いじめや虐待など過酷な現実の中で追い詰められた少年の前に現れた、不思議な生き物「キューちゃん」。
味方が現れたことで救われる物語かと思いきや、その存在が新たな狂気を呼び込んでいく展開から目が離せませんでした。
この記事ではネタバレを含みながら、第1巻を読み終えた直後に感じた印象や心に残った場面を、3人が語り合うような雰囲気で紹介します。
作品名:みんな〇んじゃえ 1
原作:宮月 新
漫画:藤村 緋二
出版社:集英社
発売日:2026年5月19日
序盤から息苦しくなるほど過酷な環境だった
ミコ:最初からマサルの置かれている状況が本当に苦しくて、読んでいるだけで胸が重くなっちゃったよ。救いが見えない毎日だったね。
ユナ:学校でも家でも安心できる場所がほとんどないから、少しずつ追い詰められていく気持ちがすごく伝わってきたよ。
サキ:一つだけでも十分つらい出来事なのに、それが重なるから読んでいて息をつく暇もないくらいだったな。
ミコ:だからこそマサルの表情がどんどん変わっていくのも自然に感じられて、感情移入してしまったよ。
ユナ:ただ残酷な場面を並べるだけじゃなくて、本人の孤独まで丁寧に描いているところが印象的だったね。
サキ:読んでいると誰か助けてあげてほしいって何度も思うのに、なかなか状況が良くならないのが苦しかったよ。
ミコ:こういう積み重ねがあるから、このあと起きる出来事にも説得力が生まれている気がしたな。
ユナ:最初の数話だけでも作品全体の空気がしっかり伝わってきて、一気に引き込まれたよ。
サキ:明るい気持ちで読む作品ではないけど、続きが気になって止まらなくなる始まり方だったね。
キューちゃんは唯一の味方だからこそ怖かった
ミコ:キューちゃんが初めて現れた時は助けになってくれる存在だと思ったのに、その力が想像以上で驚いちゃったよ。
ユナ:怖い存在なのは分かるのに、マサルからすると初めて味方になってくれた相手なんだよね。その気持ちも分かってしまったよ。
サキ:だから簡単に離れられないんだろうなって思ったよ。優しさと恐ろしさが同時にある存在だったね。
ミコ:普通なら止めたくなる場面でも、マサルの気持ちを考えると単純に否定できなくなるのが苦しかったよ。
ユナ:キューちゃん自身が何を考えているのか分からないところも、不気味さを大きくしていた気がするね。
サキ:友達が欲しかった少年に現れた存在がキューちゃんだったという構図だけでも、かなり切ない物語だと思ったよ。
ミコ:頼れる相手がその存在しかいない状況だから、少しずつ依存していく流れにも納得できたな。
ユナ:恐怖だけじゃなくて寂しさまで感じるキャラクターだから、読後もずっと印象に残っているよ。
サキ:可愛い見た目とのギャップも大きくて、この作品を象徴する存在だと感じたね。
救いはあるのに間に合わないもどかしさが残った
ミコ:兄や周りの人の中にはちゃんとマサルを気にかけてくれる人もいるのが、逆につらかったんだよね。
ユナ:完全に孤立しているわけじゃないのに、本人がもう限界まで追い詰められている感じが伝わってきたよ。
サキ:あと少し早く誰かが手を差し伸べられていたらって、何度も考えてしまう展開だったな。
ミコ:だから助けようとしてくれる人たちを見ても安心できなくて、この先どうなるのか不安ばかり大きくなったよ。
ユナ:希望が少し見えるたびに嫌な予感も強くなるから、ページをめくる手が止まらなかったね。
サキ:誰もが悪人というわけじゃないからこそ、この物語は単純じゃないんだなって感じたよ。
ミコ:マサル自身も完全に悪いわけじゃないから、読んでいて気持ちの置き場が難しかったな。
ユナ:善意だけでは止められない流れになっているところが、この作品の怖さなんだと思うよ。
サキ:このままどう転んでも苦しい未来しか見えなくて、続きが気になって仕方なかったよ。
先の読めない展開に引き込まれる第1巻だった
ミコ:読み終わって最初に思ったのは、この先どこまで状況が悪くなるんだろうってことだったよ。
ユナ:一度動き始めた流れが簡単には止まりそうになくて、次巻を読まずにはいられない終わり方だったね。
サキ:残酷な描写は多いけど、それ以上に心理描写が丁寧だから続きが気になる作品だったよ。
ミコ:誰が助かるのかも分からないし、マサルがどんな選択をしていくのか本当に予想できなかったな。
ユナ:ダークな作品が好きな人なら、この緊張感はかなり引き込まれると思ったよ。
サキ:読後もキューちゃんの存在ばかり思い返してしまって、あの不気味さが頭から離れなかったよ。
ミコ:重たいテーマなのに先を知りたくなる力があって、一気に読み切ってしまったよ。
ユナ:続きで物語がどう転がっていくのか、本当に気になる第1巻だったね。
サキ:苦しくて怖いのに読む手が止まらない、不思議な魅力を持った作品だと感じたよ。
いじめや虐待といった重いテーマを描きながら、少年と謎の生き物の関係が物語を大きく動かしていく第1巻でした。
マサルを取り巻く残酷な現実だけでなく、助けようとする人々の存在があるからこそ、救われそうで救われない展開がより胸に刺さります。
ダークな心理サスペンスが好きな人なら、この先の展開を追いかけたくなる一冊でした。
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