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リアデイルの大地にて 7巻 感想・ネタバレ|ルカとの新生活、ケーナの「母親っぷり」が一気に加速する!

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『リアデイルの大地にて』7巻は、身寄りをなくした少女ルカを家族として迎えたケーナが、辺境の村へ戻って新しい暮らしを始める物語です。
今回はルカと村の子どもたちとの交流や家族との初対面に加え、統率された魔物が村の周辺へ現れる不穏な展開も見どころ。
穏やかな生活が始まりそうで始まらない中、ルカたちまで大人に内緒で村の外へ出てしまいます。
この記事では、ケーナとルカの少しずつ変わる距離感、思わず笑った家族のやり取り、魔物をめぐる事件で印象に残った場面など、7巻を読み終えた三人の感想をネタバレ込みで語ります。

作品名:リアデイルの大地にて 7
作者:月見だしお、Ceez、てんまそ、涼風涼
出版社:KADOKAWA
発売日:2024年12月26日頃

ケーナが「お母さん」してるだけで、なんだかニヤニヤする

ミコ:ルカを連れて村へ帰ってきたケーナ、冒険者として動いてるときとは悩み方が全然違ってて新鮮だった。娘との距離を測ってる感じが、妙に初々しく見えたよ。
ユナ:初々しいのは分かるけど、私はケーナよりルカのほうをずっと見ちゃったな。新しい家族や知らない場所に囲まれて、それでも少しずつ馴染もうとしてるのが健気だった。
サキ:ルカを見ちゃうの分かる。村の子どもたちと仲良くなっていくところなんて、ちゃんと自分の居場所が増えてる感じがして、読んでる私までほっとしちゃったよ。
ミコ:その安心感があるから、家を建てて暮らし始める流れも好きだったな。ケーナなら何でもできそうなのに、母親としては手探りなのがちょっと可愛く見えてくるんだよね。
ユナ:何でもできるのに子育てでは迷うって面白いよね。ただルカからすると、強すぎる母親が急にできたわけで、その距離に慣れていく時間も必要そうだなって感じた。
サキ:強すぎるお母さんって考えたら確かにすごいよね。しかもケーナ、ルカのことになると心配する気持ちがどんどん前へ出てきて、そこは思わず笑っちゃった。
ミコ:心配性になっていくの、これまでのケーナを知ってると余計に楽しいんだよね。本人は普通に守ってるつもりでも、周りから見たら十分すぎるほど親バカっぽい。
ユナ:親バカっぽさはあるけど、ルカがそれを受け止められるようになる過程も気になるな。家族になったから即座に母娘完成、って感じじゃないところが私は好きだった。
サキ:完成してないからいいんだよね。ぎこちなさが残ってるのに、前より少し近くなったって感じる瞬間があると、それだけで「よかったねルカ」って言いたくなる。

家族への挨拶なのに、スカルゴが出ると空気が全部そっちへ行く

ミコ:ルカの居場所って話なら、ケーナの家族と顔を合わせていくところも妙に楽しかった。普通なら緊張する場面なのに、この一家だと何が起きるか別の意味で落ち着かないよね。
ユナ:その落ち着かなさは分かる。私はルカが兄弟たちと初めて会うところで、家族の輪が急に広がった感じが印象に残ったな。ケーナの立場も改めて不思議に見えた。
サキ:家族の輪が広がるのは嬉しいんだけど、スカルゴを見ると別方向で気持ちを持っていかれるんだよ。大司教なのに、ケーナ絡みだと毎回ちょっと不憫に見えてくる。
ミコ:スカルゴは肩書きとの落差がずるいよね。ルカが加わったことでケーナ一家の関係もまた変わるし、これから彼がどんな立ち位置になるのかまで気になってきた。
ユナ:立ち位置で言えば、ルカにとってはケーナ以外にも頼れる相手が増えるのが大きそう。母親一人だけじゃなく家族全体とつながっていくほうが、私は安心して見られたな。
サキ:頼れる人が増えるの、すごく安心するよね。だから村の子たちとの交流も好きで、ルカが誰かと一緒にいる場面が出るたびに、前より表情が柔らかく見えた気がする。
ミコ:表情が変わっていくのを見てると、この巻はルカの生活が広がる話でもあるんだろうね。家族だけじゃなく友達までできて、ようやく日常が始まった感じがしたよ。
ユナ:日常が始まったと思わせておいて、魔物の気配が入ってくるのが嫌なんだよなあ。しかも妙に統率されてるから、いつもの野生の魔物とは違う感じがして引っかかった。
サキ:そこから急に不安になるんだよね。せっかくルカが村で笑えるようになってきたのに、その近くへ危険が寄ってくるから「今は平和にしてあげて」って思っちゃった。

