しおのこうじ先生が描く『子連れΩ、偽装交際はじめました』第3巻が、2026年11月20日頃に発売予定です。偽装交際から始まったαの大志とΩのケイは、やがて本当のパートナーとなり、ケイの連れ子・幸多と二人の間に生まれた幸哉を含めた4人で暮らすようになりました。恋人になるまでの物語から、夫婦、そして家族として歩んでいく物語へ――第3巻では、その「家族」というテーマがより深く描かれます。
大志とケイにとって、幸多も幸哉も大切な家族。しかし、家の中で4人が幸せに暮らしていることと、周囲がその家族のかたちをどう見るかは別の問題です。第3巻ではケイの連れ子である幸多が、学校で再婚家庭について友達からからかわれてしまうという出来事が起こります。



幸せに暮らす神門家に、幸多が抱えて帰ってきた悩み
第2巻では、大志とケイが結婚して数年が経ち、次男・幸哉も誕生。子育てに奮闘しながらも、長男・幸多と一緒に4人でにぎやかな毎日を送る姿が描かれました。偽装交際から始まった二人の関係は、すでに「一緒にいたい相手」と人生を歩む段階へ進んでいます。
そんな神門家で、第3巻の焦点となるのが幸多です。学校で友達から再婚家庭であることをからかわれたことで、これまで家庭の中だけでは見えてこなかった悩みが生まれます。本人たちにとって自然で大切な家族でも、子供は学校という別の社会の中でさまざまな言葉や価値観に触れる――。家族4人にとって、避けて通れない出来事となりそうです。
「大切だから一緒にいる」――血縁だけでは決まらない家族
第3巻の紹介で印象的なのが、「大切だから一緒にいるんだ」という言葉です。大志とケイはαとΩという関係だけで結ばれたわけではなく、偽装交際から始まった時間の中で互いを知り、ケイの子供である幸多も含めて関係を積み重ねてきました。
そして今は幸哉も生まれ、4人が神門家として暮らしています。連れ子、実子、再婚という言葉で家族を区切るのではなく、誰を大切に思い、誰と一緒に生きていきたいのか。幸多の学校での出来事をきっかけに、作品がこれまで描いてきた家族への思いが改めて問われます。
偽装交際から始まった二人が、今度は家族として答えを探す
物語の始まりでは、シングルファザーだったケイと御曹司の大志が出会い、大志の見合いを断るために「フリでいいから付き合う」という偽装交際を始めました。そこから二人の気持ちは変化し、今では運命の番として、夫婦として、そして親として同じ家庭を築いています。
第3巻で描かれるのは、そんな二人が手に入れた幸せをただ楽しむだけではなく、子供の悩みに向き合いながら「自分たちにとって幸せな家族とは何か」を考えていく物語です。笑ったり、迷ったり、ときには立ち止まったりしながら家族になっていく――。恋愛のその先を描く「子育てオメガバース」としても注目したい一冊です。
子連れΩ、偽装交際はじめました 3
- 著者:しおのこうじ
- 発売日:2026年11月20日頃
- レーベル:チルシェコミックス
- 出版社:双葉社
- ページ数:200ページ
- 価格:902円(税込)
- ISBN:9784575382631
『子連れΩ、偽装交際はじめました』第3巻は、2026年11月20日頃発売予定で、現在予約受付中です。今回は大志とケイの恋愛だけではなく、幸多と幸哉を含めた神門家4人の「家族」にスポットが当たります。
偽装だった交際が本物の恋になり、二人から4人へと広がっていった大切な居場所。だからこそ、外から投げかけられた言葉に幸多が傷ついたとき、大志とケイは何を伝えるのでしょうか。「大切だから一緒にいる」――神門家が積み重ねてきた家族の物語を、第3巻で見届けたいところです。










