『とある科学の超電磁砲』20巻では、常盤台中学の新年度を舞台に、白井黒子たち新入生を巻き込む事件が大きく動きます。常盤台と関係の深い要人や企業が能力による事件の標的となり、全校生徒に疑惑が向けられる事態に。御坂美琴と食蜂操祈まで監視される中、風紀委員の黒子は一七七支部のパソコンに残されたメッセージを発見します。さらに、美琴と潔斎雪紫のルームメイト関係、初春と佐天の友情、沙淡扇と雪紫の過去にも注目。おなじみの関係ができあがる前だからこそ、胸に刺さる出来事が詰まっています。今回は事件の緊迫感、黒子の活躍、少女たちの関係の変化を3人がネタバレありで語ります。
作品名:とある魔術の禁書目録外伝 とある科学の超電磁砲(20)
作者:鎌池和馬(原著)、冬川基(著)、はいむらきよたか(著・絵)
出版社:KADOKAWA
発売日:2025年06月26日
常盤台の生徒全員が容疑者!? 美琴と食蜂まで監視される異常事態
ミコ:新年度早々、常盤台と関係の深い要人や企業が能力を使った事件で狙われるなんて、私は学校全体が疑われる展開に驚いたよ。名門校だからこそ影響も大きいよね。
ユナ:私は事件そのもの以上に、常盤台の生徒全員へ疑いの目が向くことが怖かったな。何もしていない生徒まで監視される状況って、息苦しく感じるんだよね。
サキ:しかも美琴と食蜂まで監視下に置かれるなんて! あの二人なら何とかできそうって思ってたのに、自由に動けない状況になるのが私はすごく不安だったよ。
ミコ:能力者が多い学校だから、能力を使った事件との結びつきを疑われるのも分かるけど、私はそれだけで全員を怪しむのは乱暴だと思っちゃったな。
ユナ:そこが学園都市らしい怖さでもあるよね。能力が特別な力である一方、何か起きると疑惑の理由にもなってしまう。私はその両面が気になったよ。
サキ:そう考えると常盤台の生徒たちもかわいそう! せっかく新年度が始まったのに、学校の外で起きた事件のせいで落ち着かなくなるなんて嫌だよね。
ミコ:美琴と食蜂が監視されることで、私はいつものように二人が力で押し切る話とは違う緊張感を感じたよ。強い能力者でも自由にできない場面があるんだね。
ユナ:私はそこが面白かった。能力の強さだけでは疑惑を晴らせないから、誰が何を調べて、どう事実へ近づくかが重要になる。事件の見方が変わるよね。
サキ:だからこそ黒子の出番が嬉しかったな! 美琴たちが監視されている中で、風紀委員として動く黒子を見ると、私は頼もしさを感じちゃったよ。
一七七支部のメッセージを発見! 今巻の黒子は本当に頼もしすぎる
ミコ:黒子が風紀委員として事件の情報を集め、一七七支部のパソコンに残されたメッセージに気づくところ、私は今回の中心人物は黒子だと感じたよ。
ユナ:私は黒子が美琴の後輩というだけではなく、自分の役割を持って行動しているのが嬉しかったな。事件に向き合う姿勢から、彼女の芯の強さが伝わるよね。
サキ:黒子って普段は美琴への愛情表現がすごくて笑っちゃうけど、風紀委員の仕事になると格好いいんだよ! 私はその切り替わりが大好きだな。
ミコ:しかも今回は黒子が常盤台へ入学してきた時期の話でしょう。私はまだ今のおなじみの関係になる前から、こんなふうに動いていたんだと思うと感慨深かった。
ユナ:私はその時期だからこそ、黒子が自分の判断で動く意味が大きいと思ったよ。美琴との関係が完成していない段階の彼女を見られるのは貴重だよね。
サキ:分かる! 今の黒子を知っているからこそ、入学したばかりの姿を見ると応援したくなる。私は成長前の話なのに、すでに頼もしいところが好きだよ。
ミコ:一七七支部のパソコンという、いかにも風紀委員らしい場所から手がかりが出てくるのもいいよね。私は地道な情報収集が事件につながる流れに引き込まれた。
ユナ:私はメッセージを見つけること自体より、それに気づける黒子の観察力に注目したな。派手な能力だけではない彼女の強みが感じられて嬉しかったよ。
