「惡の華」によく似たおすすめ作品を紹介

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「惡の華」によく似たおすすめ作品を紹介します!

鈴木福×あのでドラマ化された「惡の華」は、“思春期”という言葉だけじゃ到底片付けられない、痛くて気持ち悪くて、でもなぜか目を逸らせない青春ドラマ。
押見修造原作らしい、“心の奥の汚い部分”をそのまま突きつけてくる感じが本当に強烈なんですよね。

閉塞感だらけの田舎町。
どこにも行けない感覚。
「普通」でいなきゃいけない苦しさ。
そんな中で、春日(鈴木福)は“体操着を盗む”という衝動を起こしてしまう。
しかも、その秘密を仲村佐和(あの)に握られる。
ここから全部が壊れていく。

でも、この作品って単なる問題作じゃないんです。
「誰にも見せたくない自分」を、“分かってしまう誰か”に見つけられる話でもある。
そこがめちゃくちゃ苦しい。

「思春期の息苦しさを描いた作品が好き」
「普通になれない人間の話に弱い」
「危うい関係性を見ると感情ぐちゃぐちゃになる」
そんな人向けの作品を集めました。
正直、見るとちょっと削られます。
でも忘れられない。

ドラマ編

今回は、“青春”のキラキラじゃなく、“思春期の醜さ”や“居場所のなさ”をちゃんと描いてる作品を選びました。
好きとか嫌いとかより先に、「この感情、知ってるかもしれない…」ってなるタイプ。
静かにしんどいです。

17才の帝国

「“大人になりたくない”じゃなく、“この世界でちゃんと生きられる気がしない”って感覚に覚えある人へ」

神尾楓珠主演の近未来青春ドラマ。
直接の空気感は違うんですけど、“若者の閉塞感”の描き方がかなり近いです。
世界への諦めとか、自分の居場所のなさとか。
ずっと息苦しい。

「惡の華」って、“普通の学校生活”が舞台なのに異常に圧迫感あるじゃないですか。
この作品もそう。
静かなのにずっと不穏。
誰かが壊れそうな空気が漂ってる。

あと、“正しいこと”ほど苦しく見える瞬間があるんですよね。
そこが刺さる。

最愛の子ども

「誰にも理解されないまま、感情だけ暴走していく青春ものに弱いならこれ」

この作品、かなり感情の温度が近いです。
“普通”から少しズレた子どもたちの孤独とか、周囲との断絶感がすごくリアル。
「惡の華」の春日や仲村に感じる、“この世界に馴染めない感じ”がかなりある。

あと、沈黙が怖いんですよね。
誰も怒鳴ってないのに空気だけで苦しくなる。
教室の静けさとか、夕方の帰り道とか。
妙に記憶に残る。

見終わった後、ちょっと外歩きたくなくなるタイプ。

Euphoria/ユーフォリア

「綺麗じゃない青春を、“綺麗じゃないまま”描いてくれる作品に弱いんだよな…」

海外ドラマなんですけど、“若さの暴走”という意味でかなり近いです。
衝動、依存、承認欲求。
全部むき出し。
しかも、登場人物たちがちゃんと危うい。
そこが良い。

「惡の華」も、“まともになれない人たち”の話なんですよね。
だから、この作品の“壊れそうな空気”にかなりハマると思う。

夜中のネオンとか、ぐちゃぐちゃの感情のまま泣くシーンとか。
見てる側まで息苦しくなる。
でも、やめられない。

Nのために

「“この人といると壊れる。でも離れられない”みたいな関係性、大好きなんだよね」

榮倉奈々主演のサスペンスラブストーリー。
事件ものではあるんですが、“共依存みたいな関係性”の描き方がかなり刺さります。
「惡の華」の春日と仲村の危うさにハマった人、多分好き。

特に、“理解されたい欲”の描き方が苦しいんですよね。
誰か一人にだけ分かってほしい。
でも、その相手が一番危ない。
あの感じ。

あと、この作品も地方の空気感がすごく良い。
静かな町ほど秘密が重い。

小説編

小説は、“思春期の歪み”を真正面から描いた作品を選びました。
読んでて気持ちいいわけじゃない。
でも、妙に自分の過去までえぐられるタイプです。

「人間失格」太宰治

「“普通の人間になれない”って感覚を、一度でも抱えたことある人へ」

春日が抱えてる“自分の気持ち悪さ”って、どこか太宰作品に近いんですよね。
周りに合わせて笑ってるのに、内心ずっと孤独。
その感じ。

「惡の華」も結局、“自分は普通じゃない”と気づいてしまった人間の話なんだと思う。
だから、この作品の刺さり方はかなり深い。

読後、少し静かになります。
なんか、うまく言えないけど。

コミック編

コミックは、“思春期の痛み”を真正面からぶつけてくる作品を選びました。
青春なのに全然爽やかじゃない。
でも、その生々しさが忘れられないやつです。

「ぼくらの」鬼頭莫宏

「子どもなのに、“もう戻れない感情”を抱えてしまう話に弱いなら危険です」

巨大ロボ作品に見えて、本質は“子どもたちの絶望”の物語。
「惡の華」と同じで、“青春の残酷さ”を全然誤魔化さないんですよね。

特に、“世界を知ってしまった後の目”の描き方が似てる。
もう普通の教室には戻れない感じ。
あれがしんどい。

あと、この作品も“空が広いほど苦しい”んです。
田舎の風景とか、夏の夕方とか。
綺麗なのに全部不穏。

読み終わる頃には、多分かなり削られてます。
でも、それでいい作品。

「惡の華」が刺さる人って、多分“青春”に救いを求めてないんですよね。
むしろ、“あの頃のどうしようもなさ”をもう一回見たい人。
誰にも言えなかった感情とか、急に全部壊したくなる衝動とか。
あの痛み。

今回紹介した作品は、そんな“綺麗じゃない青春”をちゃんと描いてる作品ばかりです。
キャラクター心理考察とか、ラスト解釈とか、読み始めるとかなり沼ります。
心削られたい夜に、ぜひ。