『ねずみの初恋』10巻は、謎の敵を追ってコンテナ船へ乗り込んだねずみが、激しい戦いの果てに精神的にも追い詰められていく一冊。
あおくんが死んだと告げられ、失意のまま捕らえられるねずみと、その裏で動き始める人物の存在によって、船内の空気が一気に変わっていきます。
今回は、戦闘そのものより胸に残ったねずみの反応、水鳥をめぐる驚き、純愛と暴力が隣り合う怖さを中心に3人でネタバレありの感想会。
読後に引っかかった場面や、次巻で確かめたいポイントまで話していきます。
作品名:ねずみの初恋(10)
作者:大瀬戸 陸
出版社:講談社
発売日:2026年6月5日
あおくんのことを告げられた瞬間、戦闘よりねずみの顔が怖かった
ミコ:コンテナ船であれだけ戦えてたねずみが、あおくんのことを告げられた途端に崩れていくのがきつかった。強さとは別の場所を一発で壊された感じがしたよ。
ユナ:その崩れ方は刺さったけど、私は敵がそこを狙ってくることのほうが嫌だったな。身体じゃなく気持ちを折れば捕まえられるって見抜かれてるみたいで怖かった。
サキ:あれは読んでて「そんなこと言わないで」って本気で思ったよ! 本当かどうか考える余裕より、ねずみが信じちゃったように見えたことが苦しかった。
ミコ:ねずみ自身が原因だと思わされるのも残酷だったよね。大切な人を守ろうとして動いてきたのに、その気持ちごと逆向きに利用されたように感じたな。
ユナ:そこまで追い込まれると、普段の圧倒的な戦闘力が急に頼れなくなるんだよね。私は捕まったことより、戦う理由まで消えそうな空気のほうが気になった。
サキ:戦うねずみなら安心できるのに、落ち込んでるねずみは見てられないよ。あおくんとの時間を知ってるから、言葉ひとつで弱くなる姿が余計につらかった。
ミコ:弱くなるってことは、それだけあおくんとの関係がねずみを変えたってことでもあるのかな。殺し屋としての強さだけじゃ測れないところまで来た気がする。
ユナ:私は逆に、その変化が弱点として扱われ続けるのかが怖いな。恋を知ったことが救いなのに、敵から見れば狙いやすい場所にもなってしまってるよね。
サキ:救いと弱点が同じなの、しんどすぎる! それでも私はあおくんを好きになったことだけは後悔してほしくないし、あの二人の時間まで否定されたくないな。
絶望してる場合じゃなかった、水鳥を見た瞬間に全部ひっくり返った
ミコ:ねずみが捕まって空気が沈んでるところで、船内の別の人物が動き始めるのがずるいよね。落ち込む暇をくれないまま、視線を別方向へ持っていかれた。
ユナ:その動きも気になるけど、水鳥のことが頭に残ってたから私はそっちを疑いながら読んでた。生死ひとつで、それまで見てた場面の意味まで変わってくるし。
サキ:水鳥が死んでなかったって分かったところ、私はもう理屈より「よかった!」が先だったよ。疑う気持ちより安心が勝って、一瞬だけ全部忘れて喜んじゃった。
ミコ:その安心があるからこそ、この先どう動くのかも気になるんだよね。生きていると分かっただけで終わらず、これまでの出来事へどう絡むのか考えたくなる。
ユナ:私はそこが少し怖くもあるかな。生死が確定したと思った人物でも戻ってくる可能性を意識すると、今見えてる状況をどこまで信じていいか迷うんだよね。
サキ:その不安は分かるけど、水鳥については今だけ素直に喜ばせてほしい! この漫画、安心した直後に平気で痛いものを置いてきそうだから余計にさ。
ミコ:安心できる時間が短いんだよね。船内でも複数の思惑が動いてる感じがするから、一人の状況が変わるだけで全体まで連鎖しそうなのが落ち着かない。
ユナ:連鎖するなら、ねずみが捕まった状態も長くは続かない気がする。ただ自力で突破するより、誰がどう関わって状況が変わるのかを私は見てみたいな。
サキ:誰かが助けに来る展開だったらうれしいけど、ねずみ自身にも立ち直ってほしいな。あおくんへの気持ちを利用されたままで終わるのは、やっぱり悔しいよ。
あれだけ血が流れてるのに、結局いちばん痛いのは恋のほうだった
ミコ:戦闘の激しさに慣れてきたはずなのに、十巻は暴力より恋愛の部分でしんどくなったな。ねずみが強ければ強いほど、あおくんへの気持ちとの落差が大きい。
ユナ:落差はあるけど、私はその二つがもう別々じゃないように見えたよ。戦う理由にも弱る理由にもあおくんがいるから、恋愛が物語の中心まで入り込んでる感じ。
サキ:だから二人には幸せになってほしくなるんだよ! やってきたことが消えるわけじゃないけど、一緒にいたときのねずみの顔を見ると願っちゃうんだよね。
