第98回選抜第9日の準々決勝で中京大中京が八戸学院光星に2―1で勝利し5年ぶりの4強入り。ロースコアの接戦となったこの一戦は、少ない好機をどう生かしたかが明暗を分けた試合だった。
中京大中京と八戸学院光星の立ち上がりの攻防
かこ
初回からいきなり動いたよね。中京大中京が松田の適時二塁打で先制したけど、その裏ですぐ八戸学院光星が追いついて、流れが一方に寄らない展開になったのが印象的だった。
アルプスりん
うん、あの1回の攻防で球場の空気が一気に引き締まった感じ。どっちの応援も「これは簡単には終わらない」っていう緊張感が出てたよね。
ミオ
初回から得点が動いたけど、その後は完全にロースコアの流れ。序盤から打ち合いじゃなくて、どれだけミスなく進めるかの試合構造だったと思う。
かこ
しかも中京が先制して押し切る形じゃなかったのがポイントだよね。すぐ追いつかれたことで、試合が拮抗状態のまま進んでいった。
アルプスりん
応援の雰囲気もずっと五分五分だったよね。どっちが流れを掴むか分からないから、スタンドもずっと張り詰めてた感じ。
ミオ
結果的にこの試合、打力勝負じゃなくて「どれだけチャンスを形にできるか」がテーマになっていたのが、この立ち上がりで決まったね。
3回裏 八戸学院光星の決定機と2者連続三振
かこ
やっぱり試合の大きな分岐点は3回裏だよね。新谷翔磨の三塁打で一気に勝ち越しのチャンスを作ったのに、そこから無得点だったのは痛すぎた。
アルプスりん
あの場面、スタンドも一気に盛り上がってたよね。「ここで勝ち越す」っていう空気ができてたのに、連続三振で一気に静まり返った感じがすごかった。
ミオ
あの回で点が取れなかったのは数字にも出てるよね。最終的に3安打10三振だから、決定機で確実に仕留める精度が足りなかったのが響いた。
かこ
試合全体を見ても、中京が特別に打ち勝ったわけじゃないからね。この1点を取れたかどうかが、そのまま勝敗に直結した感じ。
アルプスりん
流れって本当に一瞬で変わるよね。あそこで1点入ってたら、応援の勢いも完全に八戸学院光星側に傾いてたと思う。
ミオ
チャンスの質で言えば、あの3回が一番濃かった。その場面で無得点だったのが、最終スコアにそのまま反映された形だね。
5回表 中京大中京の勝ち越しを生んだ攻撃
かこ
5回の攻撃は中京大中京らしさが詰まってたよね。半田が出て、盗塁と暴投で三塁まで進んで、最後は犠飛で確実に1点を取り切った。
アルプスりん
あの攻撃、派手じゃないけどスタンド的にはすごく盛り上がる形だったよね。一つ一つ進めていく感じが「勝ちに行ってる」って伝わってきた。
ミオ
長打に頼らずに1点を取ったのが大きい。1死一塁からでも、確実に進塁して犠飛で得点。この精度の高さがこの試合の差だった。
かこ
松田の先制打ももちろん大きいけど、試合を決めたのはこの5回の攻撃だよね。流れの中でしっかり勝ち越した。
アルプスりん
応援もこの回はすごく集中してた印象ある。得点の取り方がきれいで、スタンドも一体感があったよね。
ミオ
効率のいい攻撃だったね。この1点が最終的に決勝点になったことを考えると、戦術面でも非常に完成度が高かった。
投手戦としての中京大中京と八戸学院光星の差
かこ
この試合って本当に投手戦だったよね。中京大中京の安藤が初回に追いつかれてから立て直して、追加点を許さなかったのが大きかった。
アルプスりん
終盤に入っても緊張感がずっと続いてたよね。1点差のまま進むから、スタンドも最後まで息が抜けない雰囲気だった。
ミオ
安藤は7回1失点で8奪三振。そこから太田がつないで無失点リレー。対する八戸学院光星も岩崎が5回2失点、北口が終盤4回無失点で、どちらも崩れてない。
かこ
だからこそ「どっちが崩れたか」じゃなくて、「どっちが1点多く取れたか」の勝負だったよね。
アルプスりん
最後までどっちが勝つか分からない空気だったけど、その1点差がそのまま試合の結末になったのがすごく印象的。
ミオ
結局、中京大中京は少ない好機を確実に得点にした。一方で八戸学院光星は最大のチャンスを逃した。その差がそのままスコアに出た試合だったね。

