『極北のゲロイ』第1巻は、「終戦の日」として知られる1945年8月15日の、その先にあった歴史を描いた戦争ドラマです。舞台は千島列島・占守島。玉音放送のあとに始まった戦闘という、多くの人が知らなかった出来事を題材にしながら、そこで戦う少年兵たちの姿を圧倒的な迫力で描いています。重厚なテーマながら物語としての面白さも強く、最後まで一気に読んでしまいました。今回はネタバレを含めながら、印象に残った場面を3人で語り合います。
作品名:極北のゲロイ(1) 8月17日の開戦
作者:柿崎正澄
監修:相原秀起
出版社:小学館
発売日:2025年12月12日
終戦後に戦いが始まるという導入に衝撃を受けた
ミコ:戦争は8月15日で終わったと思っていたから、その二日後に戦闘が始まるって知った瞬間、本当に驚いてしまったよ。
ユナ:私も最初は信じられなくて何度も読み返しちゃった。知らなかった歴史を漫画で知るってこういうことなんだなって思ったよ。
サキ:始まりから空気が張り詰めていて、一気に物語へ引き込まれたよ。最初の数ページだけでも迫力がすごかったな。
ミコ:歴史を説明するだけじゃなく、その場にいる兵士たちの戸惑いまで伝わってきたのが印象的だったよ。
ユナ:終戦したはずなのに戦わなければならない状況が、本当に理不尽で胸が苦しくなったよね。
サキ:だからこそ、この戦いをもっと知りたいって気持ちになったし、最後まで読む手が止まらなかったよ。
ミコ:歴史漫画として興味を持ったけど、物語としても最初から引き込まれる力がすごかったな。
ユナ:知らなかった出来事だからこそ、先が読めなくて緊張感もずっと続いていた気がするよ。
サキ:読後は占守島の戦いについてもっと知りたくなって、自分でも調べたくなる作品だったよ。
少年兵たちの存在が物語をより切なくしていた
ミコ:登場する少年兵たちがまだ十代だと思うと、それだけで胸が締めつけられたよ。みんな立派すぎるんだよね。
ユナ:性格が違う三人だから会話も自然で、それぞれの考え方がちゃんと伝わってくるのが良かったよ。
サキ:年齢を忘れるくらい落ち着いている場面もあるけど、その若さがふと見える瞬間が本当に切なかったな。
ミコ:仲間同士のやり取りがあるからこそ、この先どうなってしまうんだろうってずっと不安になっちゃったよ。
ユナ:誰か一人だけ目立つんじゃなくて、それぞれに役割や個性があるから自然と全員を応援したくなるんだよね。
サキ:友情を描いている場面が派手じゃないのに心へ残るから、この作品の魅力なんだなって思ったよ。
ミコ:まだ一巻なのに、もう彼らへ感情移入してしまって続きが怖いくらいだったよ。
ユナ:歴史を知っている人ほど複雑な気持ちになる作品なんじゃないかなって感じたよ。
サキ:だからこそ最後まで彼らを見届けたいって気持ちがどんどん強くなったよ。
圧倒的な作画と緻密な構成で一気に読めた
ミコ:戦場の迫力が本当にすごかったね。重たいテーマなのに夢中で読み進めてしまったよ。
ユナ:細かい背景や装備まで丁寧に描かれていて、その場の空気まで伝わってくる感じがしたよ。
サキ:リアルだけど読みにくさは全然なくて、物語としてちゃんと面白いのがすごいところだと思ったな。
ミコ:難しい歴史漫画というより、一つのドラマとして引き込まれる作りになっていたのが印象的だったよ。
ユナ:戦闘だけじゃなく人物描写もしっかりしているから、緊張と感情の両方を味わえる作品だったね。
サキ:場面の切り替えもテンポが良くて、気付いたら最後のページまで読んでいたよ。
ミコ:取材を重ねて作られているんだろうなって感じる説得力もあって、世界へ入り込みやすかったよ。
ユナ:硬派なテーマなのにエンタメとしても面白いっていう感想にすごく納得しちゃったな。
サキ:戦争漫画が苦手でも、この作品なら読んでみてほしいって思える完成度だったよ。
一巻を読み終えると続きを待たずにはいられない
ミコ:読み終わった瞬間、まだ一巻なんだって思ったよ。ここから本番が始まりそうで続きが気になったな。
ユナ:登場人物たちの運命を考えるだけで落ち着かなくなるし、早く二巻が読みたくなっちゃったよ。
サキ:先の歴史を知っているつもりでも、この作品では彼らがどう描かれるのか見届けたくなるんだよね。
ミコ:一冊だけでも十分満足できたけど、本当にここからが物語なんだろうなって感じがしたよ。
ユナ:続きを読まずには終われない引きの強さがあって、最後まで一気読みだったな。
サキ:読後は重たい気持ちだけじゃなく、この作品をもっと多くの人へ勧めたくなる気持ちも残ったよ。
ミコ:歴史を知るきっかけとしても、漫画としてもすごく完成度が高い作品だったと思うよ。
ユナ:最後まで描き切ってほしいって自然に願いたくなるくらい、一巻から引き込まれた作品だったね。
サキ:続刊が出たらすぐ読みたいって久しぶりに思えた、本当に力のある第一巻だったよ。
『極北のゲロイ』第1巻は、終戦後に始まった占守島の戦いという歴史を題材にしながら、少年兵たちの友情や葛藤を力強く描いた作品でした。圧倒的な作画と緻密な構成によって重厚なテーマでも夢中になって読める一冊となっており、歴史漫画としてもエンターテインメントとしても高い完成度を感じます。続きを読まずにはいられない、強い余韻を残す第一巻でした。
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