サキ:黒子の格好よさを再確認できる巻だったね! 美琴のことが大好きな黒子もいいけど、私は自分の意思で事件へ向き合う姿にもっと惚れちゃったよ。
美琴と雪紫のルームメイト関係が切ない…知っている未来が胸に刺さる
ミコ:美琴と潔斎雪紫のルームメイト関係が描かれるの、私はかなり切なかったな。今の美琴の隣に黒子がいることを知っているから、どうしても考えちゃうよね。
ユナ:私はその関係を単純に仲が悪くなった話としては見られなかったよ。壊れたわけではないのに変わっていく関係って、むしろ現実にもありそうで苦しいな。
サキ:そうなの! どちらかが嫌いになったわけじゃないのに、同じままではいられない感じが私はつらかった。雪紫のことも気になって仕方ないよ。
ミコ:しかも常盤台では一度決まったルームメイトが簡単には変わらないという事情があるから、私は今の美琴と黒子の関係を改めて考えさせられたな。
ユナ:私は過去編だからといって、雪紫との関係を現在のための説明だけにしたくないな。あの時の二人にとっては、それ自体が大切な時間だったはずだから。
サキ:それを聞くと余計に切ないよ! 今の美琴と黒子の組み合わせが大好きだけど、だからって雪紫との時間がなくなっていいわけじゃないもんね。
ミコ:沙淡扇と雪紫の過去が語られるのも、私は人物の見え方が変わる大きな要素だと思ったよ。今の出来事だけでは分からない関係が積み重なっているんだね。
ユナ:私は過去を知ることで、誰かの行動を簡単に善悪で判断できなくなるところが好きだったな。それぞれの立場から見ると、違う痛みがあるように感じるよ。
サキ:雪紫のことを知れば知るほど、私は幸せでいてほしいと思っちゃう! 美琴との関係がどう変わっても、二人が過ごした時間は大切にしてほしいな。
初春と佐天の友情にも注目! 少女たちの関係が物語を深くする
ミコ:今回は美琴と黒子だけじゃなく、初春と佐天の関係にも目を向けられるのが嬉しかったな。私は事件の裏で、それぞれの友情が形作られていく感じが好き。
ユナ:私は今の仲良しな姿を知っているからこそ、過去の二人を見る意味があると思ったよ。親しい関係も最初から完成していたわけじゃないんだよね。
サキ:初春と佐天の組み合わせって、私は見ているだけで安心するんだよ! でも過去の話になると、その安心感にも積み重ねがあるんだって思えて嬉しいな。
ミコ:美琴と雪紫、黒子、初春と佐天、沙淡扇と雪紫と、いろんな関係が描かれるから、私は今回の事件が人間関係の物語としても印象に残ったよ。
ユナ:私は誰かと親しくなることと、別の誰かとの距離が変わることが同時に起こり得るのが切なかったな。友情って単純に増えていくだけじゃないんだよね。
サキ:でもだからこそ、今あるつながりを大切にしたくなるよね! 私はみんながそれぞれ悩みながらも、誰かを思う気持ちを失わないでほしいなって思ったよ。
ミコ:そして能力を使った事件の緊迫感と、少女たちの繊細な感情が同時に描かれるのが『超電磁砲』らしいよね。私はこの両方があるから夢中になるんだ。
ユナ:私は派手な戦いの後にも、人間関係の変化が残るところが好きだな。事件が解決するかどうかだけでなく、その経験が誰に何を残すのかも大切だよね。
サキ:二十巻まで読んできても、まだ知らなかった過去が出てくるなんてすごいよ! 私は黒子たちの新しい一面を知れて、ますますみんなが好きになったな。
『とある科学の超電磁砲』20巻は、常盤台中学を巡る能力事件と、少女たちの過去の人間関係が交差する濃密な一冊でした。美琴や食蜂が監視される中、風紀委員として情報を集める黒子の活躍が頼もしく、美琴と雪紫のルームメイト関係には切なさも残ります。初春と佐天、沙淡扇と雪紫の過去にも注目したいところ。能力バトルだけでなく、友情の変化や人物の心情を深く味わいたい人におすすめです。残された謎と、それぞれの関係の行方を引き続き見守りたいです。







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