『いびってこない義母と義姉』9巻では、芸術祭を終えた美冶たちに、冬休み前の一大行事となる隣の男子校との交流会がやってきます。
実行委員長として張り切るまりかですが、席の配置をめぐって思わぬ問題が発生し、美冶にとって初めての交流会も少し波乱含みの幕開けに。
さらに新学期準備の買い物やクリスマス、お正月など、家族と過ごす冬の日常もたっぷり描かれます。
この記事では、まりかの奮闘や交流会での美冶、マミーとのクリスマス、リルたちとの関係など、読んでいて特に頬が緩んだ場面をネタバレ込みで語ります。
作品名:いびってこない義母と義姉(9)
作者:おつじ
出版社:一迅社
発売日:2026年2月26日
まり姉が張り切った瞬間、絶対ただでは終わらないと思ったよね
ミコ:交流会の実行委員長がまりかって分かった時点で、頼もしさより先に何か起きそうって思っちゃった。張り切ってる姿が可愛くて、ずっと見ていたくなったよ。
ユナ:張り切るまりかは確かに可愛かったね。私は席配置で困ったところへ、てる様がさりげなく助言する流れが好きで、出しゃばらない頼もしさに目がいったな。
サキ:あの助言いいよね! 大騒ぎして解決するんじゃなく、困ってる時にちょうど手を差し出してくれる感じが優しくて、てる様やっぱり格好いいってなった。
ミコ:格好よさが自然なんだよね。そこから当日の美冶が交流会を楽しめてる様子を見ると、準備であれこれ悩んだ時間まで報われた感じがして嬉しくなったな。
ユナ:美冶が楽しめたのは大きいよね。ただ私は交流会そのものより、まりかが実行委員長として動いてるところに成長を感じて、姉とは違う顔が新鮮だったよ。
サキ:姉の顔との違い、分かる! 家では美冶を可愛がってる印象が強いから、学校行事で責任を背負って頑張ってるのを見ると、急に応援したくなっちゃった。
ミコ:応援したくなるのに、完璧に何でもこなすわけじゃないのがいいんだよね。席配置で困ったり助けてもらったりするから、学校でのまりかが身近に感じられた。
ユナ:助けてもらえる関係もいいよね。誰か一人が全部解決するんじゃなくて、困った時には周囲が自然に手を貸す空気が、この作品らしいなって改めて思った。
サキ:その空気のおかげで交流会も安心して読めたよ。波乱がありそうって身構えたのに、最後は美冶が楽しそうなのを見て、こっちまでほっとしちゃったな。
文房具を買うだけなのに、家族全員で行くとこんなに楽しいの?
ミコ:新学期の用品を家族みんなで買いに行く話、派手な出来事じゃないのに妙に好きだったな。美冶が普通の家族行事を一つずつ経験していくのが嬉しくなる。
ユナ:普通だからこそいいんだと思う。私は文房具を選ぶ時間までちゃんと楽しい思い出になるところに惹かれたよ。家族で買い物するだけなのに温かかった。
サキ:分かる、文房具を見てるだけで幸せそうなのがもう可愛い! 特別な贅沢じゃなくても、みんなで一緒に選ぶこと自体が美冶には大事なんだと思うと泣けるよ。
ミコ:一緒に選ぶってところが大切なんだろうね。最初の頃を思い返すと、美冶が家族との日常を当たり前みたいに過ごせてるだけで感慨深くなっちゃう。
ユナ:当たり前になってきたのは大きいよね。それもあるけど、家族側が特別扱いしてる意識もなく自然に美冶を輪の中へ入れてる感じが私は好きなんだよな。
サキ:自然なのが一番うれしい! 「美冶のために優しくする」って空気じゃなく、もう一緒に行くのが当然みたいになってて、本当の家族だなってニヤニヤした。
ミコ:その日常からクリスマスへ流れていくのも良かったね。美冶にとって初めての行事が増えていくたび、家族の思い出も一緒に増えてる感じがしてさ。
ユナ:季節を一緒に過ごすこと自体が積み重ねになってるんだよね。事件で関係が深まるより、買い物や食事みたいな時間で近づくほうがこの家族には似合う。
サキ:似合いすぎてずっと見ていたいよ! 文房具を買っただけなのに読み終わる頃には、私まで一緒に新学期の準備をしたみたいな楽しい気分になってたもん。