統率された魔物より怖いのは、子どもたちが外へ出ちゃったこと

ミコ:平和にしてほしいところで魔物が出るの、ほんと容赦ないよね。ケーナがアジトを探しに向かうなら安心かと思ったけど、その間にルカたちが動くとは思わなかった。
ユナ:ケーナなら魔物側は何とかしそうって安心感があるんだよね。私はむしろ大人の目を盗んで村の外へ出るルカたちを見て、そっちはやめてって焦ってしまったよ。
サキ:私も子どもたちのほうが怖かった! 大人に内緒ってだけでも嫌な予感しかしないのに、外には魔物の影があるでしょう。ページをめくるほど落ち着かなくなった。
ミコ:その焦りがあるから、前半でルカが友達を作ってたことまで別の意味を持ってくるんだよね。一緒に遊べる相手ができた喜びと、子どもだけで動く怖さが同時に来る。
ユナ:友達ができたからこそ行動範囲も広がるっていうのは自然なんだよね。ただケーナがそれを知ったらどうなるんだろうって考えた瞬間、別の意味でも怖くなったけど。
サキ:ケーナの反応を想像するとちょっと笑えるのに、ルカが危険な目に遭うと笑えなくなるんだよ。あの人、娘のことになると加減を忘れそうでハラハラする。
ミコ:加減を忘れそうっていうのは分かるなあ。事件を通してルカとの距離が縮まるほど、ケーナの守りたい気持ちまで強くなっていく感じがして、母親らしさが増して見えた。
ユナ:距離が縮まるのは嬉しいけど、私は過保護になりすぎないか少し心配かも。ルカが友達と自分で動き始めたところだから、守ることとのバランスも難しくなりそう。
サキ:そのバランス、これから見たいな。私はとにかくルカがケーナを本当の家族として頼れるようになっていくところが好きで、事件のあとほど二人の空気が気になったよ。

ほっこりしてたはずなのに、黒エルフと麒麟まで気になってきた

ミコ:二人の空気を追ってたら、それだけじゃ終わらないのがリアデイルだよね。統率された魔物の理由も含めて、穏やかな村の周りで何か動いてる感じが残ったな。
ユナ:そこは私も引っかかった。特に黒エルフの存在は、ただ魔物を倒して一件落着って雰囲気じゃない気がして、ケーナが次に何と関わるのか考えたくなったよ。
サキ:黒エルフも気になるけど、麒麟まで出てきたときは「まだ増えるの?」ってなったよ。ルカとの家族話に浸ってたから、急に世界が広がった感じでびっくりした。
ミコ:世界が広がる感じはあるよね。村での子育て中心になるのかと思ったら、ちゃんと冒険側にも種が置かれていて、ケーナの日常が簡単には落ち着かなさそうだった。
ユナ:落ち着かないのはケーナらしいけど、今回は以前ほど本人が暴れ回る印象じゃなかったかな。そのぶんルカや周囲の人物を見る時間が増えて、私はそこが新鮮だった。
サキ:ケーナが全部持っていかないから、ルカの小さな変化が目に入りやすかったよね。友達や家族が増えていくたびに、ちゃんと暮らしができてるって嬉しくなった。
ミコ:暮らしができたからこそ、今度はそれを守る話にもなっていきそうだね。統率された魔物が現れた理由まで考えると、村の周辺がこのまま静かとは思えなかった。
ユナ:静かじゃなくなりそうだけど、私は戦いよりケーナの母親ぶりの変化を追いたいかな。事件を経て距離が縮まったなら、次はルカがどう返していくのか見てみたい。
サキ:私は両方ほしいな。ケーナが派手に動くところも見たいし、そのあと家へ帰ってルカに過保護なくらい構うところも見たい。この母娘、もっと一緒にいてほしいよ。

『リアデイルの大地にて』7巻は、ルカを家族に迎えたことで、ケーナの日常にこれまでとは違う温かさと心配事が加わった一冊でした。
ルカが村の子どもたちや新しい家族とつながっていく場面は、特に見守りたくなるポイントです。
一方で統率された魔物や黒エルフなど、不穏な要素が入り込んでくる展開も印象的。
次巻では事件を経たケーナとルカの母娘関係がどう変わるのか、村の周囲で起きている異変がどこへつながるのかにも期待したいです。

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