『ハナヤマタ』『おちこぼれフルーツタルト』の浜弓場双先生が描く『魔女の花屋さん』第5巻が、2026年10月7日に発売予定です。「魔法で人を幸せにできる魔女になりたい」と田舎から出てきた少女アリー=エイベルと、「人は魔法に頼らなくても幸せになれる」と普通の花を売る魔女ヨシノ=ヨーク。花屋で出会った二人の物語が、第5巻で大きく動きます。
キャリッジ街を襲った嵐を、“守り手”としての掟を破って魔法で消し去ったヨシノ。しかし彼女はアリーに別れを告げ、そのまま姿を消してしまいます。やがてヨシノが天界で竜に囚われていることを知ったアリーは、師匠を取り戻すため、自ら天界へ直談判に向かいます。



街を救った代償――ヨシノがアリーの前から姿を消す
ヨシノが大切にしてきたのは、強大な魔法ですべてを解決することではありません。魔法に頼らず、花を通して人の心に寄り添い、小さな幸せを生み出していくこと。その考え方は、魔法で人を幸せにしたいと願っていたアリーにも大きな影響を与えてきました。
ところが第4巻では、キャリッジ街へ大きな嵐が迫ります。街に咲いた笑顔を守るため、ヨシノは“守り手”の掟を破って魔法を使用。人々を守るための選択だったにもかかわらず、その行為には代償が伴います。そして第5巻、ヨシノはアリーへ別れの言葉を残して姿を消してしまいます。
「ヨシノを助けたい」アリーが向かう先は天界!
ヨシノがいなくなった理由を知ったアリーは、彼女が天界で竜に囚われていることを突き止めます。そこで待つのではなく、自分から動くのがアリー。ヨシノを救うため、天界へ直接話をつけに行くという大胆な行動に出ます。
かつてヨシノの花屋へやってきたばかりのアリーは、「魔法で人を幸せにしたい」という夢を追う魔女見習いでした。しかし花屋でさまざまな人と出会い、ヨシノの考え方に触れる中で、誰かを幸せにする方法は魔法だけではないと知っていきます。そんなアリーが今度は、ヨシノのために自分自身で道を切り開こうとする――。これまでの成長が試される展開です。
なぜヨシノは「魔法に頼らない」のか?明かされる過去
そして第5巻でもう一つ重要なのが、ヨシノの過去が明かされることです。ヨシノは魔女でありながら、「人は魔法に頼らなくても幸せになれる」と考え、魔法ではなく普通の花を売るという独特の生き方を選んできました。
なぜ彼女はその考えに至ったのか。そして“守り手”としてどんな過去を経験してきたのか。ヨシノの過去が描かれることで、これまで何気なく語られてきた言葉や、アリーに花屋の仕事を教えてきた理由にも新しい意味が見えてきそうです。アリーがヨシノを救う物語と、ヨシノ自身を知る物語が重なる第5巻となります。
魔女の花屋さん 5
- 著者:浜弓場双
- 発売日:2026年10月7日
- レーベル:アフタヌーンKC
- 出版社:講談社
- ページ数:176ページ
- ISBN:9784065450741
『魔女の花屋さん』第5巻は、2026年10月7日発売予定で、現在予約受付中です。街を救ったことで姿を消したヨシノと、彼女を救うため天界へ向かうアリー。花屋で師匠に教えられる側だった少女が、今度はその師匠のために自ら行動を起こします。
さらに今回は、これまで謎の多かったヨシノの過去も明らかに。なぜ魔女であるヨシノは、魔法ではなく「花」で人を幸せにしようとしてきたのか。二人が再び一緒に花屋へ戻ることができるのかも含め、10月7日発売の第5巻でその続きを確かめたいところです。










