たかたけし先生が描く『住みにごり』第11巻が、2026年10月30日頃に発売予定です。
久しぶりに実家へ戻った弟。
そこで待っていたのは、無職の兄と両親、そして一見するとどこにでもありそうで、どこか決定的に“にごっている”家族の日常でした。
家族だから離れられない。
家族だからこそ、言えないことがある。
小さな違和感や不満、執着が積み重なり、いつの間にか抜け出しにくい状況へと変わっていく――。
そんな西田家を描いてきた『住みにごり』ですが、第10巻では家族の均衡そのものが大きく崩れ始める事態を迎えています。
そして続く第11巻。
西田家に溜まり続けてきた“にごり”は、いったいどこへ流れ着くのか。
ページを開くのが怖い。それでも続きを確かめずにはいられない最新巻です。



弟・末吉が行方不明に――第10巻で西田家の均衡が崩れ始める
第11巻を待つ前に押さえておきたいのが、前巻となる第10巻の展開です。
兄・フミヤは新沼兄と出会い、少しずつ心を通わせるようになっていきます。
一方、弟・末吉は実家で介護や家事を担い続けて5年。
積み重なる負担の中で精神的に追い詰められ、ついには家を飛び出して行方不明となります。
これまで西田家では、それぞれが問題を抱えながらも、危ういバランスの中で生活が続いていました。
しかし、その生活を支えていた末吉がいなくなったことで、家族の均衡は大きく揺らぎ始めます。
末吉はどこへ行ったのか。そして、彼がいなくなった西田家はどうなるのか。
第10巻を読み終えた人ほど、第11巻を待たずにはいられない状況です。
兄・フミヤにも変化――新沼兄との交流がもたらすもの
もう一つ注目したいのが、兄・フミヤの変化です。
『住みにごり』の始まりから強烈な存在感を放ってきたフミヤ。
そんな彼が、新沼兄との交流を通して少しずつ心を通わせ始めています。
第10巻では、末吉が追い詰められていく一方で、フミヤにはこれまでとは違う人間関係が生まれている。
兄と弟、それぞれの状況が対照的に動いていることも現在の物語の気になるところです。
フミヤに生まれた変化は、西田家に何をもたらすのか。
それは家族をいい方向へ動かすものなのか、それとも新たな“にごり”につながっていくのか。
予想しやすい方向へ素直に進んでくれないのが『住みにごり』。
だからこそ、第11巻で彼らがどんな顔を見せるのか気になります。
怖いのに笑える、笑った直後に不安になる――独特すぎるホームドラマ
『住みにごり』は、単純に「怖い家族」を描くだけの作品ではありません。
不穏な空気が漂っていたと思ったら、思わず笑ってしまう。
ところが笑った直後、今の場面を笑ってよかったのかと不安になる。
そんな怖さと可笑しさが同じ日常の中に存在する独特の読後感があります。
登場するのも、現実離れした怪物や怪異ではありません。
家族、兄弟、親子、介護、家事、実家、人間関係――。
身近なものが少しずつ歪み、それぞれの感情が絡まり合って、逃げ場のない空気を作っていきます。
小学館公式でも「怖いけど笑えるページをめくる手が止まらない話題作」と紹介されている『住みにごり』。
「次に何が起こるかわからない」のではなく、「この人なら何かを起こしてしまいそう」という人間そのものへの不安が、続きを読ませる力になっています。
累計130万部突破――口コミで広がる“にごり”の中毒性
『住みにごり』は、第10巻の発売時点で累計130万部を突破しています。
ビートたけしさん、麒麟・川島明さん、押見修造先生をはじめ、さまざまな著名人からもコメントが寄せられてきました。
派手な能力バトルがあるわけでも、巨大な事件から始まるわけでもありません。
舞台の中心にあるのは、あくまで一つの家と、そこに暮らす家族。
それなのに、一度西田家の中へ足を踏み入れると、その先を確認したくなってしまう。
「嫌な予感がするから読みたくない」と「だからこそ続きを読みたい」が同時にやってくるところに、本作ならではの中毒性があります。
11巻まで続いてきた今だからこそ、西田家に積み重なったものが次に何を引き起こすのかから目が離せません。
第11巻の詳細はまだ未発表――末吉と西田家の行方を見届けたい
2026年9月8日現在、第11巻の発売予定は明らかになっていますが、小学館公式では第11巻の詳しい巻別あらすじはまだ公開されていません。
そのため、行方不明となった末吉がどうなるのか、フミヤや両親がどう動くのか、新たにどんな出来事が起こるのかについては、現段階では決めつけられません。
ただ、第10巻の公式紹介では、西田家の均衡が大きく崩れ始めたことが示されています。
長く家族の中に溜まり続けてきたものが、ここからどんな形で表面へ出てくるのか。
続きを知りたい。でも知るのがちょっと怖い。
そんな『住みにごり』らしい気持ちのまま、発売を待ちたい第11巻です。
住みにごり 11
- 著者:たかたけし
- 発売日:2026年10月30日頃
- レーベル:ビッグコミックス
- 出版社:小学館
- 発行形態:コミック
- 価格:770円(税込)
- ISBN:9784098640904
『住みにごり』第11巻は、2026年10月30日頃発売予定で、現在予約受付中です。
新沼兄との交流によって変化を見せ始めるフミヤ。
その一方で、実家で介護や家事を担ってきた末吉は追い詰められ、ついに家を飛び出して行方不明に。
危ういながらも保たれていた西田家の均衡は、大きく崩れ始めています。
末吉はどこへ行ったのか。残された家族はどうなるのか。そして、西田家に溜まり続けた“にごり”は、次に何を引き起こすのか。
第11巻の詳しい内容はまだ明らかになっていませんが、第10巻まで読んだ方にとっては、この状況で止まるほうが難しいはず。
続きをできるだけ早く確かめたい方は、10月30日頃の発売に向けて今から予約しておきたい第11巻です。






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