『きみとバラ色の日々』3巻は、まっすぐな性格ののばらと、人との距離を取ってきた瀬戸原が、互いをもっと知ろうと近づいていく初恋ストーリーです。
転んで足を怪我したのばらは、一人暮らしをする瀬戸原の家で手当てしてもらうことに。
二人きりの部屋でのばらが伝える「もっと仲良くなりたい」という気持ちから、二人の距離は静かに変わっていきます。
さらに校外学習で見せる瀬戸原の無防備な姿や、これまで明るく見えていたのばらの意外な過去、新しい人物の登場も気になるところ。
この記事では、読後に残った表情ややり取りを中心に、3巻の感想をネタバレ込みで語ります。
作品名:きみとバラ色の日々 3
作者:ひろ ちひろ
出版社:集英社
発売日:2026年3月24日
二人きりの部屋でそれを言うの、こっちまで緊張するよ
ミコ:怪我したのばらを瀬戸原が自宅へ連れていく流れだけでもドキドキしたのに、二人きりで「もっと仲良くなりたい」は直球すぎて、こっちまで緊張したよ。
ユナ:あの言葉は強かったよね。でも私は告白みたいな勢いより、自分のことを知ってほしいし相手も知りたいっていう、のばらの素直さのほうが印象に残ったな。
サキ:素直なのばら、本当に可愛いんだよ。好きだから近づきたいって気持ちを変に駆け引きへ持っていかないから、恥ずかしそうな表情まで全部応援したくなった。
ミコ:その素直さを瀬戸原がどう受け取るのかも気になったよね。人と関わらないようにしてきた彼だから、普通の「仲良くなろう」よりずっと重く響いた気がした。
ユナ:重く響いたのはありそう。ただ瀬戸原って言葉で全部返すタイプじゃないから、返事そのものより、その後の距離や表情を追いたくなるんだよね。
サキ:表情を見るの楽しいよね! 普段あんなに整ってて落ち着いてるのに、のばら相手だと少しずつ違う顔が増えるから、そのたびにニヤニヤしちゃう。
ミコ:違う顔が増えるって、心を許してきた証拠にも見えるよね。のばらだけが特別になっていく感じを、大げさな言葉じゃなく態度で拾えるのが好きだったな。
ユナ:特別扱いっぽく見える瞬間はあるね。でものばら側も瀬戸原に惹かれるだけじゃなく、自分を知ってほしいと思い始めてるから、関係が一方通行じゃなくなってきた。
サキ:そこが嬉しい! ただ見つめてドキドキしてた頃から一歩進んで、ちゃんと二人で近づいてる感じがするから、家での時間はずっと終わらないでって思っちゃった。
肩にもたれて眠る瀬戸原くん、それは反則じゃない?
ミコ:二人で近づいてるって感じたあとだから、校外学習で瀬戸原がのばらの肩にもたれて眠るところ、余計にびっくりした。あんな無防備な姿を見せるんだって。
ユナ:そこは私も驚いたな。格好いいとか王子様っぽいとかより、人前で距離を取っていた瀬戸原が安心して眠れてることのほうに、気持ちの変化を感じたよ。
サキ:私はもう理屈より「可愛すぎる!」だったよ。いつも余裕がありそうな瀬戸原が、のばらの肩で寝ちゃうなんて、そのギャップは耐えられないって。
ミコ:ギャップもすごいけど、のばらがその状況でどんな顔をしてるのかまで見たくなるよね。二人の場面って、台詞がなくても表情だけで会話してるみたいだった。
ユナ:言葉が少ない場面ほど伝わるものがあるよね。私は瀬戸原が意識して距離を縮めたというより、無意識にのばらへ心を許してるように見えたのがよかったな。
サキ:無意識だったらもっと好きかも! 本人より先に身体が安心しちゃってる感じでしょう。のばらがそれに気づいたら、そりゃ期待したくなるよって思った。
ミコ:期待するよね。でも二人とも一気に恋人っぽくならないから、こういう小さな出来事がすごく大きく感じるんだろうな。肩が触れるだけでも特別に見えたよ。
ユナ:ゆっくりなのが合ってると思う。瀬戸原にはまだ抱えてそうなものもあるし、のばらもただ明るいだけの子じゃないって分かってくるから、急がないほうが好きだな。
サキ:急がなくてもいいけど、こういう不意打ちはいっぱいほしい! 次に瀬戸原が無防備な顔を見せたら、のばらと一緒に私まで固まる自信があるよ。