美冶の初クリスマス、マミーが本気を出したら幸せしか残らなかった
ミコ:美冶にとって初めてのクリスマスってだけでも嬉しいのに、マミーのシュトーレンまで出てきて、食卓の場面を見てるだけで冬の匂いがする気がしたよ。
ユナ:シュトーレンは印象に残るよね。私はそれ以上に、クリスマスを特別なイベントとして楽しませてあげたい家族の気持ちが自然に伝わってくるのが良かったな。
サキ:そこからサンタのプレゼントは反則だよ! 美冶が大切にされてるって分かってるのに、改めて形になって届くと嬉しくて、私までプレゼントを開ける気分だった。
ミコ:プレゼントをもらって終わりじゃないのも好きだった。もらった便箋で手紙を書くところまでつながるから、美冶の嬉しさが誰かへの気持ちに変わっていくんだよね。
ユナ:その使い方が美冶らしいよね。自分がもらって幸せだったものを大切にしまうだけじゃなく、手紙を書くために使うところで性格がすごく出てた気がする。
サキ:便箋を使うところ、私も大好き! プレゼントそのものより、それで誰かに言葉を届けようとする美冶が可愛くて、サンタも絶対うれしいでしょって思った。
ミコ:そう考えると、クリスマスって美冶が愛されるだけの話じゃないんだね。受け取った優しさを自然に返せるようになってるところまで見えるのが良かった。
ユナ:返せるようになったというより、もともとの美冶の優しさが安心できる場所で出せるようになったのかも。そこは少し違って見えたけど、私も好きだったな。
サキ:その見方もいいなあ。安心して笑ったり手紙を書いたりできる今が嬉しくて、初めてのクリスマスがこの家族と一緒で本当に良かったってしみじみしちゃった。
リル様たちまでこんなに仲良しに?冬の日常がずっと続いてほしくなる
ミコ:美冶と小雪さんがリル様のお屋敷を訪ねるところ、三人がすっかり仲良くなってるのを見て嬉しくなったよ。最初からこうだったみたいな自然さがいいんだよね。
ユナ:自然になったのは分かるな。私は美冶の世界が家族の中だけじゃなく、学校や友人へ少しずつ広がってるところが印象的で、その変化をもっと見たくなった。
サキ:友達と一緒にお屋敷へ行けるなんて、それだけで嬉しいよ! 家で愛されて学校にも居場所ができて、美冶の周りに安心できる人が増えてるのが最高だった。
ミコ:安心できる人が増えても、家族との場面が薄くならないのもいいよね。今回は姉妹やマミーとの時間もしっかりあって、いつもの家に帰ってきた感じがした。
ユナ:そのバランスは好きだったな。交流会では学校、新学期準備では家族、リル様のところでは友人って、美冶のいろんな居場所を順番に見られた気がする。
サキ:居場所がいっぱいあるって考えると泣きそうになるよ。昔の美冶を思うと、今は誰のところへ行っても優しく迎えてもらえて、本当に良かったねって言いたくなる。
ミコ:しかも周りの人たちまでそれぞれ優しいから、誰かの登場で急に嫌な空気にならない安心感があるよね。そのぶん小さな笑いや反応をのんびり楽しめたよ。
ユナ:安心感はあるけど、私は全員が同じ優しさじゃないところも好きだよ。てる様、まりか、リル様たちで接し方が違うから、美冶の反応にもそれぞれ味が出るし。
サキ:違う形でみんな美冶を大事にしてるのがいいんだよね! 次はどんな初めてを一緒に経験するのか、もう事件より幸せな日常をずっと見せてほしいって思った。
『いびってこない義母と義姉』9巻は、男子校との交流会から新学期準備、クリスマスやお正月まで、美冶の冬を囲む優しい日常がたっぷり詰まった一冊でした。
まりかの奮闘やてる様のさりげない助言、マミーとの初クリスマスなど、家族それぞれの愛情が違う形で伝わるところもおすすめポイント。
友人との居場所まで広がった美冶が、次巻では家族や仲間とどんな新しい思い出を増やしていくのか楽しみに待ちたいです。
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