『ギルティサークル』20巻は、青応大学の危険なサークルをめぐる騒動がさらに緊迫していくサスペンス編。
野外キャンプでは樹里が小谷に追い詰められ、別の場所では若手アイドル・十文字文香たちを狙う林一派が怪しい計画を進めます。
沢屋と林の衝突だけでなく、それを止めた別サークルの4年生や、計画を知って動こうとする人物たちの反応も見逃せません。
今回は、キャンプで感じた怖さ、林たちの計画への驚き、沢屋の立ち位置、そして何かを知っていそうな4年生への違和感まで、20巻を読み終えた直後の感想をネタバレ込みで語ります。
作品名:ギルティサークル(20)
作者:山本やみー、門馬司
出版社:講談社
発売日:2026年05月08日
ギルティサークル 20巻、キャンプの夜が想像以上に落ち着かなかった
ミコ:キャンプって本来もっと楽しい空気を想像するのに、樹里と小谷の場面は狭いテントなのもあって息苦しかった。逃げ場が少ない状況ってだけで、読んでいて妙に緊張したよ。
ユナ:あの息苦しさは分かる。私は小谷が迫ってくること以上に、周囲から切り離された場所なのが怖かったな。誰かがすぐ気づいてくれるとも限らない感じで、ページをめくる手が止まった。
サキ:周りを頼れない感じ、ほんと嫌だった。そこより私は樹里がどう抵抗するのかばかり気になって、他の場面に移っても頭から離れなかったよ。キャンプの楽しさなんて完全に消えた。
ミコ:樹里のことが残るよね。でも20巻って、そこだけに集中させず別の危険も同時に動くから落ち着けなかった。ひとつ片づくまで待ってくれない感じが、この巻では強かった気がする。
ユナ:危険が重なるせいで忙しいよね。私は逆に、その切り替わりのおかげで林たちの動きまで同じ夜の延長みたいに感じたな。何か起きそうな空気がずっと途切れなくて、嫌な予感が続いた。
サキ:嫌な予感が続くの、かなり疲れるよね。私は楽しいはずの学生イベントがここまで不穏になる落差が印象に残った。普通に笑ってる人まで、何か知らないか疑って見ちゃったもん。
ミコ:疑って見ちゃうの分かるなあ。そういえばサークル内の人間関係を知ってるほど、誰がどこまで事情を把握してるのか気になった。何気ない立ち位置まで怪しく見えてくるんだよね。
ユナ:立ち位置まで気になるよね。私は小谷だけ見ていればいい場面じゃないように感じて、周囲の動きにも目がいったな。誰か一人でも早く異変を察してほしいって思いながら読んでた。
サキ:早く気づいてって私も思った。樹里の場面は刺激より怖さの方が先に来て、読み終わってもテントの閉塞感が残ってる。あの夜をどう切り抜けるのか、かなり気になったよ。
ギルティサークル 20巻、十文字文香を狙う林一派の計画が怖すぎる
ミコ:樹里の件だけでも落ち着かないのに、林たちが十文字文香を狙って動いてるのを見たら一気に話が大きくなったよね。個人的な揉め事の範囲を越えてきた感じに驚いた。
ユナ:話が大きくなったのは驚いたね。ただ私は、計画そのものより林たちが本当に押し通せると思っていそうなところが怖かった。さすがに無茶じゃないかって、読みながら何度も思ったよ。
サキ:無茶に見えるよね。私は文香だけじゃなくアイドル側へ危険が広がっていく感じが嫌だったな。華やかな雰囲気で登場した人たちなのに、怪しい場所へ近づくほど心配になった。
ミコ:華やかさとの落差は大きかったね。そこから考えると、沢屋と林がぶつかったのも単なるケンカには見えなくなった。林がどこまで強引に進めるつもりなのか、読めなくなってきたよ。
ユナ:あの衝突は後から効いてくるよね。むしろ私は、近くにいた林側の人物まで同じ勢いで沢屋へ向かわなかったのが少し意外だった。全員が完全に同じ考えではないのかなって思った。
サキ:温度差があるならそこに期待したくなるな。私は誰かが途中で止めるんじゃないかと思って読んでたから、計画がじわじわ進んでいくたびに「まだ行くの?」って焦っちゃったよ。
ミコ:途中で止まりそうに見えて止まらないのが嫌なんだよね。でも計画を知る人物も出てきたから、林たちだけの思惑で最後まで進むとも思えない。そこは少し流れが変わりそう。
ユナ:流れが変わる余地はありそうだね。私は沢屋が全部察して駆けつける形を想像してたけど、そんな単純には動かなかったのが面白かった。情報を持つ人が増えて複雑になった感じ。
サキ:単純な救出展開じゃないのは気になるよね。文香たちが何も知らないまま巻き込まれていく空気が怖くて、私はそっちばかり見ちゃった。早く誰か計画を崩してって思ったよ。
