巻の前に振り返っておきたいのが、直前の10巻です。
リトルリーグ最後の大会を目前に、足立フェニックスと枚方ベアーズの練習試合が行われます。試合は最終回2アウトを迎え、綾瀬川次郎と園大和が対峙。しかし、二人の勝負は意外な形で幕を閉じることになります。
この試合でも綾瀬川は、一人でアウトを自由に取れてしまうほどの圧倒的な実力を発揮。その才能は高校のスカウトからも注目されることになります。
普通の野球漫画なら、圧倒的な実力を見せてスカウトから注目されることは、主人公にとって大きな成功として描かれるところでしょう。
しかし、『ダイヤモンドの功罪』はそこで終わりません。
綾瀬川が強くなればなるほど、周囲との間に新たな問題が生まれていく。10巻でも、その才能がもたらす光と影の両方が描かれています。
圧倒的な才能によってチームから孤立していく綾瀬川
10巻で重要なのが、綾瀬川のプレーが周囲から「独りよがり」に見えてしまうことです。
一人で試合を支配できるほどの力を持つ綾瀬川。その能力自体は選手として大きな武器ですが、野球は一人で行うスポーツではありません。
突出した才能を発揮するほどチームメイトとの距離が生まれ、綾瀬川はチームの中で孤立していきます。
そして、そんな綾瀬川のもとにある人物が現れるところまでが、集英社公式で紹介されている10巻のあらすじです。
才能を評価する大人たちと、一緒にプレーする仲間たち。そして「楽しく野球がしたい」という綾瀬川自身の気持ち。
それぞれが同じ方向を向いているとは限らないところに、『ダイヤモンドの功罪』ならではの緊張感があります。
『ダイヤモンドの功罪』はどんな漫画?
『ダイヤモンドの功罪』は、平井大橋先生が「週刊ヤングジャンプ」で連載している野球漫画です。
主人公は、運動の才能に恵まれた少年綾瀬川次郎。どんなスポーツをやっても簡単に上達してしまうほどの才能を持っています。
ところが綾瀬川にとって、その才能は必ずしも喜ばしいものではありませんでした。
自分が活躍すれば、誰かが負ける。
自分が簡単にできてしまえば、できない誰かが責められる。
そして自分の存在によって、誰かが夢を諦めてしまうことさえある。
「できること」が原因で周囲との距離が生まれてしまう綾瀬川は、自分の才能そのものに苦しんでいました。
「楽しい野球」を求めてバンビーズへ
そんな綾瀬川が見つけたのが、勝利至上主義ではなく「楽しい」をモットーにする弱小少年野球チーム「バンビーズ」です。
競争によって誰かを傷つけるのではなく、みんなで楽しくスポーツをしたい。そんな綾瀬川にとって、バンビーズはようやく見つけた居場所になります。
そこで綾瀬川は野球と出会い、「オレは野球だったんだ!」と思えるほど夢中になっていきます。
ところが、野球でも綾瀬川の才能は突出していました。
本人はただ仲間と楽しくプレーしたいだけなのに、その才能を見た大人や選手たちは放っておいてくれません。
楽しく野球がしたい少年と、才能を最大限に生かしたい周囲。そのズレが物語を動かしていきます。
才能は「祝福」だけではない――タイトルに込められた“功罪”
本作の特徴は、天才選手の成長を描くだけのスポーツ漫画ではないことです。
綾瀬川の才能によってチームが強くなったり、周囲の選手が刺激を受けたりする一方、その圧倒的な能力によって傷つく人や、人生の選択を変えてしまう人も現れます。
つまり綾瀬川の才能には、文字通り「功」と「罪」の両方があります。
しかも綾瀬川本人には、誰かを傷つけようという意図がありません。
ただ普通にプレーしているだけで周囲との差が生まれ、その差をどう受け止めるかによって人間関係まで変わってしまいます。
「天才本人は、その才能とどう付き合えばいいのか」「周囲の人間は、圧倒的な才能をどう受け止めるのか」。その心理まで丁寧に描いていることが、『ダイヤモンドの功罪』の大きな魅力です。
綾瀬川を取り巻く少年たちにもそれぞれの野球人生がある
『ダイヤモンドの功罪』では、綾瀬川だけではなく彼と出会った選手たちの感情も重要です。
雛桃吾や園大和をはじめ、同じ世代で野球に打ち込む少年たちは、それぞれ目標やプライドを持っています。そこへ、経験の浅さとは釣り合わないほどの能力を持った綾瀬川が現れます。
憧れ、嫉妬、焦り、期待、友情――綾瀬川の才能を目の前にしたことで生まれる感情は、人物によって異なります。
だからこそ、本作では試合の勝敗だけでなく、一つのプレーによって選手たちの気持ちがどう変わったのかも見逃せません。
綾瀬川がさらに成長することが、周囲の少年たちにとって何を意味するのか。スポーツ漫画でありながら、人間関係を描く作品としても読み応えがあります。
『このマンガがすごい!2024』オトコ編1位を獲得
『ダイヤモンドの功罪』は、平井大橋先生にとって初の連載作品です。
集英社によると、平井先生は創刊40周年記念「1億円40漫画賞」の野球部門で『ゴーストバッター』『ゴーストライト』の2作品が佳作を受賞。その後、『ダイヤモンドの功罪』で連載デビューしました。
そして本作は『このマンガがすごい!2024』オトコ編で1位を獲得しています。
コミックシーモアで『ダイヤモンドの功罪』を試し読みできる
コミックシーモアでは『ダイヤモンドの功罪』の電子版が配信されており、試し読みできます。
2026年9月時点では10巻まで配信中。第1巻から読むことができるため、11巻発売をきっかけにシリーズを読み始めたい人にも利用しやすいでしょう。
綾瀬川がなぜスポーツから距離を置こうとしていたのか、そしてバンビーズで野球と出会ったことで何が変わったのかを、物語の最初から確認できます。
ヤングジャンプ公式でも第1話を試し読みできる
週刊ヤングジャンプ公式サイトでも『ダイヤモンドの功罪』第1話が無料公開されています。
公式作品ページには作品紹介やコミックス情報とともに「第1話 試し読み」が用意されているため、まず作品の雰囲気を知りたい人はこちらから読むこともできます。
コミックスを購入する前に、綾瀬川次郎という主人公や本作独特の「天才」の描き方に触れてみたい場合に便利です。
▶ ヤングジャンプ公式で『ダイヤモンドの功罪』第1話を試し読みする
『ダイヤモンドの功罪』11巻を予約・購入する
『ダイヤモンドの功罪』第11巻は2026年11月18日発売予定です。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで予約・購入する場合は、ISBN「9784088942728」を確認すると商品を探しやすくなります。
電子書籍で読みたい場合は、コミックシーモアなどで11巻の配信が始まっているかもあわせて確認してみてください。
『ダイヤモンドの功罪』11巻――綾瀬川の才能はどこへ向かうのか
平井大橋先生の『ダイヤモンドの功罪』第11巻は、2026年11月18日発売予定です。
直前の10巻では、足立フェニックスと枚方ベアーズの練習試合で綾瀬川が圧倒的な力を見せ、高校のスカウトからも注目を集める一方、チーム内では孤立していきました。
誰よりも野球ができる。しかし綾瀬川が求めているのは、誰かを圧倒することではなく、仲間と野球を楽しめる場所です。
突出した才能は綾瀬川に何を与え、何を奪っていくのか。「天才」を単純な成功物語として描かない『ダイヤモンドの功罪』の続きを追ううえで、11巻も注目の一冊です。






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