のばらの過去を知った瞬間、今までの笑顔まで違って見えた
ミコ:ただ明るいだけじゃないって話なら、のばらの過去が見えてきたところはかなり驚いた。私もずっと愛情いっぱいに育った子なんだろうなって勝手に思ってたよ。
ユナ:私も印象が変わったな。それまでの素直さや明るさを知ってるからこそ、過去が分かったあとで「この子にも抱えてきたものがあったんだ」って考え直した。
サキ:あれは胸がぎゅっとなったよ。いつも一生懸命で、瀬戸原にもまっすぐ向き合ってるのばらを見てたから、あの笑顔の奥にそんなものがあったなんて思わなかった。
ミコ:その事実を瀬戸原も知ることになるのが大きいよね。「もっと仲良くなりたい」って、自分の楽しい部分だけじゃなく過去まで見せることなのかもって感じた。
ユナ:知るほど簡単じゃなくなるけど、それでも近づきたいと思えるかが恋なのかもしれないね。瀬戸原側にもまだ見えてない部分があるから、私はそこも重なって見えた。
サキ:お互い何か抱えてるなら、一人で全部どうにかしなくていい関係になってほしいな。のばらが瀬戸原を救うだけじゃなく、二人とも安心できたら嬉しい。
ミコ:どちらか一方が救う形じゃないほうが、この二人には似合いそうだね。自分のことを話して、相手のことも知って、そのたび少し距離が縮まる感じがいいな。
ユナ:距離が縮まるほど怖さも出てきそうだけどね。知られたくない部分まで見せることになるし、それでも離れないって分かるまでには時間が必要そうに感じる。
サキ:時間がかかっても見届けたいよ。過去を知ったあとでも瀬戸原がいつものようにのばらの隣にいてくれたら、それだけで私はたぶん泣いちゃうと思う。
新しい人物まで来たら、この初恋はもう静かに進まなそう
ミコ:二人だけでゆっくり進むのも好きだけど、新しい人物が増えると恋模様がまた変わりそうだよね。今までとは違う反応を二人から引き出してくれそうで気になる。
ユナ:私は新しい人物そのものより、その存在を通して瀬戸原がどう動くのか見たいかな。今まで感情を表へ出さなかったぶん、嫉妬みたいな顔が出たらかなり意外かも。
サキ:瀬戸原の嫉妬は見たい! いつもの涼しい顔がちょっと崩れるだけでも絶対いいし、のばらが意味に気づかず首をかしげてたら、それも可愛すぎるよ。
ミコ:のばらなら本当に気づかなそうなのが面白いよね。でも自分を知ってほしいって気持ちに気づいた今なら、前より瀬戸原の反応を意識するようになるかもしれない。
ユナ:そこは変化がありそう。恋だと自覚するほど相手の一言が大きくなるし、今まで自然にできていたことまで急に恥ずかしくなる二人も見てみたいんだよね。
サキ:急に目を合わせられなくなるとか最高じゃない? あんなに近づきたかったのに、いざ気持ちが通じそうになると照れちゃう、その初恋っぽさをもっと浴びたいよ。
ミコ:初恋らしさを残しつつ、過去まで知り始めたから関係には深さも出てきたよね。次は瀬戸原自身が何を抱えているのかも、少しずつ話してくれたら嬉しいな。
ユナ:私も瀬戸原側をもっと知りたい。のばらに心を許してるような行動が増えてるだけに、なぜ人と距離を置いていたのかが分かれば見え方も変わりそう。
サキ:理由は気になるけど、まず二人にはいっぱい笑っててほしいな。肩にもたれて眠れるくらい安心できる相手なら、その関係を焦らず大事に育ててほしいよ。
『きみとバラ色の日々』3巻は、のばらと瀬戸原が相手をもっと知りたいと思い始め、初恋が一段深くなったように感じる一冊でした。
二人きりの部屋での会話や、校外学習で瀬戸原が見せる無防備な姿は特に印象的です。
さらに、のばらの意外な過去によって彼女の笑顔まで違って見えてくるのもおすすめポイント。
次巻では新しい人物が二人の恋にどんな変化を与えるのか、そして瀬戸原自身が抱えるものにも近づいていくのか期待したいです。
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