やまもり三香先生が描く『うるわしの宵の月』第11巻が、2026年9月11日に発売されます。
容姿端麗でスマートな振る舞いから、周囲に「王子」と呼ばれている女子高生・滝口宵。
そんな宵が出会ったのは、同じ学校でもう一人の「王子」と呼ばれている市村先輩でした。
お試しの交際から始まり、少しずつ互いへの気持ちを深めてきた二人。夏祭りではようやく素直な思いを伝え合い、正式な恋人同士になります。
しかし第11巻では、そんな二人の前にこれまでとは比べものにならないほど大きな試練が待ち受けます。
新学期になっても学校に姿を見せない市村先輩。その理由を聞いた宵に告げられるのは、家の事情による退学と留学。そして――二人の別れでした。
クリスマスから年末へ、幸せな時間を過ごす宵と市村先輩
最初は「お試し」という形から始まった宵と市村先輩の関係。
恋愛に慣れていなかった宵は戸惑いながらも、市村先輩と過ごす時間の中で、自分の気持ちを少しずつ理解していきました。
そして夏祭りで互いの思いを伝え合い、二人は正式に付き合うことに。
第11巻では、そんな二人がクリスマスから年末にかけて幸せな時間を過ごします。
お試しではなく、本当の恋人として一緒にいられる日々。
遠回りしながら距離を縮めてきた二人だからこそ、穏やかに過ごせる時間にもこれまでとは違う特別な意味があります。
ところが、新しい年を迎えたことで物語の空気は大きく変わっていきます。
新学期になっても、市村先輩が学校に来ない
新学期が始まったにもかかわらず、市村先輩が学校へ来ない。
宵にとって、それは当然気になる出来事です。
これまでにも市村先輩の家庭事情は二人の関係に影を落としてきました。
第9巻でも宵は先輩の家の事情を垣間見て、自分に何ができるのかを考えていました。
しかし第11巻で明らかになる状況は、二人の関係そのものを揺るがすほど重大なもの。
恋人として幸せな時間を過ごした直後だからこそ、先輩が学校から突然いなくなったことへの宵の不安も大きくなっていきます。
「学校をやめて、留学する」――突然告げられる未来
そして市村先輩から宵へ、重大な事実が告げられます。
家の事情で学校をやめ、留学することになった。
同じ学校に通い、当たり前のように顔を合わせてきた二人。しかし留学するとなれば、その日常そのものが失われてしまいます。
好きという気持ちは変わらなくても、二人を取り巻く環境は変わってしまう。
これまでの『うるわしの宵の月』では、恋を知らなかった宵が市村先輩との出会いを通して、自分自身の恋心に気づいていく過程が丁寧に描かれてきました。
ところが今回は、ようやく手に入れた幸せを「離れていても守ることができるのか」という新しい問題が二人に突きつけられます。
留学だけではない――二人は“別れる”ことに
第11巻でさらに大きな衝撃となるのが、留学だけではありません。
宵と市村先輩は、別れることになってしまいます。
お試しの交際から始まった二人が、さまざまな出来事を経験しながらようやく互いを大切な恋人として認め合ったからこそ、この展開はあまりにも大きな転機です。
そもそも二人が離れなければならない理由は何なのか。
市村先輩は何を考えて別れを選ぶのか。そして、その言葉を宵はどう受け止めるのか。
第11巻では、単に「好きだから一緒にいたい」だけでは解決できない現実と、二人が向き合うことになります。
二人の“王子”の恋は、このまま終わってしまうのか
『うるわしの宵の月』の始まりにいたのは、周囲から同じ「王子」という呼び名で見られていた二人でした。
しかし恋をしてからの宵は、市村先輩の前で少しずつ「王子」というイメージだけではない自分自身を見せられるようになっていきます。
市村先輩にとっても、宵は単に美しい女の子というだけではない、かけがえのない存在へと変化してきました。
そんな二人が、ここで本当に離れ離れになってしまうのでしょうか。
正式に恋人になったことが二人の恋のゴールではなく、そこから先に何を選ぶのか。
これまで積み重ねてきた時間があるからこそ、第11巻で試される二人の絆から目が離せません。
10月には劇場実写化も!2026年秋は『うるわしの宵の月』に注目
そして2026年は、『うるわしの宵の月』にとって大きな展開が続く年となっています。
コミックス第11巻の発売に続き、2026年10月23日には劇場実写化作品の公開も予定されています。
原作コミックスで宵と市村先輩の恋が大きな局面を迎える一方、映像作品を通して二人の物語に初めて触れる人も増えそうです。
映画をきっかけに原作が気になっている方にとっても、第1巻から二人の関係を追いかけるには絶好のタイミング。
すでにシリーズを読んできた方なら、映画公開を前に最新11巻まで追いついておきたいところです。
うるわしの宵の月 11
- 著者:やまもり三香
- 発売日:2026年9月11日
- シリーズ:うるわしの宵の月
- レーベル:KC デザート
- 出版社:講談社
- 価格:594円(税込)
- ページ数:176ページ
- ISBN:9784065448892
『うるわしの宵の月』第11巻は、2026年9月11日発売。
クリスマスから年末まで幸せな時間を過ごしていた宵と市村先輩。しかし新学期、市村先輩の退学と留学によって、二人の未来は突然大きく変わってしまいます。
そして待っているのは、まさかの別れ。
お試し交際から始まり、本気で互いを好きになり、ようやく恋人として歩き始めた二人だからこそ、ここで離れて終わるとは思いたくないところです。
宵と市村先輩はもう一度互いの気持ちを確かめ、二人の絆を取り戻すことができるのか。
「王子」と呼ばれる二人の恋が大きな岐路を迎える第11巻。これまで二人の恋を見守ってきた方は、発売前に予約して続きを確かめたい一冊です。

