ミコ:幸せを願うほど、この世界がそれを簡単には許してくれなさそうなのが怖いよね。普通の恋なら小さなすれ違いで済む場面まで、生死につながってしまうし。
ユナ:そこは私は少し違って、普通になれない二人だからこそ何を幸せと呼ぶのかが気になるな。安全な暮らしだけが二人の着地点とも限らない気がしてる。
サキ:それを言われると迷うけど、私は一緒にご飯食べたり話したりしてるだけで十分なんだよ。殺し合いの合間じゃなく、何も起きない時間をもっと見たい。
ミコ:何も起きない時間が貴重なの、本当にこの作品らしいね。少し穏やかな場面があるだけで、このあと壊されないか先回りして心配するようになっちゃった。
ユナ:その警戒心があるから、何気ない表情まで覚えてるんだと思う。私は派手な戦闘より、ねずみがあおくん相手に見せる幼さのほうが後から浮かんでくるな。
サキ:幼い顔を思い出すと今回の絶望がまた刺さるよ! 強い殺し屋としてじゃなく、初めて恋した女の子として報われる瞬間を最後には見せてほしいな。
次に誰を信じればいいの? 船を降りるまで安心できる気がしない
ミコ:十巻を閉じて最初に思ったの、結局この船で誰の思惑が一番先まで進んでるんだろうってことだった。ねずみが捕まっただけじゃ終わらない空気が濃いよね。
ユナ:その空気があるから、私は目の前の勝ち負けより裏で動いてる人物が気になる。ここまで伏せられてきた事情が、船内で一気につながる可能性もありそう。
サキ:つながってほしいけど、また別の謎が増えそうで怖いよ! ページをめくるたび場所も状況も動くから、頭では混乱してるのに手だけ止まらなかった。
ミコ:止まれないの分かる。場面が切り替わった直後は置いていかれた気がするのに、少し進むと前の出来事を思い出して急に引っかかる瞬間があるんだよね。
ユナ:私はその引っかかりを全部答え合わせしたくなるタイプだから、まだ残ってる事情がかなり気になるな。次巻でどこまで線としてつながるか見届けたい。
サキ:答えも欲しいけど、まずねずみに笑ってほしいよ! 十巻の終盤まで気持ちを削られたから、あおくん絡みで少しでも救われる場面がないと私がもたない。
ミコ:救いがどんな形になるかだよね。水鳥の件みたいに状況が変わる余地も見えたし、今巻で示されたことだけを全部確定とは思わず読んだほうがよさそう。
ユナ:そうなると次巻は、ねずみの救出だけじゃなく誰の言葉が真実なのかにも注目したいな。敵味方の境界まで動いたら、また見え方が変わりそうだよね。
サキ:見え方が何回変わってもいいから、最後に二人が同じ場所へ戻ってきてほしい! 次巻を開くのが怖いのに早く読みたいっていう、この感じが一番困るよ。
『ねずみの初恋』10巻は、コンテナ船での激戦以上に、あおくんを失ったと思い込むねずみの絶望と、水鳥をめぐる展開が強く胸に残る一冊でした。
可愛らしい恋の表情と容赦のない暴力が隣り合い、その落差に揺さぶられたい人には特におすすめです。
ねずみが捕らえられた状況に加え、船内で動き始めた人物や残された謎も見逃せません。
次巻では誰の言葉が真実なのか、そしてねずみとあおくんの関係に救いが訪れるのかを見届けたいです。
どこで読める?配信中(配信予定)の電子書籍ストアはこちら
安さ・お得さを重視するなら
| ストア名 | メリット | リンク |
|---|---|---|
| DMMブックス | 初回クーポンやセールを活用して、お得にまとめ買いしやすい |
クーポンをGETする |
| Amebaマンガ | 半額特典などを使って、気になる漫画を安く読み始めやすい |
半額特典を確認する |
どのストアがいいか迷っている方はこちら
【2026年最新】今読むべきおすすめ漫画まとめ!王道ファンタジー・胸キュンラブコメ・スポーツの話題作
【2026年最新】癖になる面白いおすすめ漫画まとめ!黒歴史転生・政略結婚・大人のドラマ
【2026年最新】胸熱サクセス&爽快無双!異世界・配信・スローライフおすすめ漫画まとめ
【2026年最新】感情揺さぶる傑作&癒やし系コミック!熱いドラマとドラマチック恋愛おすすめ漫画
【2026年最新】今読むべきおすすめ漫画まとめ Vol.5|虐げられ令嬢の逆転劇から甘甘ラブコメまで
【2026年最新】今読むべきおすすめ漫画まとめ Vol.6|和風・異世界ファンタジーから刺激的な大人向け作品・サスペンスまで
【2026年最新】今読むべきおすすめ漫画まとめ Vol.7|痛快な逆転ファンタジーからホラー・大人の濃厚ラブストーリーまで
【2026年最新】今読むべきおすすめ漫画まとめ Vol.8|溺愛ファンタジーからフェチコメディ・青春ドラマまで




