原泰久『キングダム』第80巻では、紀元前229年の趙完全攻略戦がさらに激化します。
北部では、司馬尚軍と宜安・番吾からなる趙北部軍による王翦軍への挟撃を阻むため、玉鳳軍が立ちはだかります。
一方、中華十弓・青華雲を討ち取った飛信隊は、蒙恬の発案で楽華軍・羌瘣軍との三軍連合攻撃を開始。
しかし李牧の策によって戦況は大きく動き、飛信隊は巻末で大ピンチに直面します。
この記事では、広大な戦場を動かす李牧の戦略や三軍連合、追い詰められる飛信隊など、読後に強く残った場面を3人がネタバレありで語ります。
作品名:キングダム 80
作者:原泰久
出版社:集英社
発売日:2026年08月19日
王翦軍を挟撃させるな!北部まで連動する李牧の策が怖すぎる
ミコ:司馬尚軍と趙北部軍で王翦軍を挟撃しようとする李牧の策、戦っている場所が離れていても全部つながって見えて、私は戦場の広さそのものに圧倒されたよ。
ユナ:その広さは感じたけど、私は李牧が自分の目の前だけを見ていないところが怖かったな。複数の軍をどう動かすかまで含めて戦っている感じが強く残ったよ。
サキ:私は挟撃って分かった時点で王翦軍が心配になった!正面の敵だけでも大変そうなのに、別方向から軍が迫る状況を考えたら、それだけで息苦しかったよ。
ミコ:その危険な動きを阻止するために玉鳳軍が立ちはだかるのも熱いんだよね。大きな戦略の中で、一軍の働きが全体へ響く緊張感を私はかなり感じたな。
ユナ:でも私は、玉鳳軍がいるから安心というより、そこを止めなければ王翦軍への挟撃につながる配置の厳しさが気になった。どの戦場も軽く扱えないんだよね。
サキ:そこまで全部考えながら読むと頭が忙しいよ!私は玉鳳軍が立ちはだかる場面で、頼もしさより「ここを任されるの重すぎる!」って気持ちのほうが先に来たな。
ミコ:戦場が大きくなるほど、誰がどこにいるかだけじゃなく、その軍が動いた先まで考えたくなるよね。80巻は特に俯瞰して読み返したくなる場面が多かったよ。
ユナ:私は逆に、俯瞰できる側と目の前の戦いに集中する側の差が面白かった。李牧の策を見るほど、軍を率いる人間が持つ視野の違いまで意識しちゃったな。
サキ:その視野の差が怖さにつながってるよね。私は読み終わってから北部の動きをもう一度確認したくなって、戦況を頭の中で並べ直したくなっちゃったよ。
青華雲を討った飛信隊へ、三軍連合という次の一手が熱い!
ミコ:中華十弓の青華雲を討ち取った飛信隊が、その勢いだけで進むんじゃなく、蒙恬の発案で三軍連合攻撃へ移るところに私は一気に気持ちが上がったよ。
ユナ:私はそこ、飛信隊だけじゃなく楽華軍と羌瘣軍まで一緒に動くのが面白かったな。それぞれ別の軍なのに、連合することで戦場の見え方まで変わった気がした。
サキ:青華雲を討ったあとにまだこんな大きな戦いが来るの!?って私はなったよ。ひと息つく暇もなく次の動きへ入るから、読んでる側までずっと力が抜けなかった。
ミコ:その連続感が趙完全攻略戦の激しさなんだろうね。それに三軍連合を蒙恬が発案するのも印象的で、武力だけじゃない戦い方が前へ出てきたように感じたな。
ユナ:そこは私も好きだった。軍が増えれば単純に強くなるというより、どう組み合わせて動かすかが重要に見えて、蒙恬の役割にも自然と目が向いたんだよね。
サキ:私は羌瘣軍の名前まで並んだ瞬間が好き!飛信隊、楽華軍、羌瘣軍って聞くだけで豪華だし、この三軍が同時に動く場面にはやっぱり高揚したよ。
ミコ:分かる。ただ、その高揚感だけで最後まで走らせてくれないのが今回なんだよね。大きな攻撃を仕掛けても、戦場では相手の策が同時に動いているのが怖かった。
ユナ:むしろ私はそこが印象に残ったな。自分たちが攻めている時にも李牧側の戦略は進んでいて、一つの成功だけでは全体を読めない厳しさを感じたよ。
サキ:そう思うと青華雲を討った時の達成感まで遠く感じるよね。私は巻末まで読んでから三軍連合の始まりを見返すと、最初とは違う緊張を覚えちゃったな。