ギルティサークル 20巻、沢屋と林を止めた4年生が妙に気になる
ミコ:沢屋と林がぶつかったところも激しかったけど、私は二人を止めに入った別サークルの4年生が妙に記憶に残った。急に出てきたのに、場を収める力があるように見えたんだよね。
ユナ:あの4年生は気になるよね。私はさらに、沢屋とレストランでコーヒーを飲みながら林たちの動きを話す場面で印象が変わったな。ただの仲裁役では終わらなそうに見えた。
サキ:コーヒー飲みながらっていう落ち着きが逆に怖かったよ。私は激しい場面の直後だったから、その静かな会話の方が不気味に感じた。何をどこまで知ってる人なのって思っちゃった。
ミコ:静かな方が不気味なの分かる。しかもサークル同士の事情にも通じていそうだから、沢屋より広い範囲を見てる感じがしたな。味方だと決めていいのかは、まだ迷うところだけど。
ユナ:味方認定は早そうだよね。でも、林たちの計画を沢屋へ伝える行動だけ見ると助けにはなってる。だからこそ善意だけなのか、別の目的まであるのかを考えたくなっちゃうんだよね。
サキ:別の目的があったら怖いなあ。私は登場した瞬間から余裕がある人って、それだけで疑ってしまうようになったよ。この作品、安心できそうな人ほど後から何か出そうなんだもん。
ミコ:疑い癖がつくのは仕方ないね。そういえば沢屋も、情報を受け取ったからには次にどう動くかが大事になりそう。勢いだけで林へ向かったら、また状況がこじれそうで心配だよ。
ユナ:勢い任せは不安だね。私は沢屋の危なっかしさって欠点だけど、目の前のことを放置できない部分ともつながってる気がする。今回はそこが良い方へ出るのか見ていたくなった。
サキ:放っておけないところは沢屋らしいよね。だから私は文香たちの危険を知った時、結局動くんじゃないかと思ってる。今度こそ考えてから動いてって、ちょっと祈りたい気分だけど。
ギルティサークル 20巻、新入生たちの感情まで計画に絡むのが厄介
ミコ:林たちだけ追えばいいと思ってたら、新歓の頃にいたショートの1年生まで絡んでくるのが意外だった。好意があるからこそ止めようとする流れって、単純な敵味方じゃないよね。
ユナ:好意が行動のきっかけになるのは分かる。でも私は、止めたい気持ちがあっても思い通りにならないところが印象に残ったな。気持ちだけじゃ危ない流れを変えられないんだって感じた。
サキ:止めようとして失敗するの、見ていてしんどかったよ。私は「ここで何とかなるかも」って一瞬期待したから、そのまま怪しい方向へ進んでいくのを見て余計に焦っちゃった。
ミコ:期待させてから進むのがきついよね。それもあるけど、20巻はそれぞれが別の理由で動いて、その行動が少しずつ同じ事件へ近づいていく感じが強かった。誰が先に交わるんだろう。
ユナ:交わるタイミングは気になるね。私は沢屋、林、例の4年生、それに1年生で持ってる情報が違うのが面白かった。誰かが全部知ってるわけじゃないから、判断もずれていきそう。
サキ:情報がずれてるの怖いよね。私は文香たちがそのズレの中心に入ってしまってるように見えて落ち着かなかった。本人たちが危険に気づく瞬間が来るのか、それも心配になったよ。
ミコ:本人たちが気づけるかは大きいね。もっと言えば、沢屋が助ける側になるとしても一人で全部解決する展開には見えないな。今巻で動いた人たちが、どこかでつながりそうな気がする。
ユナ:一人では難しそうなの同感。私は例の4年生が次に誰へ接触するかで立場が見えてきそうだと思った。沢屋へ話したこと自体が、何かを動かすためだった可能性もありそうだよね。
サキ:次の接触相手、確かに見たい。私はとにかく樹里も文香たちも無事でいてほしいし、林たちの計画が崩れる瞬間も見たい。20巻、読み終わっても不安が全然消えなかったよ。
『ギルティサークル』20巻は、キャンプで追い詰められる樹里と、十文字文香たちを狙って動く林一派という複数の危機が重なり、かなり緊張感の残る一冊でした。
特に印象的なのは、沢屋と林の衝突を止め、林たちの動きを沢屋へ伝えた別サークルの4年生。
味方なのか、それ以上の事情を抱えているのか分からない立ち位置も気になります。
次巻では林たちの計画がどう崩れるのか、沢屋や周囲の人物がそれぞれの情報をどうつなげるのかに期待したいです。

