また李牧に読まれている?戦況が変わるたび軍師の怖さを思い知る
ミコ:80巻は李牧本人が武器を振るう怖さじゃなく、軍を動かして相手を追い込む怖さが強かったな。策が別の戦場まで連動していくたび、私はぞわっとしたよ。
ユナ:私は「李牧だけ全部分かっている」と単純には見なかったけど、先を見越して軍勢を動かす力はやっぱり印象的だった。戦況を読む範囲が広く感じるんだよね。
サキ:私は李牧の策が出るたびに「また何かあるの!?」って身構えちゃったよ!秦側が動いても安心できない空気が続くから、ページをめくる手まで妙に緊張したな。
ミコ:その警戒心をずっと持たされるのがすごいよね。北部の挟撃も飛信隊側の戦況も別々じゃなく、李牧の防衛網という大きなものの中にあるように感じたよ。
ユナ:でも、私は李牧のすごさだけを見るより、それに対して秦側がどう判断して動いているかも面白かったな。玉鳳軍や三軍連合にもそれぞれ役目があるからね。
サキ:そうなんだけど、私は飛信隊が大ピンチになるところまで読んだら李牧への怖さが勝ったよ。さっきまで攻めていた側なのに、この変化は気持ちが追いつかなかった!
ミコ:巻末のあの状況は強烈だったね。結果を想像するより、そこまで戦況が動いたこと自体が印象的で、どの判断から流れが変わったのか読み返したくなったよ。
ユナ:私はそこを読み直すなら、飛信隊だけじゃなく李牧側の軍勢の動きも追いたいな。大ピンチになるまでの双方の位置関係を整理すると、また違って見えそう。
サキ:それ聞いたら私も最初から配置を確認したくなった!一度目は信たちを追って必死だったけど、二度目は李牧側を見ながら読むと怖さが増しそうだよね。
飛信隊が大ピンチで巻末へ、この緊張感を抱えたまま本を閉じるの!?
ミコ:最後まで読んで一番残ったのは、やっぱり飛信隊が大ピンチに陥った巻末だな。戦場が大きく動いた末にあの状況を見せられて、私はしばらく本を閉じられなかった。
ユナ:そこは強烈だったね。ただ私は、飛信隊だけの危機として見るより、趙完全攻略戦全体の中で生じた状況として考えたくなった。北部でも軍が動いているしね。
サキ:私はそんな冷静に見られなかったよ!信たちをずっと追ってきたから、あの大ピンチで終わった瞬間は「ここで巻末!?」って本気で声が出そうになったもん。
ミコ:その感情になるよね。でも巻頭側の北部戦線まで思い返すと、本当にいくつもの軍が同時に動いた巻だったんだなって分かって、80巻の密度を改めて感じたよ。
ユナ:私は三軍連合攻撃の高揚と巻末の緊張の差が特に残ったな。戦場では優勢に見える瞬間があっても、それだけで全体を判断できない怖さがよく出ていたと思う。
サキ:そう言われると、私も青華雲を討ったところからの気分の振れ幅がすごかった!喜んだり熱くなったり焦ったりで、一冊なのに感情をかなり持っていかれたよ。
ミコ:しかも武将同士の激突だけじゃなく、軍師の判断や軍の配置そのものが面白さにつながっているんだよね。大軍同士の戦いならではの読み応えがあったな。
ユナ:そこが今回の好きなところかな。誰が強いかだけではなく、どこを見て何を察して軍を動かすかが戦況へ響くから、それぞれの視野まで比べたくなったよ。
サキ:私は難しい配置を全部理解できなくても、信たちが追い込まれる緊張には完全につかまれたよ。趙完全攻略戦をこの先どう描いていくのか、まだ目が離せないな。
『キングダム』80巻は、趙完全攻略戦の規模と、軍を動かす者たちの視野の重要性を強く感じる一冊でした。
王翦軍への挟撃を阻もうとする玉鳳軍、飛信隊・楽華軍・羌瘣軍による三軍連合、そして戦場を広く動かす李牧の策が大きな見どころ。
さらに巻末では飛信隊が大ピンチに陥り、緊張感を残します。
武将の激突だけでなく、大軍同士の戦略戦をじっくり味わいたい人にもおすすめで、趙完全攻略戦が今後どう描かれるのか期待が高まります。














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